(プレイ日記)世界Ziの迷宮 バトルストーリー14
2007年2月5日 ゲーム*世界樹の迷宮妄想日記です。ネタバレを含みます。
ブログ検索でのネタバレ回避文字水増し。単なる改行だけだとカウントされないからね。
※ゾイドサーガ知らない人を置き去りにするのは仕様です。諦めてください。
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*前振り
派手なシンカーを倒したとき、沙耶が落とした石版。
流砂地獄をなんとか抜けて、ツスクルから鈴をもらった先に、その石版を使うようなポイントが。
しゃあないのでメガネとのフラグを進めるため執政院に戻ると、沙耶は地底人ではなくモリビトという種族らしい。
沙耶改めて見ると青6のミューティオに似てるかもね。目元の化粧が濃かったら完璧。
メガネと会話していると、また長…えーと、ウェルズ?ウェズル?覚えらんねーよ! とにかく偉そうな人に通される。
王子はちょっと嬉しそう。初めて会った時から、どこか父上に似てると思っている。
そうしたら、「モリビトを退治してほしい」とか言われる。
*委ねられているように見えて、選択の自由はない
『モリビト殲滅作戦』
このミッションに、【アーカディア】は全力で拒絶反応を示しました。
話を聞く限り、これは侵略行為。
国を滅ぼされ、その再興のために戦っている【アーカディア】が、このミッションに参加するはずありません。
というか、ギルド長のアトレー王子が首を縦に振るはずがない。
つまりこのミッションは「受けない」
これより先には「進まない」
世界樹の迷宮で幾度も繰り返された「してもいいし、しなくてもいい」。だったら「しない」というのもあっていいはず。
世界樹の迷宮 〜END〜
……これがTRPGだったら、ここからは執政院の裏を探るシティアドベンチャーになるところですが、さすがにそのあたりは「世界樹の迷宮」の限界です。
アトレー(斧)「まずは情報収集……『文献調査』『社会知識』『裏社会』のスキルを持ってるのは……」
ジャック(弓)「しまった……シティアドベンチャー用スキル一切取ってなかった……」
ブラッド(錬)「同じく」
ゼロ(殴医)「か、『格闘知識』なら」
レジーナ(医)「『現場検証』だったら」
アース(盾)「『現場検証』は事件現場にしか適応されないスキルだな」
アトレー(斧)「知力判定数高い後衛が全員平目?!」
レジーナ(医)「それでも3個振れると思えば……」
アース(盾)「GMが達成値4以上に設定してたらゾロ目成功以外ないだろ」
トリニティ(剣闇)「大丈夫っスよ!『枕事』と」
サンドラ(鞭闇)「『拷問』と」
コトナ(呪)「『痴に堕ちよ』のスキルは、高い」
アトレー(斧)「orz……」
ジャック(弓)「シティアドベンチャーとの相性最悪ですねこのギルド」
*森の人といえばナウシカ。
この手の問題は、ブラッドあたりがかならずツッコむと思うのです。
「相手が知的生命体だから侵略しないというのはおかしい。今までだって、本来の樹海住人であるモンスターを散々殺して奪ってきた」
って。
そりゃそうなんだけどさ、やっぱ知的生命は違うでしょ。どこが違うかって、腕力じゃなくて言葉で解決できるでしょ。知的なんだから。
樹海モンスターと違って、「話せばわかる」相手だったんじゃないか。
だから戦いたくない。
*それでも【アーカディア】でストーリーを進めたい
始めた時からずっと楽しんできたロールプレイ。こんなところで予想外の問題を抱えてしまいました。
ロールプレイに徹底するなら、このギルドはここで「よい最終回でした」なんですよ。
メインパーティだけ下げて別パーティが動くのも考えましたが、【アーカディア】が王国再興のギルドだから、それも無理。
ストーリーとしては、ここでエンディングなのが美しいところ。その後【アーカディア】のメンバーは、なんでも屋と伐採で軍資金をためました。
というお話だったのさ(AA略)
さすがにそういうわけには行かないので、ここからは「いかにして王子を先に進ませるのか、理由を考える」というプレイになります。
すごいね、世界樹。一旦ゲームを止めてこんなプレイをさせる時間があるなんて思わなかったよ。
*戦う以上の覚悟
決め手になったのはブラッドの発言でした。
アトレー王子が生き延びるために、かなりの兵士が犠牲になっていると思われる以上、王子は生きているだけで多くの死者の上に立っているわけです。
彼らは、アトレー・アーカディアという「個人」を護ったのはもちろんですが、「次期アーカディア国王」、ひいては自分の故郷のために死んでいったと見ることができるでしょう。
アーカディア王国の再興を、王子は自分の意思で選びました。実際は12歳の少年、本当にそんな重い選択を自分の意思で選んだか定かではありませんが、本人は自分の意思で選択したと思っています。
12歳にそれほの選択をさせる動機があるとしたら、「アーカディア王国のために(自分のために)沢山の人が犠牲になったから」というのは大きい要因でしょう。この点は、王子の精神的弱点でもあります。
そこでブラッド。
−国を再興するためには金が要る。金のためにはより深く樹海に潜らなければならない。
−そのための障害は、何であれ排除する。
−自分の国のために他人の命を犠牲にすることは避けられない。なぜなら、今立っている「そこ」(王子という生まれ)は、何千何万もの人命を使い潰した上で成り立っているところだから。
−そもそも、いつかは国を取り戻すために戦わなくてはならない。それが何年先になるかわからないが、戦力がつくころには、アーカディアがあった場所にはアーカディアではない国があり、アーカディア人ではない住人がいるだろう。
−新しい住人にとっては、アーカディアを取り戻す戦いも「侵略」ではないのか。
−その覚悟も無く、何を取り戻すつもりだったのか。
これだな。これはブラッドしか言えない。
死を誰よりも否定したのが王子本人なわけで、だったら死んだ者のために、殺してでも結果を出せと。
ブラッドがなんで【アーカディア】にいるのか、ずっと単なるツンデレ扱いだったのですが、ここではじめて輝いたなw
ブラッドのポジションは、どう考えても美味しい(笑)。
国を滅ぼした実行犯の一人で、親の代からアーカディアを憎んでいる(洗脳されていたというべきか)、アトレーと対を成す存在。
ゾイドサーガを見ていると、自分の執着が「親が自分を道具にするために刷り込んだ洗脳」ということがわかるぐらいには醒めていたようですが。
そんな従兄弟を何度もかばって、あっさり仲間として受け入れている王子。
そんな王子に「何故助けた」「おまえはバカか」と言いつつ、環境に適応しているブラッド。
たぶん王子がバカでFA。ブラッドも同程度バカでFA。
*迷いの森
B17Fにて沙耶と再会。モリビトと人類の協定について聞く。やっぱり戦いたくないな……。
一歩進むごとにパーティがすさんでいく感じ。
ブログ検索でのネタバレ回避文字水増し。単なる改行だけだとカウントされないからね。
※ゾイドサーガ知らない人を置き去りにするのは仕様です。諦めてください。
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*前振り
派手なシンカーを倒したとき、沙耶が落とした石版。
流砂地獄をなんとか抜けて、ツスクルから鈴をもらった先に、その石版を使うようなポイントが。
しゃあないのでメガネとのフラグを進めるため執政院に戻ると、沙耶は地底人ではなくモリビトという種族らしい。
沙耶改めて見ると青6のミューティオに似てるかもね。目元の化粧が濃かったら完璧。
メガネと会話していると、また長…えーと、ウェルズ?ウェズル?覚えらんねーよ! とにかく偉そうな人に通される。
王子はちょっと嬉しそう。初めて会った時から、どこか父上に似てると思っている。
そうしたら、「モリビトを退治してほしい」とか言われる。
*委ねられているように見えて、選択の自由はない
『モリビト殲滅作戦』
このミッションに、【アーカディア】は全力で拒絶反応を示しました。
話を聞く限り、これは侵略行為。
国を滅ぼされ、その再興のために戦っている【アーカディア】が、このミッションに参加するはずありません。
というか、ギルド長のアトレー王子が首を縦に振るはずがない。
つまりこのミッションは「受けない」
これより先には「進まない」
世界樹の迷宮で幾度も繰り返された「してもいいし、しなくてもいい」。だったら「しない」というのもあっていいはず。
世界樹の迷宮 〜END〜
……これがTRPGだったら、ここからは執政院の裏を探るシティアドベンチャーになるところですが、さすがにそのあたりは「世界樹の迷宮」の限界です。
アトレー(斧)「まずは情報収集……『文献調査』『社会知識』『裏社会』のスキルを持ってるのは……」
ジャック(弓)「しまった……シティアドベンチャー用スキル一切取ってなかった……」
ブラッド(錬)「同じく」
ゼロ(殴医)「か、『格闘知識』なら」
レジーナ(医)「『現場検証』だったら」
アース(盾)「『現場検証』は事件現場にしか適応されないスキルだな」
アトレー(斧)「知力判定数高い後衛が全員平目?!」
レジーナ(医)「それでも3個振れると思えば……」
アース(盾)「GMが達成値4以上に設定してたらゾロ目成功以外ないだろ」
トリニティ(剣闇)「大丈夫っスよ!『枕事』と」
サンドラ(鞭闇)「『拷問』と」
コトナ(呪)「『痴に堕ちよ』のスキルは、高い」
アトレー(斧)「orz……」
ジャック(弓)「シティアドベンチャーとの相性最悪ですねこのギルド」
*森の人といえばナウシカ。
この手の問題は、ブラッドあたりがかならずツッコむと思うのです。
「相手が知的生命体だから侵略しないというのはおかしい。今までだって、本来の樹海住人であるモンスターを散々殺して奪ってきた」
って。
そりゃそうなんだけどさ、やっぱ知的生命は違うでしょ。どこが違うかって、腕力じゃなくて言葉で解決できるでしょ。知的なんだから。
樹海モンスターと違って、「話せばわかる」相手だったんじゃないか。
だから戦いたくない。
*それでも【アーカディア】でストーリーを進めたい
始めた時からずっと楽しんできたロールプレイ。こんなところで予想外の問題を抱えてしまいました。
ロールプレイに徹底するなら、このギルドはここで「よい最終回でした」なんですよ。
メインパーティだけ下げて別パーティが動くのも考えましたが、【アーカディア】が王国再興のギルドだから、それも無理。
ストーリーとしては、ここでエンディングなのが美しいところ。その後【アーカディア】のメンバーは、なんでも屋と伐採で軍資金をためました。
というお話だったのさ(AA略)
さすがにそういうわけには行かないので、ここからは「いかにして王子を先に進ませるのか、理由を考える」というプレイになります。
すごいね、世界樹。一旦ゲームを止めてこんなプレイをさせる時間があるなんて思わなかったよ。
*戦う以上の覚悟
決め手になったのはブラッドの発言でした。
アトレー王子が生き延びるために、かなりの兵士が犠牲になっていると思われる以上、王子は生きているだけで多くの死者の上に立っているわけです。
彼らは、アトレー・アーカディアという「個人」を護ったのはもちろんですが、「次期アーカディア国王」、ひいては自分の故郷のために死んでいったと見ることができるでしょう。
アーカディア王国の再興を、王子は自分の意思で選びました。実際は12歳の少年、本当にそんな重い選択を自分の意思で選んだか定かではありませんが、本人は自分の意思で選択したと思っています。
12歳にそれほの選択をさせる動機があるとしたら、「アーカディア王国のために(自分のために)沢山の人が犠牲になったから」というのは大きい要因でしょう。この点は、王子の精神的弱点でもあります。
そこでブラッド。
−国を再興するためには金が要る。金のためにはより深く樹海に潜らなければならない。
−そのための障害は、何であれ排除する。
−自分の国のために他人の命を犠牲にすることは避けられない。なぜなら、今立っている「そこ」(王子という生まれ)は、何千何万もの人命を使い潰した上で成り立っているところだから。
−そもそも、いつかは国を取り戻すために戦わなくてはならない。それが何年先になるかわからないが、戦力がつくころには、アーカディアがあった場所にはアーカディアではない国があり、アーカディア人ではない住人がいるだろう。
−新しい住人にとっては、アーカディアを取り戻す戦いも「侵略」ではないのか。
−その覚悟も無く、何を取り戻すつもりだったのか。
これだな。これはブラッドしか言えない。
死を誰よりも否定したのが王子本人なわけで、だったら死んだ者のために、殺してでも結果を出せと。
ブラッドがなんで【アーカディア】にいるのか、ずっと単なるツンデレ扱いだったのですが、ここではじめて輝いたなw
ブラッドのポジションは、どう考えても美味しい(笑)。
国を滅ぼした実行犯の一人で、親の代からアーカディアを憎んでいる(洗脳されていたというべきか)、アトレーと対を成す存在。
ゾイドサーガを見ていると、自分の執着が「親が自分を道具にするために刷り込んだ洗脳」ということがわかるぐらいには醒めていたようですが。
そんな従兄弟を何度もかばって、あっさり仲間として受け入れている王子。
そんな王子に「何故助けた」「おまえはバカか」と言いつつ、環境に適応しているブラッド。
たぶん王子がバカでFA。ブラッドも同程度バカでFA。
*迷いの森
B17Fにて沙耶と再会。モリビトと人類の協定について聞く。やっぱり戦いたくないな……。
一歩進むごとにパーティがすさんでいく感じ。
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