（プレイ日記）世界Ziの迷宮　バトルストーリー20

じゃあ悪いが　おまえらの命をくれ
ここがおまえらの命の捨て場所だ
持ち場を墓穴と思えよ

隊長ー　あのねー
ここは　フツーは　アレですよ
逃げたい奴は逃げろ！！とか
部下は脱出させて自分だけ残るとかそーいうのですよ

何をいってやがる
おまえら小銭目当てに好き好んで戦争屋になった親不孝共じゃねぇか

さてと　死のうぜ犬ども
ファックファックっていいながら死のうぜ
腹に銃弾くらってよ、のたうち回って

へへへ
そりゃそうだ
ちげえねぇ
まったくもってちげぇねえや

（平野耕太　ヘルシング）

　
　

世界樹の迷宮とゾイドサーガのクロスオーバー「世界Ziの迷宮　バトルストーリー」も20回に入りました。

　　
いよいよ最後の戦いになります。
　

*メメント・モリ　　死を　忘れるな
　

全滅ってのは、その後「本当に死んだ」ってことなんだよね。
　

誰か生き残ってる時ってのは、「HP0＝戦闘不能状態」であって、死亡ではいない。だから治療で復帰できる。

でも、全員戦闘不能になったら、その後本当に殺されるわけで。

魔法の無い世界なんだから、本当に死んだら生き返らない。
　

全滅＝ロスト

そんな緊張感でプレイしてみるとよくわかる。
　

世界樹は全滅して覚えるゲームだから、死がすごく軽い。死にやすくて生き返りやすい。
　
でも、人生の残機はないんだぜ。

だから【アーカディア】は、とても死を恐れながら進んできた。

死んだらおしまいだから、大切に生きる。殺すことに悩む。

　
花では殺されなかったけれど、いよいよボスです。

　
あれだけ死ぬ死ぬ言われた世界樹の迷宮で、全滅0回。ここまで来た。
　

もし、これで全滅したらキャラクターを手動ロストします。
　
　
　

　　

*死が怖いならば大丈夫、まだ生きている

エレベーターが動かせるようになったから、B25Fに居るわけだけれど。

ああ、さすがに怖いな。死ぬのは怖い。

これは生き返りシステムのないTRPGで自キャラが死にそうなときの恐ろしさ。

　

今まで、全滅＝ロストなんて縛りなしで、素でびびりプレイだったんだけど　

根底では、全滅＝ロストを感じながらプレイしていたんだと思う。

　

「世界樹の迷宮」の上で「ゾイドサーガDS」をエミュレートするロールプレイで遊んでいたけれど、全滅したら「本来ここで死ぬはずではない人が死ぬ。歴史が変わる」って感じながら、ずっとそれを恐れていた気がする。

【アーカディア】は、「世界樹の迷宮」という『過去編』が終わった後、「ゾイドサーガ」という『本編』があって、でも『過去編』で死んじゃった人は『本編』出られませんよ、みたいな。

だから、レベル上がりすぎでぬるい難易度になっても、退屈になるとか一切無かった。

　
みんな温くなるとダメとか緊張感ないとか言うけどさ、アレだよ、親戚の子供預かってさ、ちょっと近所に散歩連れて行くときでも車とか、すげえ怖いだろ。見慣れた、知り尽くした、安全なはずの場所でも、大切なもの預かってたら、すごい怖いだろ。失敗できない一回きりって、すごく怖いだろ。

全滅したらロストと考えれば、スリルが消えない。死なせちゃいけないんだよ。ヌルくなったって、緊張が減るなんて無いんだよ。
　
金に飽かせて強い武器を揃えるのも、俺TUEEEE！をやりたいからじゃない。
　
　
　
一度きりの生だから。それでいて、世界樹の迷宮に入るという愚を犯したから。
　
　
　
最初に犯してしまった最大の失敗は、既に取り返しが付かない。

マンチだろうがチキンだろうが、上等だ。生きることは死ぬことの何倍もいい。

彼らにとって、この先に待つ膨大な人生の前では、世界樹の迷宮は通過点に過ぎないのだから。ここで死ぬわけにはいかないのだから。

この戦いが終わったら。エンディングを見たら。

世界樹の迷宮における【アーカディア】の物語も終わりにしよう。

第6階層以降に潜るのは別の冒険者に託して、エトリアを去ろう。

　

*編成

全滅したらおしまいなので、突入前に死なないパーティ構成を考えるんだけれど、

王子と獣士隊、それにブラッド。ロールプレイとしてこれ以外ありえないと思った。

この5人で行かなければ、たとえエンディングになっても、その先に続いていけない気がする。

　

*いざ進め平穏の地を求め

作戦
斧　→　ヘルズとパワクラ連打。初回はヘッド狙ってもいいけどブースト前提
盾　→　陣形を切らさない。4ターンごとかけなおし。前半スマイトは狙わずバックガード。実はバックガードは全体攻撃のとき、前衛のダメも軽減。陣形、パリング、バックガート、バックガード、陣形、バックガード、パリングの繰り返しで
弓　→　サジが最大のダメージ元。サジ、トリック、ダブル、サジ。以降サジの打てないときは状況に合わせてアザースかアイテム投げ係
医　→　4ターン上書き医術と全体回復に徹底。異常はリフれ。生命線
錬　→　TP空になるまで撃ってろ。ボスが術耐性とか使ったら諦めろ
　

即死攻撃をしてきたら　→　対抗アイテムはあっても全員装備の余裕が無いので運
先手を取られたら　→　運
攻撃力強化などを使ってきたら　→　バードもカスメもいないので無視
呪いとか　→　自ダメで死ぬ気で戦え

　
アイテム
糸　　　　　　　1　まずは基本
鈴　　　　　　　1　鳴らしまくれ
テリアカα　　　2　メディ封じ対策
テリアカβ　　　2　メディ異常対策
アクセラIII　 　6　王子がブーストしまくるため
アムリタII　　10　ドーピング上等
ソーマ　　　　　2　ひろいもの
ソーマプライム　2　ひろいもの
ネクタルII　　　3　ひろいもの
メディカV　　　5　一人一個。他のは売った
ハマオ　　　　10　もう大盤振る舞いだよ

合計アイテム41。殺す気満々。

　
*　現　実

もしかして「ぼろぼろのメモ」をいくつか読み飛ばしたか？いよいよ真相が語られる。

レン＆ツスクルに関して一切フォローが無いのを薄々感じつつ、後のない戦いが開幕する―――――

　
世界樹の王「さあかかってこい」
アース「あっ！」
アトレー「どうしたの？！」
アース「スキルポイント振り分け忘れた……」
アトレー「もー、しっかりしてよ。すいません、一回帰りますね」

　
リセット。（実話）
　

　
ダメ人間過ぎて泣いた。

つづく！