アトラスの決算資料からPPMをあらためて考えてみたぞ
「やっぱり カドゥケウスは すごいな」

「世界樹より自社優位性高くて花形に一部かかりつつ金のなる木とか」

 

*プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント

http://www.kogures.com/hitoshi/webtext/kj4-ppm/

問題児
導入期から成長期にある製品は,成長のために大きな投資を必要とします。それによってシェアを拡大でき成長も高ければ花形製品になりますが,シェア確保ができないうちに成長が低下すると負け犬になってしまいます。
新製品の開発への研究投資,成長予測や自社能力を考慮した製品選択をした重点投資が必要です。

「問題児は悪い言葉じゃないんだよ」

「儲かる市場なんだけど投資が足りていないから、もっと投資するか撤退するか、決断が求められているよって所なんだ」

 

 
花形製品
自社のシェアが高く成長率が高いので代表的製品です。それによる収入も多いのですが,成長が急速なのでそれへの投資も大きく,利益にはあまり貢献していません。成熟期になるまでシェアを維持して金のなる木にすることが必要です。
 たとえばインターネットでのポータルサイトやサイバーモールは非常に華やかですが,あまりにもアクセスの伸びが急速なので,それに対処するための設備投資が大きく,赤字続きのところが多いのです。しかし,それを渋ったら,すぐに2番手・3番手になります。しかも,このような世界ではトップのひとり勝ちの世界ですから,すぐに消えてしまいます。どこまで投資による赤字に持ちこたえられるかが勝負になります。

「問題児が”確実に金をつぎ込む対象”に進化すると、この花形製品になるんだ」

「ペルソナは一番の目玉商品なんだけど、開発費も宣伝費も一番つぎ込むから利益低いんだな」

「ペルソナはまだ右にある、つまりアトラスの自社優位性が高いけど、世界樹は中よりだね」

「まあ元々wizだからね。wizが直接のライバルだね」

「メデイア展開や宣伝に力を入れることでライバルと格差をつけて、金のなる木に育てていくんだね」
 
 

 
金のなる木
成熟期になると投資は低くなりますので,大きな利益が得られます。しかしいつかは衰退しますので,利益がある間に問題児や花形製品に投資することが必要です。

「おめでとうキョウジさん。あと先生。ついでに岡村さん」

「先生本当に海外で一番売れてるDSタイトルなんだな……」

「ライドウさんが宣伝をしなかったって言ってたよね。つまり宣伝しなくても儲かっちゃうタイトルなんだねデビサマ」

「しかし安心してると衰退するぞ」

「その点成長性と宣伝費かけなくても売れる要素を兼ね備えてるカドケはマジアトラス次世代ハードの柱」

「しかし虹テンではスレ画に出てる時ですら名前が?だという」

「だって先生いじめられてるのが一番輝いてるし」 
 
 

 
負け犬
シェアが低いと競争に負けてしまいます。利益も得られません。早急に撤退することが重要です。現実には,負け犬になったのにもかかわらず,撤退のタイミングを遅らせたために,その損失が企業全体に影響して倒産になることが多いのです。特に経営者がはじめた事業では,負け犬だとわかっていても撤退を進言する者もいないし,経営者は金のなる木にしようと拡大政策を図るので,損失が急速に増大するのです。

「撤退することが決まった問題児なんかはここに入るのだな」

「あと、人気がないのにダラダラ続けてるナンバリングタイトルね」

「し、真シリーズは違うよ?!違うよ?!」

「プレスターンバトルのゲームはこのまま消えるのは惜しいよね」

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