注記
これはふたば★虹板@Wiki企画が閲覧できないことにより、手元にログがないとき(出先から携帯で書いている時など)用にログを保存するものであり、オリジナルテキストはすべて項目を書いた「」によるものです。


虹テン(にじてん)

発生時期
2006年3月?(『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』が発表、話題になりだした時期)

主な生息地
img


解説
「虹テン」とは、imgで主に深夜に繰り広げられる「虹裏的メガテン世界」の通称。「メガテン」とはアトラスより発売されているRPGシリーズ『女神転生』*1の略称であり、虹テンとはつまり虹裏的な解釈によって広がった本来のメガテンとはかなり違う世界観を指す。

元は『真・女神転生3』の主人公(以下「人修羅」)が『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』発売後、その人気に嫉妬し始めたのが始まりと言われており、ここから人修羅、ライドウに虹裏設定の付加がなされ始める。
その後、『P3 ペルソナ3』発売に伴ってライドウと人修羅がP3主人公(以下「P3」)に絡むという展開が起き、これが現在の虹テンを形作る「三馬鹿スレ」となる。
三馬鹿スレはimg「」達のスクリプトリレーによりどんどん話が膨らんでいき、『デジタルデビルサーガ・アバタールチューナー』の主人公・サーフを加え「三馬鹿+1」(『四馬鹿』とも)*2を形成。その後次々とメガテンシリーズのキャラクターがクロスオーバーを果たし、いつの間にか「虹テン」という呼称が使われる頃にはほぼメガテンキャラオールスターとも言える世界が生み出されていた。
現在でもキャラは増え続け、ついにはアトラス製の他ゲームまで巻き込みつつあり、そのキャラ数は膨大である。しかもそのほぼすべてのキャラが虹裏設定によるキャラ付けをされており、これらのキャラたちが織り成す無数のストーリーは予想も付かない展開を見せ、虹テンスレの内容はまさにカオスと言っても過言では無い。

本項ではその虹テン登場人物を一括して紹介する。



葛葉ライドウ(くずのはらいどう)
『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』より登場。ゲーム中では寡黙ゆえキャラ性はほぼ無いに等しかったが、プレイした「」がモーショボー、アリスと言ったロリ悪魔を連れる事が多いせいかライドウもそれに連動するかのようにロリコン化。さらには人修羅のエロゲーをプレイした事でエロゲーマニアと言う属性まで付き、生粋の変態と成り下がる。しかし巨大戦艦を刀一つで叩き斬るという離れ業をやってのけるなど戦闘能力は驚異的。ちなみに石馬戒厳という恋人がいる。本人は“管”と呼ばれる筒状の道具で悪魔を封印使役するが、その筒を収めるプロテクター状のベストがブラジャーに似ていた為、一時「白ブラ」と言われ落ち込んだライドウは引き篭もりになっていた時期があった。ちなみに悪魔絵師の寵愛を一身に受けているらしく最近発売した小説において、マザコン属性が追加されるなどその成長から目を離せないキャラクターでもある。
「Wiki一つ守れずして、何が14代目葛葉ライドウか!」

人修羅(ひとしゅら)
『真・女神転生3 ノクターン』に登場。本来デフォルトネームは存在しないが、ゲーム中「人修羅」と呼称される事があるため虹テンにおいては名前として人修羅と呼ばれる。前述したとおり、彼が『ライドウ対超力兵団』発売時の人気に嫉妬し、ライドウにケンカを吹っかけたのがすべての始まりであり、虹テンのきっかけを作った張本人とも言える。さらにはメガテンシリーズでは大抵の場合主人公には主人公に付き添う人間のヒロインが存在するのだが、人修羅にはそれが居ないため「致命的に(人間との)恋愛フラグが発生しない悪魔」として扱われ、結果他人の恋愛がらみのイベントにひたすら嫉妬しまくるキャラとなる。この二つの嫉妬によって「嫉妬修羅」と呼ばれることもある。しかし実際にフラグが立ってみるとそのフラグに気付けない鈍感でもあるため、最近では本人の言動とは裏腹に意外とフラグが多くなりつつある。ちなみに戦闘能力はライドウと同じく凄まじいものとされるため、怒ると手がつけられない。
「ギギギギギギギギ…フラグが発生しないとかデタラメ書いてるんじゃねーよ!」

P3(ぴーすりー)
『P3 ペルソナ3』に登場。人修羅同様本来デフォルトネームが存在しないため、ゲーム名をそのまま名前として扱う(愛称として「ぴーくん」等がある)。初期の性格はゲーム中に良く見られる「どうでもいい」と言う選択肢が表すようなクールな高校生(常識人故にツッコミ役でもあったが)だったが徐々に4馬鹿としての友情に目覚め始め、いつの間にか半ばその友情に依存気味の寂しがり屋へと変貌する。またゲーム中において女性キャラを口説き落としまくるというジゴロっぷりを発揮、今では逆に女性に振り回されることもしばしば。しかし最近ではその浮気性が祟ってか、女の子にないがしろにされることも増えた。4馬鹿のまとめ役でもあり、彼が居ないと他の3人はバランスが崩れ暴走しがちである。ちなみに彼が友情と家族愛のスパイラルへ墜ちた時の台詞は「俺、いつからどうでもいいって言えなくなっちまったんだよぉ」と中々の名台詞であった。
「Wikiかぁ…どうでもいい」

サーフ(さーふ)
『デジタルデビルサーガ・アバタールチューナー』に登場。ヴァルナという悪魔に変身する事が可能な特殊体質。4馬鹿の中では最後に入ったキャラクターのため、三馬鹿「+1」と呼ばれる事もある。初期はPS2メガテンキャラながらもあまりのキャラの薄さ+ゲームそのものの知名度が災いして出番が皆無に等しかったのだが、ある日ゲーム中で敵を見境無く喰らうという設定から「超大喰らいキャラ」としてブレイク。普通の食べ物は勿論、明らかに食べ物でも無いものまでおいしそうに平らげてしまうキャラとなる。また、その食への純粋さからか精神年齢が幼めの和み系の性格として描かれる事が多い。
「他キャラのページとかも美味しいね(モグモグ)」

ザ・ヒーロー(ざ・ひーろー)
『真・女神転生』に登場。デフォルトネームは存在しないが説明書には「ザ・ヒーロー」と表記されているためこう呼ばれる。ゲーム中での性格の描写が皆無に等しいため長らくキャラ付けがされていなかったが、ニュートラルルートを選んだ際、神、悪魔、そして友人を全て殺さなければならないと言う非情なストーリーのため、虹テンにおいてもニュートラルな人間以外には外道極まりないという性格で描かれる。またゲームにおけるバグ技も全て使いこなしているため、弾丸を足に挟み完全無敵*3、神経弾*4でどんな相手も黙らせる虹テンにおいても一、二を争う実力者。しかし最近、弟子の天田には異常なほど甘いという一面を見せる事が多い。
「わざわざこんな項目を作るなんてヒマ人もいいとこだね(笑)」

石馬 戒厳(いしま かいげん)
ニトロプラス作品『刃鳴散らす』にて登場。その後ファンディスクである『サバト鍋』にて主役格を獲得する事になったキャラクター。その見た目と反し、高齢且つ極めて冷酷な不死身の武人である。原典においては西洋文化を撲滅すべくクーデターを画策、独裁政権を握った。政権瓦解時に死亡したとされるが、不死となって復活を果たし、その後東京を核で焼き尽くし、全都民を不死化させ最強永遠の国家樹立を図った。彼女自体は『女神転生』シリーズにはなんら関係を持たないが、実はこの巨大なカオス・クロスオーバーの原点であり、葛葉ライドウと最初期から行動を共にしていた。元を辿れば、「服装が似ている」というコラから始まった関係であったが、彼女がライドウの高潔な人間性を見抜き、その後『ライドウ白ブラ事件』、『メカクダン襲来』と言った障害を乗り越え、順調に関係を発展させ今はパートナーとしての立場を確立している。二人の出会いは敵同士として殺し合いの場であったらしい。ちなみに「戒厳」は号で、本名は「雪緒」である。
「ライドウと共に在ることが出来るなら臣はWikiであろうとどこまでも…」

天田 乾(あまだ けん)
『P3 ペルソナ3』の登場キャラクターの一人。作中や虹テン初期ではいまいち目立たない少年だったが、ヒーローに彼が弟子入りするスクリプトが始まってからは虹テンの中心人物の一人となった。本来まったく接点のないヒーローとの関係以外にも、『デビルチルドレン』の主人公・刹那と親友同士だったり、『真if』の女主人公・if女と恋人関係(しかも、結婚を約束するほど親密)になっていたりと、おそらくもっとも虹裏設定が豊富なキャラの一人である。ちなみに彼の精神年齢は明らかに小学生とは思えない。
「ヒーローさんがご迷惑おかけしてすいません」

中島 朱実(なかじま あけみ)・白鷺 弓子(しらさぎ ゆみこ)
『デジタルデビルストーリー 女神転生』及び同名の小説の主人公、ヒロイン。初代メガテンの主人公、つまり全てのメガテンの始祖であり、彼らが居なければその後の作品は生まれなかった。その功績ゆえに「大先輩」と呼ばれる。小説内での「50億の人間より、僕は君一人を選ぶ!」等のセリフから虹テン屈指の鋼鉄の絆で結ばれたカップルであり、常に行動を共にして二人だけの世界を築き上げている。また、暗黙の了解のように虹テン最強と扱われてるため、ヒーローですら彼らには関わらないようにしている。
「はははWikiでも僕と君は一緒だね弓子」「うふふどこでだってずっと一緒よ中島君」

ダンテ(だんて)
『デビルメイクライ』シリーズの主人公にして、『真女神転生Ⅲマニアクス』にてメーカーを越え人修羅と共闘した半人半魔のデビルハンター。父は魔界軍を単騎で滅ぼす程強かった。ゲームの宣伝文句がスタイリッシュアクションだった事もあり、通称はスタイリッシュ。1作目ではクールガイ振りを発揮していたものの、過去編に当たる3作目において途轍もなくハイテンションな言動・人格を露呈。挙句、『真3』においての人修羅との追跡劇や、人修羅でもダメージを負うビルの60階から何なく飛び降りる等、規格外な動きを見せる。それらが拡大解釈され、虹テンにおいてのダンテは、「空気の読めないエセ日本文化好きの外人」になっており、ともすれば場所をかき乱して去っていくジョーカー的な立場となった。またゲームの設定そのままに人修羅の頭痛の種でもある。要約すれば、ともかく空気が読めない。P3の桐条美鶴とは色々あって親友的な立場となっている。なおnovの「議長スレ」*5にも登場しており、こちらでは1作目をベースにした「各勢力の間を気ままに渡り歩く自由人」という渋いキャラとなっている。
「yeah!デビルメイクライ、2007年スプリングにアニメ化だぜ!スプリングだけに飛び跳ねそうだな!それにPS3のDMC4も買ってくれよ!」

甲斐 刹那(かい せつな)
『真・女神転生デビルチルドレン』に登場。大魔王ルシファーと人間の女性との間に生まれた「デビルチルドレン」である。彼においてはボンボンにかつて連載されたマンガ版デビチルの影響が色濃く、熱血かつハードボイルドな小学生として描かれる。また同じ小学生の天田と仲がよく、「ケンちゃん・セッちゃん」と呼び合うほどの親友。しかし、先述したとおり悪魔と人間のハーフのため、悪魔嫌いのヒーローからは嫌われている。要未来をこれでもかというぐらい熱愛しており、行方不明である彼女を探すこととなると目の色が変わりその小学生(というか人間)とは思えない力を暴走させまくる。
「wikiにも未来は居なかったか…ちっくしょおおーーーー!!!」

if男(いふおとこ)
『真・女神転生if』に登場。デフォルトネームが存在しないためif男と呼ばれる。真シリーズのれっきとした主人公ではあるが、やはり長らくキャラ付けがされていなかった。が、他のキャラのようにあるきっかけでキャラ付けがされるのとは違い、自ら人気と存在感を出そうとして「キングフロスト装備一式」を付けて必死に目立ちたがるキャラになってしまった。しかもそれが高じて、人気や出番よりもキングフロスト装備が大事という本末転倒な性格に変化。さらに目立とうとすれば目立とうとするほどなぜか空回りしてしまい、そのたびに存在感が薄くなり、今ではまるで透明人間と言えるほどにヒーロー以外の他のキャラに認識されないという哀れな存在となる。
「何でwikiにはKフロストの項目が無いんだよ!Kフロストと俺に敬意を払え!」

if女(いふおんな)
『真・女神転生if』に登場。ifにおいては主人公を男性、女性と選ぶことが可能。つまりif男の女バージョンである。初期選択肢で「パンツははいていない」という選択肢が選べることや最強に近い防具セットがほぼ全裸であったりという事実からやたらエロス方面に突出した性格として描かれ、さらにはショタ属性を開放し天田少年の大人の会談を半ば強引に上らせる。が、その繰り返しが愛になったのかは分からないがいつの間にか殆ど恋人同士となり、ついには天田少年から本気のプロポーズを受けてしまいその上まんざらでもないというとんでもない展開を迎え、天田少年の嫁候補としてキャラを確立する。しかしスキあらば天田少年と性的行為に及ぼうとするため「ポルノ女」と呼ばれることもしばしば。
「wiki内でえっちしちゃうなんて革命的かも、ね?天田君♪」

桐条 美鶴(きりじょう みつる)
『P3 ペルソナ3』に登場。大富豪の娘であり、誇り高い精神を持つがやや世間知らずなところが多い。ゲーム中で既にP3に落とされたあとらしく、P3にゾッコン。が、半ばほっとかれ気味のためやきもきすることが多い。また、自分の会社の事業が大概虹テンキャラたちにことごとく潰されてしまう、人修羅に惚れられてしまいストーカー的な被害を受ける、ダンテにルシアという女性と勘違いされて付きまとわれるなど不幸がちな少女。しかし最近ではダンテとの長い付き合いからかもともと似てるのか空気の読めなさと英語交じりの日本語が悪化、さらにはダンテの兄・バージルまでを自ペルソナとし強キャラ化が進んでいる。ちなみに彼女のバイクはヒーロー唯一の弱点。
「wikiに項目…これほどまでに我々が愛されてるとは!ブリリアント!」

朝倉 タヱ(あさくら たえ)
『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』に登場。大正時代には珍しいやり手の女性新聞記者であり、女性の権利向上を胸に日々取材活動に明け暮れている。ペンネームは「葵鳥」(きちょう)。性格は「おっちょこちょいで前向きな頑張り屋さん」と、『女神転生』『ペルソナ』『デビルサマナー』シリーズを通してみても極めて希少な”普通の女性”でもある。その為か、濃いキャラクターばかりの虹テンにおいては一切ヒロイン扱いをされていない上、「年増」「ババア」(虹裏的でない意味で)と蔑まれる事すらある。だが、最近では『真女神転生Ⅰ』の「よしお」「わるお」と共にまったりと普通人としてのキャラを立てつつあるようだ。公式では小説版においておばあちゃんっ子であることが判明した。尚、鳴海が1000円しかくれないのに対し、彼女は5000円もの資金をぽんとライドウに渡してくれる点から見ても、結構太っ腹である。
「ライドウ君、ここwikiにおいてはどう見たって私がヒロインよね?」

よしお・わるお(よしお・わるお)
『真・女神転生』に登場。同作品内においてロウヒーロー、カオスヒーローという肩書きが付いているが長いためかよしお、わるおと呼ばれる。どちらも主人公であるヒーローと対立し、作中でヒーローによって殺されることとなる(ただし、ニュートラルルートでなかった場合はこの限りではない)。しかし虹テン世界で復活した後は「対立すると大抵死ぬ」という教訓を得てひたすら普通の生活を送ろうとするキャラに変化。大抵何かしらあるたびに騒動を起こす他キャラと違い、超一般的な行動を取り続ける。最近では前項目の朝倉タヱと普通トリオを結成し、毎日ファミレスでダベるというなんとも若者らしい普通っぽさを発揮している。その他キャラと一線を画した普通っぷりは見ていて不安になるほど。しかし、まがりなりにもヒーローなので本気を出した時はヒーローとほぼ同等の力を発揮する。
「wikiに僕らの項目が出来てますよ」「そりゃすげえな。へへ、俺らも有名になったな」
関連項目


カテゴリ:ゲームキャラ

関連リンク


ふたば倉庫(版権ネタ項目の女神シリーズに画像・ログ保管)

memo
訂正、追加情報等。

とりあえずキャラ別に作るのもなんか違う気がしたのでひとつの項目として作って見た
文章に自信は無いのでどんどん変更とかキャラ追加してくれ


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*1 敵悪魔を交渉によって仲魔にし使役したり合体させる事が出来る、プレイヤーが選んだ思想によるマルチエンディングシステム、金子一馬氏による独特のキャラクターデザイン等、特徴的な要素を持つシリーズで、このシリーズを好む人を「メガテニスト」と言う。
*2 同じimgの定番スクリプトである「良妻にゃおにゃお・深夜の部」で用いられる『五馬鹿』(「」(良妻スクリプト)、神崎黎人、楯祐一、玖我なつき、風花真白)との混同に注意されたい。
*3 PS版『真・女神転生』には武器や防具を適正位置以外にも装備できるというバグが存在する。このバグを使用して「魔力の弾」というアイテムを足に装備すると、あらゆる敵の攻撃を無効化し、まったくダメージを受けなくなる。ただしこちらの攻撃を敵に反射された場合と、エナジードレイン系の攻撃は防ぐことはできない。
*4 『真・女神転生』に登場するアイテムのひとつ。銃に装填して使用する弾丸アイテムのひとつだが、SFC版では設定ミスでどんな防御手段をもってしてもダメージを防げない[相性:-]を持つバランス崩壊アイテムとなっている。ちなみに同じ[相性:-]を持つ弾丸として「魔力の弾」「閃光弾」「ハッピーショット」などがあるが、恐ろしいことにこれら3つは設定ミスではなく仕様である。
*5 ギルバート・デュランダルの項参照。

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