DVD アイ・ヴィー・シー 2001/10/25 ¥3,675 1930年度アカデミー賞作品・監督賞受賞。第一次世界大戦にドイツ軍兵として従軍したエリッヒ・マリア・レマルクの戦争文学を原作に、ルイス・マイルストン監督が映画化した戦争映画の名作中の名作。第一次世界大戦下のドイツで、教師に愛国精神をとうとうと説かれ、胸を熱くしながら出征を志願し、厳しい訓練の下、戦線に赴いたポール(ルー・エアーズ)。しかし、戦場の実態は想像を絶する苛酷なものであった…。
映画史上初といってよいほどの反戦色を明確に打ち出した作品で、タイトルにもあるラストの言葉が皮肉を通り越して、純粋な若者たちの青春を国家が無残に踏み潰していく哀しさと空しさを痛感させる。当時軍国主義が始まっていた日本では、同年初公開の際は検閲で大幅にカットされての短縮版上映。オリジナル全長版が日本で初めて陽の目を見たのは1965年のことである。(的田也寸志)
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
第一次世界大戦に従軍したエリッヒ・マリア・レマルクのベストセラー小説の映画化で、アメリカ映画史に残る名作。第一次大戦下のドイツで祖国のために戦場に赴いた少年兵が、戦争はかっこいいものでもなく想像を絶する恐怖の世界であることを知る。
自分が持っている値段の高いほうのレビューにしました。
安いのもあります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000QWX6S/diarynote-22/ref=nosim
もっと高い完全版ってのもあるんですがそっちは持ってません。
原作はレマルクの小説。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102125019/ref=sr_aps_b_6/249-9752309-7708309
淡々とした描写で、残酷に進んでいく時間と心を空っぽにしていく若者の現実を、ジャーナリスト上がりだというレマルクが描いた名作。
映画は小説と違って、内容を詰め込みすぎているのが難点です。
でも、ミュツレルじゃなくてミュラーになってたり、地雷で吹っ飛ばされたり、鉄条網だったり、塹壕を這い回ったり、フランス人を殺したり、チャアデンとカット(カチンスキィ)が原作イメージまんまだったり、ネズミをシャベルで叩っコロしたり、ヒミーをボコしたり、カントレック先生がシブかったり、ラストのパウル君死ぬシーンが悲しかったり、カット撃たれたたところでみんなして叫んだり、クロップの足がなかったり、呪いの長靴だったり、パウル君が童貞だったり、色々と見所はありましたヨ。
まあ、当時1年だった女子高校生の視点では
「クロップ萌え」
「チャアデンのあごが外れたのをゲンコで戻すクロップのシーンはギャグだよね」
「ミュツレル君は絶対メガネキャラ」
とか、そんな話ばっかりしていましたが。まあ、「パウルは総受けだよね!」とか言い出さなかったあたり、まだ分別のあるオタク女子高校生でしたよ。
因みに、五十三軍曹が同人デビューした最初の作品がこの『西部戦線異状なし』でした。やってたんですよ!コレで!
当時から外にこの小説(及び映画)で活動している人は誰もいませんでした。っていうかきっと今でもオンリーワンです。あるのかよファンアート……
映画史上初といってよいほどの反戦色を明確に打ち出した作品で、タイトルにもあるラストの言葉が皮肉を通り越して、純粋な若者たちの青春を国家が無残に踏み潰していく哀しさと空しさを痛感させる。当時軍国主義が始まっていた日本では、同年初公開の際は検閲で大幅にカットされての短縮版上映。オリジナル全長版が日本で初めて陽の目を見たのは1965年のことである。(的田也寸志)
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
第一次世界大戦に従軍したエリッヒ・マリア・レマルクのベストセラー小説の映画化で、アメリカ映画史に残る名作。第一次大戦下のドイツで祖国のために戦場に赴いた少年兵が、戦争はかっこいいものでもなく想像を絶する恐怖の世界であることを知る。
自分が持っている値段の高いほうのレビューにしました。
安いのもあります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000QWX6S/diarynote-22/ref=nosim
もっと高い完全版ってのもあるんですがそっちは持ってません。
原作はレマルクの小説。
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淡々とした描写で、残酷に進んでいく時間と心を空っぽにしていく若者の現実を、ジャーナリスト上がりだというレマルクが描いた名作。
映画は小説と違って、内容を詰め込みすぎているのが難点です。
でも、ミュツレルじゃなくてミュラーになってたり、地雷で吹っ飛ばされたり、鉄条網だったり、塹壕を這い回ったり、フランス人を殺したり、チャアデンとカット(カチンスキィ)が原作イメージまんまだったり、ネズミをシャベルで叩っコロしたり、ヒミーをボコしたり、カントレック先生がシブかったり、ラストのパウル君死ぬシーンが悲しかったり、カット撃たれたたところでみんなして叫んだり、クロップの足がなかったり、呪いの長靴だったり、パウル君が童貞だったり、色々と見所はありましたヨ。
まあ、当時1年だった女子高校生の視点では
「クロップ萌え」
「チャアデンのあごが外れたのをゲンコで戻すクロップのシーンはギャグだよね」
「ミュツレル君は絶対メガネキャラ」
とか、そんな話ばっかりしていましたが。まあ、「パウルは総受けだよね!」とか言い出さなかったあたり、まだ分別のあるオタク女子高校生でしたよ。
因みに、五十三軍曹が同人デビューした最初の作品がこの『西部戦線異状なし』でした。やってたんですよ!コレで!
当時から外にこの小説(及び映画)で活動している人は誰もいませんでした。っていうかきっと今でもオンリーワンです。あるのかよファンアート……
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