バグじゃなさそうだけどデビサバのスキル消滅現象について
2009年2月26日 ゲームwikiに載ってなさそうなのでメモ。
御霊を使って強化やスキルの上書きをするとき場合によっては後から書き換えたスキルがデフォルトのものに上書きされて消えてしまうことがあります。
この場合のスキルと言うのはコマンドスキルのほうです。自動発現スキル(パッシブスキル)では起りません。
例を挙げると、アマテラスの場合
デフォルトのスキルは
サマリカーム
常世の祈り
(空白)
このように、上二つが埋まっています。
これを、マグネタイトのスキル書き換えで
吸魔
常世の祈り
サマリカーム
のような並び順に変更していた場合、そこに御霊を使うと
サマリカーム
常世の祈り
(空白)
と、吸魔が消滅してデフォルトに戻ってしまいます。
なお、マグネタイトのスキル書き換え時に
サマリカーム
常世の祈り
吸魔
の並び順にしておくと、この消滅現象は起りません。
スキル消滅現象は
1、デフォルトスキルが来るべき位置に別のスキルが入っている
2、御霊もしくは合体対象がデフォルトスキルと同じものを持っている
この2点を満たしていると起ってしまうようです。
まあ、消えてしまったとしても簡単に書きなおせるので、問題なかったりするんですが……
*狼と香辛料10
読み終わりました……でも感想やレビューを書くのは難しい。
感想の書きやすいものというのは、「aであるからb、cであるからd」と書けるものです。狼と香辛料は、「aはbであるがcのようでもあり、dよりもf寄りである」みたいなファジーさがあり、感想が文章にできません。
最近始めたレビューを見て思うのは、取り上げる事象が狭いなということです。
ラーメンのレビューに例えるなら、飾りで乗っている海苔については項を裂くけど、多くの人が知りたいであろうスープや麺、そして全体的な「このラーメンは美味しいか」についてはあまり書いていないような……
狼と香辛料の感想がかけないのも、狼と香辛料の印象が「全体として美味しいラーメン」であって、「とりわけ海苔に輝きがあるラーメン」ではないので感想が書けない感じです。
しかし、自分の嗜好が何を基準にしているかと言うと、「ラーメンに海苔が入っているか」でまず評価している部分がかなり大きいんですよね。海苔の入っていないラーメンはそもそも食べないのです。
結果、ラーメンのレビューを書いても「ラーメンに入っている海苔についてのレビュー」になる。
自分の書くレビューは、そういう傾向にあるような気がします。
属性主義というか、アニメで言えば「ヒロインが釘宮かどうかが重要」という例に近いかもしれません。
ラーメンの海苔に相当するものは、「AIに関わるもの」だろうなと思います。そのセンサーに引っかかるものは書ける(文章が思いつく)けれど、そうでないものは「面白かった」だけで終わってしまう。それぐらい違いがあるんじゃないかと。
ただし「AIに関わるもの」はコンピュータよりも相当広いです。ゲーム理論もこの網に引っかかるし、心理学も含まれるし、言語学、認知学、遺伝学、近代哲学や量子力学も入ってくる。これらはAIと一緒に紐付けされているものです。AIを探ろうとすると、いつのまにか後ろについてくるものというか。
面白さと属性は不可分なもので、「ヒロインが釘宮だからこのアニメが好きだ」というのも、作品の評価として何も間違っていないわけです。なにか違うとすれば、どれだけの人数に共感してもらえるかでしょう。なるべくマジョリティ向けにしていくつもりなら、海苔や釘宮以外についても書け、ということですよね……
御霊を使って強化やスキルの上書きをするとき場合によっては後から書き換えたスキルがデフォルトのものに上書きされて消えてしまうことがあります。
この場合のスキルと言うのはコマンドスキルのほうです。自動発現スキル(パッシブスキル)では起りません。
例を挙げると、アマテラスの場合
デフォルトのスキルは
サマリカーム
常世の祈り
(空白)
このように、上二つが埋まっています。
これを、マグネタイトのスキル書き換えで
吸魔
常世の祈り
サマリカーム
のような並び順に変更していた場合、そこに御霊を使うと
サマリカーム
常世の祈り
(空白)
と、吸魔が消滅してデフォルトに戻ってしまいます。
なお、マグネタイトのスキル書き換え時に
サマリカーム
常世の祈り
吸魔
の並び順にしておくと、この消滅現象は起りません。
スキル消滅現象は
1、デフォルトスキルが来るべき位置に別のスキルが入っている
2、御霊もしくは合体対象がデフォルトスキルと同じものを持っている
この2点を満たしていると起ってしまうようです。
まあ、消えてしまったとしても簡単に書きなおせるので、問題なかったりするんですが……
*狼と香辛料10
読み終わりました……でも感想やレビューを書くのは難しい。
感想の書きやすいものというのは、「aであるからb、cであるからd」と書けるものです。狼と香辛料は、「aはbであるがcのようでもあり、dよりもf寄りである」みたいなファジーさがあり、感想が文章にできません。
最近始めたレビューを見て思うのは、取り上げる事象が狭いなということです。
ラーメンのレビューに例えるなら、飾りで乗っている海苔については項を裂くけど、多くの人が知りたいであろうスープや麺、そして全体的な「このラーメンは美味しいか」についてはあまり書いていないような……
狼と香辛料の感想がかけないのも、狼と香辛料の印象が「全体として美味しいラーメン」であって、「とりわけ海苔に輝きがあるラーメン」ではないので感想が書けない感じです。
しかし、自分の嗜好が何を基準にしているかと言うと、「ラーメンに海苔が入っているか」でまず評価している部分がかなり大きいんですよね。海苔の入っていないラーメンはそもそも食べないのです。
結果、ラーメンのレビューを書いても「ラーメンに入っている海苔についてのレビュー」になる。
自分の書くレビューは、そういう傾向にあるような気がします。
属性主義というか、アニメで言えば「ヒロインが釘宮かどうかが重要」という例に近いかもしれません。
ラーメンの海苔に相当するものは、「AIに関わるもの」だろうなと思います。そのセンサーに引っかかるものは書ける(文章が思いつく)けれど、そうでないものは「面白かった」だけで終わってしまう。それぐらい違いがあるんじゃないかと。
ただし「AIに関わるもの」はコンピュータよりも相当広いです。ゲーム理論もこの網に引っかかるし、心理学も含まれるし、言語学、認知学、遺伝学、近代哲学や量子力学も入ってくる。これらはAIと一緒に紐付けされているものです。AIを探ろうとすると、いつのまにか後ろについてくるものというか。
面白さと属性は不可分なもので、「ヒロインが釘宮だからこのアニメが好きだ」というのも、作品の評価として何も間違っていないわけです。なにか違うとすれば、どれだけの人数に共感してもらえるかでしょう。なるべくマジョリティ向けにしていくつもりなら、海苔や釘宮以外についても書け、ということですよね……
キョウジさんのナンパ力が上がった
2009年2月25日 ゲームすげえ、久しぶりにデビサマプレイしたら善キョウジさんがモテモテになってる。
気のせいかと思ったんですが、明らかに前にプレイしたときよりも仲魔勧誘成功率が上がってました。たぶんキョウジさんのレベルが高いからだと思います(レベル差10ぐらい)
あれだけナンパしにくかったフロストとランタンが1回話しかけただけで落ちて吹いた。すげーキョウジさんのナンパ力すげー。
今シキオウジさん(どう見てもシキガミさん)を燃やして教授の話を聞いたあたりです。この時点でレベル27は敵レベルと比べると高いと思う。はよレベル60にならないかなー。サンダルフォンと旅をさせろ。
一方その頃。「会話が単純になってつまらない」と言われるマニクロでは、人修羅が相変わらずギンザの噴水でマラソンをしていた(レベル40)。
今育ててる子はセンリです。まだやってたのかよと言われそうですがまだやってます。
別に育てて有利になるとかそんなことはまったく無くて、育つのを見るのが楽しすぎるだけです。
そろそろ真ⅢがRPGであることを忘れてきました。気分としてはたまごっちに近い。
いいかげんマガタマで覚えるスキルがなくなったので、レベルアップ直前になるとマロガレにつけかえています。
別にもう氷川とかどうでもいいよ!勇には悪いけど先生も助けに行くほどじゃないって!ご飯ならピクシー母さんが作ってくれるし、貯金が尽きそうになったらピクシー母さんと宝探しに行けばいいし、コトワリもメノラーもわすれて平和に生きたい。うちの人修羅マジ草食性小動物。しかしそんなささやかな幸せも許されないのが死にたい悪魔にお薦めの危険な場所、ボルテクス界。
デビサバのYASPONエンドみたく、安易な方向に流れる感じで超序盤のヨヨギ公園でピクシーに「いっしょにヨヨギで暮らさない?」と誘われてYESを選ぶと閣下に「失望した!野望のかけらもない小物っぷりに失望した!」とか言われてBADエンドになるルートとかあっても良かったんじゃないか。草原デ妖精サンヲ追イカケテ暮ラシタイ。
*こんな人修羅は野生の主人公だ
・カイチの群れと共にボルテクス界を放浪
・じっとしていると刺青が保護色になって敵に見つけられにくい
・崖に穴を掘って住んでいる
・裸足だ
・持ちきれなくなったアイテムは埋めて隠す
・マッカが流通してない僻地に生息しているので魔石じゃないと交換に応じない
・選択肢がケモノ口調
・アバチュにゲスト出演したついでにハントスキル覚えて帰ってきた
気のせいかと思ったんですが、明らかに前にプレイしたときよりも仲魔勧誘成功率が上がってました。たぶんキョウジさんのレベルが高いからだと思います(レベル差10ぐらい)
あれだけナンパしにくかったフロストとランタンが1回話しかけただけで落ちて吹いた。すげーキョウジさんのナンパ力すげー。
今シキオウジさん(どう見てもシキガミさん)を燃やして教授の話を聞いたあたりです。この時点でレベル27は敵レベルと比べると高いと思う。はよレベル60にならないかなー。サンダルフォンと旅をさせろ。
一方その頃。「会話が単純になってつまらない」と言われるマニクロでは、人修羅が相変わらずギンザの噴水でマラソンをしていた(レベル40)。
今育ててる子はセンリです。まだやってたのかよと言われそうですがまだやってます。
別に育てて有利になるとかそんなことはまったく無くて、育つのを見るのが楽しすぎるだけです。
そろそろ真ⅢがRPGであることを忘れてきました。気分としてはたまごっちに近い。
いいかげんマガタマで覚えるスキルがなくなったので、レベルアップ直前になるとマロガレにつけかえています。
別にもう氷川とかどうでもいいよ!勇には悪いけど先生も助けに行くほどじゃないって!ご飯ならピクシー母さんが作ってくれるし、貯金が尽きそうになったらピクシー母さんと宝探しに行けばいいし、コトワリもメノラーもわすれて平和に生きたい。うちの人修羅マジ草食性小動物。しかしそんなささやかな幸せも許されないのが死にたい悪魔にお薦めの危険な場所、ボルテクス界。
デビサバのYASPONエンドみたく、安易な方向に流れる感じで超序盤のヨヨギ公園でピクシーに「いっしょにヨヨギで暮らさない?」と誘われてYESを選ぶと閣下に「失望した!野望のかけらもない小物っぷりに失望した!」とか言われてBADエンドになるルートとかあっても良かったんじゃないか。草原デ妖精サンヲ追イカケテ暮ラシタイ。
*こんな人修羅は野生の主人公だ
・カイチの群れと共にボルテクス界を放浪
・じっとしていると刺青が保護色になって敵に見つけられにくい
・崖に穴を掘って住んでいる
・裸足だ
・持ちきれなくなったアイテムは埋めて隠す
・マッカが流通してない僻地に生息しているので魔石じゃないと交換に応じない
・選択肢がケモノ口調
・アバチュにゲスト出演したついでにハントスキル覚えて帰ってきた
時間商人 不老不死、二度売ります (ガガガ文庫)
2009年2月25日 読書
*スーパーレビュー練習なんちゃらリンク
時間商人 不老不死、二度売りますの感想です。
オチがよく、オチを読んでからもう一度読み返すと見えなかった部分が分かり、改めて本全体が面白かったと言える作品でした。
前半の不安定さや、設定に突っ込みどころを探させる部分が、オチでストンとはまる、カタルシスのある作品だと思います。
トキタのセリフが良いんですよ。生きる意味に対する返答とか。
ところでここは作者のblogでしょうか
http://kanata-no-sunadokei.blog.so-net.ne.jp/
あらすじ(公式サイトより)
「オサヤマの味方です」トキタは不敵に笑う
不老不死を必要とする者の前に、時間商人の助手は白猫を連れて現れる。世界的な経営者の長山豪介、献身的な新薬開発者の佐原修、姿をみせない公園の何者か。それぞれの理由から死を遅らせたいと願う彼らに提示される、時間商人トキタの契約。寿命か金銭を支払えば、トキタは特別な10年間を提供する。それは老いず、怪我や病気が進行せず、絶対に死なない「期間限定の不老不死」。トキタの店に足を踏み入れた人々は、数奇な運命に導かれていく――。
短編連作形式なので登場人物は多めです。ここではメインだけ紹介します。
トキタ
時間商人。常にスーツで全身白尽くめ。柔和で軽い話し方と表情を見せないサングラスが相まって、トリックスター的な印象を漂わせる。
カナタ
時間商人の助手。不老不死サイドから読者視点の代理人となってくれる存在。連作短編形式で各章ごとに主人公がいる本作で、全体の大テーマでの主人公。
*動機の見えない不気味さ
時間商人の商売は、不老不死を売ることです。
不老不死と言っても制限つきで、販売単位は10年間。つまり、10年だけ歳を取らず、死にもしない体になると言うことです。
いかなる要素によっても生体ホメオスタシスが変動せず、ネルギー代謝が完全に「自己完結」する。そういう体になるようです。
不老不死系の話で自分が一番「どう処理するのか」注目するのは、死なない肉体になることで意識がどのように変容するかということです。
何度目だと言われそうですがBRAIN VALLEY(何度目だ)では、記憶(ひいては意識、心)はレセプター間の化学物質のやりとりだということが、前半のスーパー蘊蓄タイムの半分ぐらいを裂いて語られます。
意識とは、脳内の物質の移動で出来ているわけです。この移動には当然エネルギーを消費します。エネルギーの過不足が物質の移動に影響を与えるとも言えます。エネルギーの供給量は、健康や環境で変化します。
空腹、病気、怪我、「死」に直面する状況。そういったもので、脳内の物質の動きは変えられてしまい、結果的に意識にも影響する。そこからスーパー神タイムまで走っていく小説がBRAIN VALLEYなのだ、ということを22日の日記に書いたと思います。
ということは、逆に言えば、「死なない」「変わらない」「飢えない」ということも、脳内の物質の動きに影響を与え、意識に変化をもたらすはずです。
脳(意識)の発達は、生存努力の器官・戦略として進んだものであり、死なない=生存努力をする必要がない状態になれば、機能が衰えていくかもしれません。
「不老不死になっても意識が変容しないのはおかしいと」思う根拠はここにあります。
その点、時間商人では、「不老不死のタイムリミット」によって、うまく意識問題をすり抜けている気がします。
永遠に不老不死なのではなく、「10年間だけ」死ににくい体になる、つまり根源には「いつかは死ぬ」=「生存努力が必要」というのが残っているわけです。
また、もう一つ予防線と言うか、エネルギーを自己生産できるけれど、感覚として空腹は存在するし、空腹を放置するとストレスになる、という設定があります。死なないことにより生存努力をしなくなり、結果的に意識の活性が落ちることへの予防線設定となります。
本来「空腹感」とは生存努力のための警鐘ではないか、という疑問があると思いますが、これらは脳内でも原始的な分野、小脳などが司る部分になります。これらは肉体の変容から受ける影響に比較的強いので、10年間死ななくなった程度ではなくならない、と考えてもそんなに不自然ではありません。
かなり長期間不老不死を続けているトキタにも空腹があります。最初は「他の不老不死者に合わせるためか?」と思った設定なのですが、オチを見てなるほどと感じた部分の一つです。
トキタの意識は活性が衰えている様子はありません。不老不死を続けていてもトキタは生存努力(に起因するのであろう意識の高活性)を維持している様子です。
ここで疑問が出てきます。
「10年限定ではなく、ガチ不老不死の時間商人はどんな意識を持っているの?」
先に結論を言えば、トキタは「不老不死になったことで不老不死の精神になっている」ので、「人間とは精神構造が違う」のです。
読み始めの頃は「不老不死になっても精神は人間のまま変わらないアレかな」と思ったのですが、ラストになると「いや、これはしっかり人ならざる視点、人外に変容しているじゃないか」と思いました。
人ならざる意識、その精神は未知のものであり、不気味です。トキタ単体は不気味なキャラクターではありません。時間商人の動機が見えないことが、不気味さを作っています。
なにしろ、不老不死を売るというのですから、とんでもない商売です。
神の慈善事業か、悪魔の戯れか、それほどのことをやっているのに動機がさっぱりわからないのです。
トキタ自身がわからないといっているのですから、読者にはまったく分かりません。
そしてこれが、「時間商人 不老不死、二度売ります」の大テーマなのです。
何故時間商人は存在するのか
何故不老不死であるトキタとカナタは「生きている」のか
何故○○はこの世に存在するのか
この「何故?」に対して、ラストで物語全体を総括するオチがあるのですが、そのオチに持っていくために、前半から「何故だろう、わからない、不気味だ」と感じさせる構成、これがとても楽しいのです。
結論から言えば「こういう目的があってやっている」という明確な何かはないのです。無いんですが、オチている。
すべてのものは、必要とされるからこの世にある。
だから、時間商人も存在している。
この世に誰からも必要とされていないものは存在しない。
だから、時間商人は存在してもいい。
不老なるもの。寿命のないもの。○○についての知識は持っていたはずですが、オチにそれが収まるまで完全に忘れていました。オチにそれがきて「ああ!」と納得する快感は一番の見所じゃないかなと思います。
*利他行為と生存努力
第二章のクリスマスの話です。
利他行為と生存努力。ちょっとした「ドーキンス的な要素」なのですが、こうしたエピソードが「不老不死を扱った話」に織り込まれていることが、実に自分好みの展開だったのでニンマリしてしまいました。(この部分でピンポイントに面白さを感じてワクワクするひとはこのblog読者でも少ない気がしますが……)
利己的な愛も美しいというトキタのセリフは良い読後感です。
全体的に、平和だけれど斜陽な管理社会を舞台にした叙情的ディストピア小説のような味わいがあると思います。美しく枯れている感じというか。
*トキタの正体はニャル
そのままです。どうしてもトキタがニャルに見えてしまうのです。
出だしから時間商人の動機が分からず、「この人は何が真の目的で不老不死を売っているんだろう」「人類の様子を見て楽しんでいる超越した何かなのか」「ただ乱数を与えること自体が目的なトリックスターなのか」「むしろニャルなんじゃないか」と考えているうちに読み終わってしまいました。
第一章から「ニャルっぽい」印象を持ってしまったせいか、今でもトキタがニャルに見えて仕方ありません。
トリックスター的な要素もありますが、それ以上に「人類以外のなにか」発言が原因だと思います。真っ先に連想したのがアザトースでした。
だからって何でトキタニャル説に飛躍するんだとは思いますが、空耳と同じで「一度そう見えてしまうとそうとしか思えない現象」が……いやでもトキタ白いよね!なんでニャルに見えたんだろう。不思議!
追記:トキタといえば朱鷺田祐介氏(退魔生徒会のGM)、朱鷺田祐介氏といえば戦国クトゥルフなので、トキタ→朱鷺田祐介→ニャルという連想ゲームが無意識のうちにあったのかも。
時間商人 不老不死、二度売りますの感想です。
オチがよく、オチを読んでからもう一度読み返すと見えなかった部分が分かり、改めて本全体が面白かったと言える作品でした。
前半の不安定さや、設定に突っ込みどころを探させる部分が、オチでストンとはまる、カタルシスのある作品だと思います。
トキタのセリフが良いんですよ。生きる意味に対する返答とか。
ところでここは作者のblogでしょうか
http://kanata-no-sunadokei.blog.so-net.ne.jp/
あらすじ(公式サイトより)
「オサヤマの味方です」トキタは不敵に笑う
不老不死を必要とする者の前に、時間商人の助手は白猫を連れて現れる。世界的な経営者の長山豪介、献身的な新薬開発者の佐原修、姿をみせない公園の何者か。それぞれの理由から死を遅らせたいと願う彼らに提示される、時間商人トキタの契約。寿命か金銭を支払えば、トキタは特別な10年間を提供する。それは老いず、怪我や病気が進行せず、絶対に死なない「期間限定の不老不死」。トキタの店に足を踏み入れた人々は、数奇な運命に導かれていく――。
短編連作形式なので登場人物は多めです。ここではメインだけ紹介します。
トキタ
時間商人。常にスーツで全身白尽くめ。柔和で軽い話し方と表情を見せないサングラスが相まって、トリックスター的な印象を漂わせる。
カナタ
時間商人の助手。不老不死サイドから読者視点の代理人となってくれる存在。連作短編形式で各章ごとに主人公がいる本作で、全体の大テーマでの主人公。
*動機の見えない不気味さ
時間商人の商売は、不老不死を売ることです。
不老不死と言っても制限つきで、販売単位は10年間。つまり、10年だけ歳を取らず、死にもしない体になると言うことです。
いかなる要素によっても生体ホメオスタシスが変動せず、ネルギー代謝が完全に「自己完結」する。そういう体になるようです。
不老不死系の話で自分が一番「どう処理するのか」注目するのは、死なない肉体になることで意識がどのように変容するかということです。
何度目だと言われそうですがBRAIN VALLEY(何度目だ)では、記憶(ひいては意識、心)はレセプター間の化学物質のやりとりだということが、前半のスーパー蘊蓄タイムの半分ぐらいを裂いて語られます。
意識とは、脳内の物質の移動で出来ているわけです。この移動には当然エネルギーを消費します。エネルギーの過不足が物質の移動に影響を与えるとも言えます。エネルギーの供給量は、健康や環境で変化します。
空腹、病気、怪我、「死」に直面する状況。そういったもので、脳内の物質の動きは変えられてしまい、結果的に意識にも影響する。そこからスーパー神タイムまで走っていく小説がBRAIN VALLEYなのだ、ということを22日の日記に書いたと思います。
ということは、逆に言えば、「死なない」「変わらない」「飢えない」ということも、脳内の物質の動きに影響を与え、意識に変化をもたらすはずです。
脳(意識)の発達は、生存努力の器官・戦略として進んだものであり、死なない=生存努力をする必要がない状態になれば、機能が衰えていくかもしれません。
「不老不死になっても意識が変容しないのはおかしいと」思う根拠はここにあります。
その点、時間商人では、「不老不死のタイムリミット」によって、うまく意識問題をすり抜けている気がします。
永遠に不老不死なのではなく、「10年間だけ」死ににくい体になる、つまり根源には「いつかは死ぬ」=「生存努力が必要」というのが残っているわけです。
また、もう一つ予防線と言うか、エネルギーを自己生産できるけれど、感覚として空腹は存在するし、空腹を放置するとストレスになる、という設定があります。死なないことにより生存努力をしなくなり、結果的に意識の活性が落ちることへの予防線設定となります。
本来「空腹感」とは生存努力のための警鐘ではないか、という疑問があると思いますが、これらは脳内でも原始的な分野、小脳などが司る部分になります。これらは肉体の変容から受ける影響に比較的強いので、10年間死ななくなった程度ではなくならない、と考えてもそんなに不自然ではありません。
かなり長期間不老不死を続けているトキタにも空腹があります。最初は「他の不老不死者に合わせるためか?」と思った設定なのですが、オチを見てなるほどと感じた部分の一つです。
トキタの意識は活性が衰えている様子はありません。不老不死を続けていてもトキタは生存努力(に起因するのであろう意識の高活性)を維持している様子です。
ここで疑問が出てきます。
「10年限定ではなく、ガチ不老不死の時間商人はどんな意識を持っているの?」
先に結論を言えば、トキタは「不老不死になったことで不老不死の精神になっている」ので、「人間とは精神構造が違う」のです。
読み始めの頃は「不老不死になっても精神は人間のまま変わらないアレかな」と思ったのですが、ラストになると「いや、これはしっかり人ならざる視点、人外に変容しているじゃないか」と思いました。
人ならざる意識、その精神は未知のものであり、不気味です。トキタ単体は不気味なキャラクターではありません。時間商人の動機が見えないことが、不気味さを作っています。
なにしろ、不老不死を売るというのですから、とんでもない商売です。
神の慈善事業か、悪魔の戯れか、それほどのことをやっているのに動機がさっぱりわからないのです。
トキタ自身がわからないといっているのですから、読者にはまったく分かりません。
そしてこれが、「時間商人 不老不死、二度売ります」の大テーマなのです。
何故時間商人は存在するのか
何故不老不死であるトキタとカナタは「生きている」のか
何故○○はこの世に存在するのか
この「何故?」に対して、ラストで物語全体を総括するオチがあるのですが、そのオチに持っていくために、前半から「何故だろう、わからない、不気味だ」と感じさせる構成、これがとても楽しいのです。
結論から言えば「こういう目的があってやっている」という明確な何かはないのです。無いんですが、オチている。
すべてのものは、必要とされるからこの世にある。
だから、時間商人も存在している。
この世に誰からも必要とされていないものは存在しない。
だから、時間商人は存在してもいい。
不老なるもの。寿命のないもの。○○についての知識は持っていたはずですが、オチにそれが収まるまで完全に忘れていました。オチにそれがきて「ああ!」と納得する快感は一番の見所じゃないかなと思います。
*利他行為と生存努力
第二章のクリスマスの話です。
利他行為と生存努力。ちょっとした「ドーキンス的な要素」なのですが、こうしたエピソードが「不老不死を扱った話」に織り込まれていることが、実に自分好みの展開だったのでニンマリしてしまいました。(この部分でピンポイントに面白さを感じてワクワクするひとはこのblog読者でも少ない気がしますが……)
利己的な愛も美しいというトキタのセリフは良い読後感です。
全体的に、平和だけれど斜陽な管理社会を舞台にした叙情的ディストピア小説のような味わいがあると思います。美しく枯れている感じというか。
*トキタの正体はニャル
そのままです。どうしてもトキタがニャルに見えてしまうのです。
出だしから時間商人の動機が分からず、「この人は何が真の目的で不老不死を売っているんだろう」「人類の様子を見て楽しんでいる超越した何かなのか」「ただ乱数を与えること自体が目的なトリックスターなのか」「むしろニャルなんじゃないか」と考えているうちに読み終わってしまいました。
第一章から「ニャルっぽい」印象を持ってしまったせいか、今でもトキタがニャルに見えて仕方ありません。
トリックスター的な要素もありますが、それ以上に「人類以外のなにか」発言が原因だと思います。真っ先に連想したのがアザトースでした。
だからって何でトキタニャル説に飛躍するんだとは思いますが、空耳と同じで「一度そう見えてしまうとそうとしか思えない現象」が……いやでもトキタ白いよね!なんでニャルに見えたんだろう。不思議!
追記:トキタといえば朱鷺田祐介氏(退魔生徒会のGM)、朱鷺田祐介氏といえば戦国クトゥルフなので、トキタ→朱鷺田祐介→ニャルという連想ゲームが無意識のうちにあったのかも。
私に指図は必要ない よって命令は無視する
2009年2月24日 アニメ・マンガサンダルフォンのほうが性格きついのは初代デビサマからの伝統のようです。お兄ちゃんは冷静だ。
*久しぶりにデビサマ起動した
……セーブデータないの忘れてた。最初からやり直しだよ!
とりあえず悪キョウジさんのえげつないシャフラギオンを堪能してシドと追いかけっこ。えげつねー悪キョウジさんのシャッフラーマハラギオンえげつねー。
ピシャーチャーってここしか出てこないな。
うわー、フグルマからやりなおしって、お兄ちゃんまでの道のり遠くね?!
*脳と人工知能と身体の関係を回転していくのは自然なこと
日曜日の「BRAIN VALLEYについて」続き。
BRAIN VALLEYにも出てきましたが、体を持たない人工知能の研究は閉塞してしまった歴史があります。
これはHAL伝説や恋するコンピュータなど、多くのAI本で出てくることなので、今出ている人工知能関連書籍であれば大抵押さえていると思いますが、「意識とは肉体があってこそ生じる」ということです。「未来の二つの顔」にも、肉体と人工知能の関係が出てきます。
脳だけ作るようなエキスパートシステムの延長では、人間の脳に類似した動きをする人工知能は作れない、人間の脳に類似させたいならば、人工知能に「肉体」を持たせる必要がある。比較的最近の人工知能系ではよく出てくると思います。
人工知能についてなにかネタを作ろうとすると、必然的に、脳、身体の発達、生命活動、ミーム……このへんも平行していかないと、先に進めなくなります。このへんをぐるぐる周回してしまうのは、人工知能ネタでは避けて通れないようです。
BRAIN VALLEYと京極でもう一つ思い出したのが、魍魎のラストです。
魍魎は「どこまでが生きていると言えるのか」に切り込んだ話です。
人の肉体故に人の意識になるのであって、これが人ではない肉体(脳だけの存在)になったら、意識だって変容する。脳が人間の意識の正体のように(さながら本質のように)言われているけれど、脳もたかだか1つの器官であって、そこだ取り出しても人間の本体を取り出したことにはならない、というのが出てくるんですね。
脳は、入力要素(肉体)から入ってくる情報を上映する劇場だ、というのはダニエル・デネットの「カルテジアン劇場」ですが、魍魎もほぼ同じです。肉体のフィードバックを含め、意識を「映している」のが脳であって、脳がイコールで意識の御座とはかぎらないよ、というのが何回か出てきます。脳は意識を映している器官にすぎないので、脳だけ生かしてそれで人間の精神活動を保存したといえるのか、もっとつっこむと、ここさえ生きてれば大丈夫、みたいな人間の一番重要な部分を抽出したといってしまっていいのか、ということです。
人工知能系の話では割と使われるネタだと思うのですが、非人工知能系ではあまり見かけない題だと思うので、印象に残りました。
ちなみにこの「カルテジアン劇場」、デビサバの「カルネジアン庭園」と同じ元ネタと思われます。(カルテシアン閉圏という数学用語もある)
BRAIN VALLEYでは、人工生命が意識を獲得するまでの流れを追いながら、生命活動によって意識が発達していくことを描いています。いきなり脳だけを作り出すような人工知能のアプローチは「人間のモデルを作る」という面においては閉塞しており、擬似的に「体」をもたせ、その体を「生きながらえさせる」ため、ALたちはニューロネットワークを発達させていきます。体あってこそ発達した脳であり、発達した脳だけを見て本質とは言えないというのは、この視点からでしょう。
もっともBRAIN VALLEYでは、生き延びるための脳ではなく、「生き延びるためには脳以外を進化させる選択肢もあったのに、なぜ人間は脳を選んだか」というテーマでラストのスーパー神タイム!に突入していくのが面白いのですが。
カルテジアン劇場で思い出しました。カルテジアンはデカルト主義者という意味ですが、「デカルトの密室」を買ったまま積んでいました。問題はどこに積んだのか忘れてしまったことです。
*久しぶりにデビサマ起動した
……セーブデータないの忘れてた。最初からやり直しだよ!
とりあえず悪キョウジさんのえげつないシャフラギオンを堪能してシドと追いかけっこ。えげつねー悪キョウジさんのシャッフラーマハラギオンえげつねー。
ピシャーチャーってここしか出てこないな。
うわー、フグルマからやりなおしって、お兄ちゃんまでの道のり遠くね?!
*脳と人工知能と身体の関係を回転していくのは自然なこと
日曜日の「BRAIN VALLEYについて」続き。
BRAIN VALLEYにも出てきましたが、体を持たない人工知能の研究は閉塞してしまった歴史があります。
これはHAL伝説や恋するコンピュータなど、多くのAI本で出てくることなので、今出ている人工知能関連書籍であれば大抵押さえていると思いますが、「意識とは肉体があってこそ生じる」ということです。「未来の二つの顔」にも、肉体と人工知能の関係が出てきます。
脳だけ作るようなエキスパートシステムの延長では、人間の脳に類似した動きをする人工知能は作れない、人間の脳に類似させたいならば、人工知能に「肉体」を持たせる必要がある。比較的最近の人工知能系ではよく出てくると思います。
人工知能についてなにかネタを作ろうとすると、必然的に、脳、身体の発達、生命活動、ミーム……このへんも平行していかないと、先に進めなくなります。このへんをぐるぐる周回してしまうのは、人工知能ネタでは避けて通れないようです。
BRAIN VALLEYと京極でもう一つ思い出したのが、魍魎のラストです。
魍魎は「どこまでが生きていると言えるのか」に切り込んだ話です。
人の肉体故に人の意識になるのであって、これが人ではない肉体(脳だけの存在)になったら、意識だって変容する。脳が人間の意識の正体のように(さながら本質のように)言われているけれど、脳もたかだか1つの器官であって、そこだ取り出しても人間の本体を取り出したことにはならない、というのが出てくるんですね。
脳は、入力要素(肉体)から入ってくる情報を上映する劇場だ、というのはダニエル・デネットの「カルテジアン劇場」ですが、魍魎もほぼ同じです。肉体のフィードバックを含め、意識を「映している」のが脳であって、脳がイコールで意識の御座とはかぎらないよ、というのが何回か出てきます。脳は意識を映している器官にすぎないので、脳だけ生かしてそれで人間の精神活動を保存したといえるのか、もっとつっこむと、ここさえ生きてれば大丈夫、みたいな人間の一番重要な部分を抽出したといってしまっていいのか、ということです。
人工知能系の話では割と使われるネタだと思うのですが、非人工知能系ではあまり見かけない題だと思うので、印象に残りました。
ちなみにこの「カルテジアン劇場」、デビサバの「カルネジアン庭園」と同じ元ネタと思われます。(カルテシアン閉圏という数学用語もある)
BRAIN VALLEYでは、人工生命が意識を獲得するまでの流れを追いながら、生命活動によって意識が発達していくことを描いています。いきなり脳だけを作り出すような人工知能のアプローチは「人間のモデルを作る」という面においては閉塞しており、擬似的に「体」をもたせ、その体を「生きながらえさせる」ため、ALたちはニューロネットワークを発達させていきます。体あってこそ発達した脳であり、発達した脳だけを見て本質とは言えないというのは、この視点からでしょう。
もっともBRAIN VALLEYでは、生き延びるための脳ではなく、「生き延びるためには脳以外を進化させる選択肢もあったのに、なぜ人間は脳を選んだか」というテーマでラストのスーパー神タイム!に突入していくのが面白いのですが。
カルテジアン劇場で思い出しました。カルテジアンはデカルト主義者という意味ですが、「デカルトの密室」を買ったまま積んでいました。問題はどこに積んだのか忘れてしまったことです。
金子画集Ⅱとアウェー戦
2009年2月23日 イラスト
金子画集ⅡがAmazonから届きました。当然のように絵が描きたくなったのですが当然のように描き終わる気がしません。
とりあえずレミエルとサリエルの詳細が分かるようになったので、デビサバの天使全員描こうと思ったんですが、サリエルと一緒に出てくる色違いの人がどんなカラーだったか思い出せません。ごめん、サリエルと一緒に出てくる色違いの人。
蚊柱のようにくるくるしてるのはエンジェルさんの群れです。彼らはだれかがパトるたびにこうやって天使柱を作っている気がする。
M様はシナリオ上重要なポジションに居るので、本霊かそれに類するに違いないと思ってこのサイズ比に。ちょっとやりすぎた。
以前「人修羅のときはメタトロン自ら第五カルパまで不利なアウェー戦挑んできたのに、デビサバではなんでM様メール送ってくるだけなの?」という疑問を見かけました。デビサバは明らかに手を抜いてないかと。
もしかしたら東京受胎を事前に予測できなかったからかなあと思いました。それはそれでロウ陣営迂闊すぎだろと思いますが。
デビサバの場合は、悲惨な扱いの四天王の中でも特に悲惨なジコクテンさんが倒された時点で、ロウ陣営のほうも翔門会の動きを知っていたようなので、遅くとも半年前から翔門会をマークしていたようです。
だからデビサバでは部下を沢山使って事前準備が出来た、よって直接降りてこなかったのかなと思ったりしました。
あと、デビサバではゲーム内時間が確実に7日間経過しますが、真3内は何日経過しているのかわかりません。もしかしたら真3の物語は24時間以内の出来事なのかもしれません。
そんな超スピードで魔人を次々倒してメノラー集める悪魔が出てきたら、大天使でもビビる。アウェーだろうがちょっと部下には任せてられないから直々に出向きたくもなる。
とりあえずレミエルとサリエルの詳細が分かるようになったので、デビサバの天使全員描こうと思ったんですが、サリエルと一緒に出てくる色違いの人がどんなカラーだったか思い出せません。ごめん、サリエルと一緒に出てくる色違いの人。
蚊柱のようにくるくるしてるのはエンジェルさんの群れです。彼らはだれかがパトるたびにこうやって天使柱を作っている気がする。
M様はシナリオ上重要なポジションに居るので、本霊かそれに類するに違いないと思ってこのサイズ比に。ちょっとやりすぎた。
以前「人修羅のときはメタトロン自ら第五カルパまで不利なアウェー戦挑んできたのに、デビサバではなんでM様メール送ってくるだけなの?」という疑問を見かけました。デビサバは明らかに手を抜いてないかと。
もしかしたら東京受胎を事前に予測できなかったからかなあと思いました。それはそれでロウ陣営迂闊すぎだろと思いますが。
デビサバの場合は、悲惨な扱いの四天王の中でも特に悲惨なジコクテンさんが倒された時点で、ロウ陣営のほうも翔門会の動きを知っていたようなので、遅くとも半年前から翔門会をマークしていたようです。
だからデビサバでは部下を沢山使って事前準備が出来た、よって直接降りてこなかったのかなと思ったりしました。
あと、デビサバではゲーム内時間が確実に7日間経過しますが、真3内は何日経過しているのかわかりません。もしかしたら真3の物語は24時間以内の出来事なのかもしれません。
そんな超スピードで魔人を次々倒してメノラー集める悪魔が出てきたら、大天使でもビビる。アウェーだろうがちょっと部下には任せてられないから直々に出向きたくもなる。
鉄鼠の檻とBRAIN VALLEY
2009年2月22日 読書*舞城王太郎と伊坂幸太郎を間違えていた
探している本は舞城王太郎の「スクールアタック・シンドローム」(新潮文庫)でした。そりゃ伊坂幸太郎の欄を探しても見つからないはずだよ!
*宗教体験と悟り
発作的に瀬名秀明氏の「BRAIN VALLEY(ブレインバレー)」が読みたくなったので注文しました。
いずれBRAIN VALLEY、もしくは京極夏彦氏の「鉄鼠の檻」のレビューとして書こうと思っていたのですが、この二つは並列だと思ったので、感想としてまとめて書きます。
日記を書き始める前に、自分より前にBRAIN VALLEYと京極について書いている人が居ないかググってみました。あればリンクを貼ろうと思ったんですが、何件か触れているものはありましたが、両者を比べている文章は出てきませんでした。
自分も、ページ抜粋してまでこまかく比較するつもりはありません。だって両方あわせたら4000ページぐらいになるじゃん。
BRAIN VALLEY読後の感想と、BRAIN VALLEYを読むと鉄鼠の檻を連想するよ、ということだけ書きます。
BRAIN VALLEYが読みたくなったのは最近のことではなくて、2008年にまとめて京極を読んだときから「これはBRAIN VALLEYを読みなおしておく必要があるな」と思っていました。
ちなみに今まで放置していた京極を読んだのはアニメ化したからです。アニメ化直後ぐらいにまとめて全部読みました。びっくりするぐらい面白かった。そしてアニメ魍魎を1クールに収めたのにはさらにびっくり。ほぼ2話丸ごと京極堂のスーパー蘊蓄タイムに使ってたのに……
1クールのアニメで、25分間キャラが喋って終わるとか(しかも2回連続)、新基軸にしても程があった。
そんな強烈な体験に当てられて、原作(文庫)を一気に読みました。特に「鉄鼠の檻」が気になりました。一番BRAIN VALLEYに結びつく気がしたからです。
BRAIN VALLEYは、人類が今の人類の形に進化していったのは「神」を見たからだ、だったらさらに進化した脳ならより高次の「神」を見るのではないか、その「高次な脳」を作ってみようぜ!という話です。すごいネタバレだ。
これはBRAIN VALLEYを構成する一部であり、BRAIN VALLEYにはこれでもかと「神」と「脳」について山盛り盛り込まれているのですが、大筋はこんな感じです。
もっとも「神」といっても沢山あります。神ならpixivにもニコニコにもたくさんいます。BRAIN VALLEYでいう「神」とは、人類の脳が大脳辺縁系得に前頭葉を進化させたことで見出した「神」です。
あえて宗教でいうならば、キリスト教に代表される唯一神のことでしょう。このblog的にはロウの総大将、パワプロ神ですね。ところで知力のパラメーターがない人修羅はパワプロ神と戦えるんだろうか(ゴッドボイス的な意味で)。とりあえず監視塔が見えないのは確定として。
BRAIN VALLEYでは「神」は、宗教を人類に体験させた切っ掛け、「体験としての神」なので、船笠村では「お光様」であり、唯一神とイコールではありません。「出会った者にとって神としか呼びようのない存在」全般なのでしょう。
BRAIN VALLEYでは、それ(神としか呼びようのない存在)を神だと感じるのは人固有なのか、マウスやチンパンジーも同様に神を感じるのか、人工生命(AL)ならばどうかということを問いかけます。
こうした問いかけは前半から積み上げられていき、後半の「スーパー神降臨タイム」から、一気に際立ちます。この畳みかけは、とてもカタルシスを感じるところなので、ぜひとも前半の長い科学パートも読んでいただきたいところです。
BRAIN VALLEYの科学色が濃いところは、科学蘊蓄の多さではなくて、「計測できるものとしての神」に焦点を当て続けているところです。
神をテーマにした作品は多いですが、神を計測しようとする作品はあまり多くありません。多くの作品では、神は概念です。哲学や文学の領域であり、数値化できるものではないとされます。
「計測できるもの」として神を掴み取ろうとするからこそ、BRAIN VALLEYは科学色が濃いわけです。
最初に鉄鼠の檻を読んだとき、導入部分の「禅僧の脳波計測」から、これはBRAIN VALLEYの匂いがするなあと思ったのですが、読んでいくうちに、これはBRAIN VALLEYの「先」だなと感じるようになりました。
ひとまずはBRAIN VALLEYに戻ります。
BRAIN VALLEYは、観測しうる神を扱うので、体験データが何度も出てくるわけです。神に会った体験、作中では「臨死体験」ですね。
そして、神に会う、いわば幸福な体験と対になって、宇宙人にさらわれる恐怖体験「エイリアンアブダクション」が、作中重要な位置をしめています。BRAIN VALLEY前半の面白さは、アブダクション体験のホラー描写じゃないでしょうか。
ある悲劇の後、メアリーが「脳の中には天国も地獄もある」という考えに至ります。神との邂逅という幸福な幻と、エイリアンに誘拐される恐ろしい幻は表裏一体。どちらも人間の脳内から来たものだ、そう叫ぶシーンです。
ここから、BRAIN VALLEYが鉄鼠の檻に繋がっていきます。
BRAIN VALLEYは、「神秘的な宗教体験」をすべての元として出発します。あまりに強烈、あまりに超自然的、しかし幻だと思うにはあまりに現実感がある体験。そうしたものが人間の脳内に起るのなら、そのしくみを解明して、人工的に作り出せないかという話です。
鉄鼠の檻は、そうした超自然の宗教体験を「受け流す」ことから、禅の「悟り」は始まるのだ、という話なのです。
いうなれば、BRAIN VALLEYで、人々が命を掛けて追い求めたこと諸々を
「なるほど、そんな体験をしたのですか。ではそれを受け流しましょう」
から始まるわけです。
BRAIN VALLEYで、「神を見るという究極の答えを得てしまったら、それ以上の謎はないのではないか」という危惧が出てきますが、鉄鼠の檻はその危惧への回答かもしれません。
神を見るという究極の答えすら「受け流す」ことが「悟り」である。たしかに、これならば神を見ることはなんら危惧には成りえません。
また、鉄鼠の檻前半で、禅僧の脳波を計測しようという話が出るのですが、これはBRAIN VALLEYで言うところの「神を見る脳の働き」を知ろうとする部分と共通します。
鉄鼠の檻での実験目的は、瞑想中の脳波を知ることで、悟りの状態を解明できないかということなのですが、それは「悟り」を理解する上では意味がありません。
悟りというのは、BRAIN VALLEY的な脳の働きで見える宗教体験を「受け流す」ところにあるわけで、「宗教体験をしている脳の働き」を解明しても「悟り」はわからないのです。
BRAIN VALLEYで必死になったことをさらっと流すかのような鉄鼠の檻(というか禅)の流れに、BRAIN VALLEYを読んだ直後だと複雑な気持ちになります。
何故、鉄鼠の檻では宗教体験を受け流すことが悟りだとされるのか。それは、メアリーが叫んだ「脳の中には天国も地獄もある」ということにあります。
神との邂逅体験のような幸福な幻覚も、その裏はエイリアンアブダクションだったりするわけです。つまり、宗教体験というのは、悟りのような、人の感覚を超越した極地とはまったく違う、人の感覚内で起っているものに過ぎないわけです。
だから、それに目を奪われないで、受け流すことが悟りなのです。
普通、強烈な宗教体験を受け流すことはできません。たぶん。もしかしたら死なない限り無理なのかもしれません。だから鉄鼠の檻の作中で、禅は唯一生きたままそこに至る方法だ、という京極堂のセリフがあるぐらいです。生きたまま死者の境地に至る、というのは、まるで臨死体験の比喩のようです。
*認識と現実
BRAIN VALLEYと京極シリーズでは、認識と現実について触れている部分もちょっと共通しています。特にBRAIN VALLEYで、孝岡(主人公)がアブダクション体験をしている時の録画ビデオを見せられているシーンは、姑獲鳥を思い出しました。
基本的に両者とも「意識」、人の心を扱った話なので似る部分が多いのは当然なのかもしれませんが、アプローチが違うので比較すると面白い部分です。
言葉が「認識」に与える影響については、京極のほうが丁寧に描かれています。特に「塗仏の宴」では、言葉によって認識が誘導され、揺さぶられる様子が描かれています。
BRAIN VALLEYでは、メアリーの記憶がかなり唐突に書き換えられている部分があります。どのような方法で書き換えたのか、あるいはメアリー自身が認識したくない現実をねじまげて過去を捏造したのか、はっきり描かれていません。こうした部分は、京極シリーズのほうが事細かに書かれていたりします。
一方、京極シリーズでは薬物を使った記憶操作は、多少触れるのみでほとんど描かれていません。BRAIN VALLEYでは、「脳内での化学反応と記憶」の関係が丁寧に描かれています。個人的にBRAIN VALLEY前半は「脳内での化学反応と記憶」についてのスーパー蘊蓄タイムだと思います。
違う切り口から「認識と現実の差異」について描かれているので、両方を読むことでそれぞれのアプローチから、いかに人間の認識が脆弱なのか、何を信じればよいのかがわからなくなるスリルを楽しむことが出来ます。
基本的に、BRAIN VALLEYはスーパー蘊蓄タイムに次ぐスーパー蘊蓄タイムです。圧倒的な畳みかけは、「これ小学生に話す内容じゃない」と突っ込まれるのもうなずけることと思います。
鉄鼠の檻もスーパー蘊蓄タイムに次ぐスーパー蘊蓄タイムであることは同じですが、個人的に
「BRAIN VALLEYを読みきった人が鉄鼠の檻も読みきる確率」より
「鉄鼠の檻を読みきった人がBRAIN VALLEYも読みきる確率」のほうが低い気がします。
BRAIN VALLEYが話>>キャラクターなのに対し、鉄鼠のほうは話≦キャラクターぐらいに感じました。鉄鼠はキャラクターが楽しめればスーパー蘊蓄タイムが苦にならないような気がするのですが、BRAIN VALLEYはキャラクター補正でスーパー蘊蓄タイムを読みきるのはけっこう大変でした……。
ページは多いですが、どちらも大変面白い作品です。興味があれば是非読んでもらいたいなと思います。
探している本は舞城王太郎の「スクールアタック・シンドローム」(新潮文庫)でした。そりゃ伊坂幸太郎の欄を探しても見つからないはずだよ!
*宗教体験と悟り
発作的に瀬名秀明氏の「BRAIN VALLEY(ブレインバレー)」が読みたくなったので注文しました。
いずれBRAIN VALLEY、もしくは京極夏彦氏の「鉄鼠の檻」のレビューとして書こうと思っていたのですが、この二つは並列だと思ったので、感想としてまとめて書きます。
日記を書き始める前に、自分より前にBRAIN VALLEYと京極について書いている人が居ないかググってみました。あればリンクを貼ろうと思ったんですが、何件か触れているものはありましたが、両者を比べている文章は出てきませんでした。
自分も、ページ抜粋してまでこまかく比較するつもりはありません。だって両方あわせたら4000ページぐらいになるじゃん。
BRAIN VALLEY読後の感想と、BRAIN VALLEYを読むと鉄鼠の檻を連想するよ、ということだけ書きます。
BRAIN VALLEYが読みたくなったのは最近のことではなくて、2008年にまとめて京極を読んだときから「これはBRAIN VALLEYを読みなおしておく必要があるな」と思っていました。
ちなみに今まで放置していた京極を読んだのはアニメ化したからです。アニメ化直後ぐらいにまとめて全部読みました。びっくりするぐらい面白かった。そしてアニメ魍魎を1クールに収めたのにはさらにびっくり。ほぼ2話丸ごと京極堂のスーパー蘊蓄タイムに使ってたのに……
1クールのアニメで、25分間キャラが喋って終わるとか(しかも2回連続)、新基軸にしても程があった。
そんな強烈な体験に当てられて、原作(文庫)を一気に読みました。特に「鉄鼠の檻」が気になりました。一番BRAIN VALLEYに結びつく気がしたからです。
BRAIN VALLEYは、人類が今の人類の形に進化していったのは「神」を見たからだ、だったらさらに進化した脳ならより高次の「神」を見るのではないか、その「高次な脳」を作ってみようぜ!という話です。すごいネタバレだ。
これはBRAIN VALLEYを構成する一部であり、BRAIN VALLEYにはこれでもかと「神」と「脳」について山盛り盛り込まれているのですが、大筋はこんな感じです。
もっとも「神」といっても沢山あります。神ならpixivにもニコニコにもたくさんいます。BRAIN VALLEYでいう「神」とは、人類の脳が大脳辺縁系得に前頭葉を進化させたことで見出した「神」です。
あえて宗教でいうならば、キリスト教に代表される唯一神のことでしょう。このblog的にはロウの総大将、パワプロ神ですね。ところで知力のパラメーターがない人修羅はパワプロ神と戦えるんだろうか(ゴッドボイス的な意味で)。とりあえず監視塔が見えないのは確定として。
BRAIN VALLEYでは「神」は、宗教を人類に体験させた切っ掛け、「体験としての神」なので、船笠村では「お光様」であり、唯一神とイコールではありません。「出会った者にとって神としか呼びようのない存在」全般なのでしょう。
BRAIN VALLEYでは、それ(神としか呼びようのない存在)を神だと感じるのは人固有なのか、マウスやチンパンジーも同様に神を感じるのか、人工生命(AL)ならばどうかということを問いかけます。
こうした問いかけは前半から積み上げられていき、後半の「スーパー神降臨タイム」から、一気に際立ちます。この畳みかけは、とてもカタルシスを感じるところなので、ぜひとも前半の長い科学パートも読んでいただきたいところです。
BRAIN VALLEYの科学色が濃いところは、科学蘊蓄の多さではなくて、「計測できるものとしての神」に焦点を当て続けているところです。
神をテーマにした作品は多いですが、神を計測しようとする作品はあまり多くありません。多くの作品では、神は概念です。哲学や文学の領域であり、数値化できるものではないとされます。
「計測できるもの」として神を掴み取ろうとするからこそ、BRAIN VALLEYは科学色が濃いわけです。
最初に鉄鼠の檻を読んだとき、導入部分の「禅僧の脳波計測」から、これはBRAIN VALLEYの匂いがするなあと思ったのですが、読んでいくうちに、これはBRAIN VALLEYの「先」だなと感じるようになりました。
ひとまずはBRAIN VALLEYに戻ります。
BRAIN VALLEYは、観測しうる神を扱うので、体験データが何度も出てくるわけです。神に会った体験、作中では「臨死体験」ですね。
そして、神に会う、いわば幸福な体験と対になって、宇宙人にさらわれる恐怖体験「エイリアンアブダクション」が、作中重要な位置をしめています。BRAIN VALLEY前半の面白さは、アブダクション体験のホラー描写じゃないでしょうか。
ある悲劇の後、メアリーが「脳の中には天国も地獄もある」という考えに至ります。神との邂逅という幸福な幻と、エイリアンに誘拐される恐ろしい幻は表裏一体。どちらも人間の脳内から来たものだ、そう叫ぶシーンです。
ここから、BRAIN VALLEYが鉄鼠の檻に繋がっていきます。
BRAIN VALLEYは、「神秘的な宗教体験」をすべての元として出発します。あまりに強烈、あまりに超自然的、しかし幻だと思うにはあまりに現実感がある体験。そうしたものが人間の脳内に起るのなら、そのしくみを解明して、人工的に作り出せないかという話です。
鉄鼠の檻は、そうした超自然の宗教体験を「受け流す」ことから、禅の「悟り」は始まるのだ、という話なのです。
いうなれば、BRAIN VALLEYで、人々が命を掛けて追い求めたこと諸々を
「なるほど、そんな体験をしたのですか。ではそれを受け流しましょう」
から始まるわけです。
BRAIN VALLEYで、「神を見るという究極の答えを得てしまったら、それ以上の謎はないのではないか」という危惧が出てきますが、鉄鼠の檻はその危惧への回答かもしれません。
神を見るという究極の答えすら「受け流す」ことが「悟り」である。たしかに、これならば神を見ることはなんら危惧には成りえません。
また、鉄鼠の檻前半で、禅僧の脳波を計測しようという話が出るのですが、これはBRAIN VALLEYで言うところの「神を見る脳の働き」を知ろうとする部分と共通します。
鉄鼠の檻での実験目的は、瞑想中の脳波を知ることで、悟りの状態を解明できないかということなのですが、それは「悟り」を理解する上では意味がありません。
悟りというのは、BRAIN VALLEY的な脳の働きで見える宗教体験を「受け流す」ところにあるわけで、「宗教体験をしている脳の働き」を解明しても「悟り」はわからないのです。
BRAIN VALLEYで必死になったことをさらっと流すかのような鉄鼠の檻(というか禅)の流れに、BRAIN VALLEYを読んだ直後だと複雑な気持ちになります。
何故、鉄鼠の檻では宗教体験を受け流すことが悟りだとされるのか。それは、メアリーが叫んだ「脳の中には天国も地獄もある」ということにあります。
神との邂逅体験のような幸福な幻覚も、その裏はエイリアンアブダクションだったりするわけです。つまり、宗教体験というのは、悟りのような、人の感覚を超越した極地とはまったく違う、人の感覚内で起っているものに過ぎないわけです。
だから、それに目を奪われないで、受け流すことが悟りなのです。
普通、強烈な宗教体験を受け流すことはできません。たぶん。もしかしたら死なない限り無理なのかもしれません。だから鉄鼠の檻の作中で、禅は唯一生きたままそこに至る方法だ、という京極堂のセリフがあるぐらいです。生きたまま死者の境地に至る、というのは、まるで臨死体験の比喩のようです。
*認識と現実
BRAIN VALLEYと京極シリーズでは、認識と現実について触れている部分もちょっと共通しています。特にBRAIN VALLEYで、孝岡(主人公)がアブダクション体験をしている時の録画ビデオを見せられているシーンは、姑獲鳥を思い出しました。
基本的に両者とも「意識」、人の心を扱った話なので似る部分が多いのは当然なのかもしれませんが、アプローチが違うので比較すると面白い部分です。
言葉が「認識」に与える影響については、京極のほうが丁寧に描かれています。特に「塗仏の宴」では、言葉によって認識が誘導され、揺さぶられる様子が描かれています。
BRAIN VALLEYでは、メアリーの記憶がかなり唐突に書き換えられている部分があります。どのような方法で書き換えたのか、あるいはメアリー自身が認識したくない現実をねじまげて過去を捏造したのか、はっきり描かれていません。こうした部分は、京極シリーズのほうが事細かに書かれていたりします。
一方、京極シリーズでは薬物を使った記憶操作は、多少触れるのみでほとんど描かれていません。BRAIN VALLEYでは、「脳内での化学反応と記憶」の関係が丁寧に描かれています。個人的にBRAIN VALLEY前半は「脳内での化学反応と記憶」についてのスーパー蘊蓄タイムだと思います。
違う切り口から「認識と現実の差異」について描かれているので、両方を読むことでそれぞれのアプローチから、いかに人間の認識が脆弱なのか、何を信じればよいのかがわからなくなるスリルを楽しむことが出来ます。
基本的に、BRAIN VALLEYはスーパー蘊蓄タイムに次ぐスーパー蘊蓄タイムです。圧倒的な畳みかけは、「これ小学生に話す内容じゃない」と突っ込まれるのもうなずけることと思います。
鉄鼠の檻もスーパー蘊蓄タイムに次ぐスーパー蘊蓄タイムであることは同じですが、個人的に
「BRAIN VALLEYを読みきった人が鉄鼠の檻も読みきる確率」より
「鉄鼠の檻を読みきった人がBRAIN VALLEYも読みきる確率」のほうが低い気がします。
BRAIN VALLEYが話>>キャラクターなのに対し、鉄鼠のほうは話≦キャラクターぐらいに感じました。鉄鼠はキャラクターが楽しめればスーパー蘊蓄タイムが苦にならないような気がするのですが、BRAIN VALLEYはキャラクター補正でスーパー蘊蓄タイムを読みきるのはけっこう大変でした……。
ページは多いですが、どちらも大変面白い作品です。興味があれば是非読んでもらいたいなと思います。
断章のグリム〈1〉灰かぶり (電撃文庫)
2009年2月21日 読書
*レビュー練習その3だか4だか
電撃で一番楽しみにしているシリーズ。このシリーズ感想を書くのは初めてだったかな?
イラストを担当しているのは(openCanvasコミュニティサイトがportalgraphics.comという名前だった時代のユーザーにはおなじみの)三日月かけるさん。
あらすじ(公式サイトより)
高校生の白野蒼衣は、普通が一番と考える温和な少年。
ある日、ゴスロリ姿の美少女・時槻雪乃と出会い、人間の狂気が生み出した “灰かぶり(シンデレラ)の悪夢” の存在を知る。
彼女曰く、この世界に存在する怪現象は、すべて<神の悪夢>の欠片だというが……。
このシリーズは導入が分析心理学なのですが、そこから「神の悪夢」を「グリム童話」へ持って行くのが面白いです。
神話・伝説とは、集合的無意識の表出である。あるES患者が見たと言う「太陽から棒が延びて空気をかき回し風が起こる」現象と、よく似た伝承がローマ帝国で一時期信仰されたミトラ神話に残されていた。この患者にミトラ神話の知識は無い。この奇妙な符号は、ミトラ神話も患者が見た光景も、集合的無意識より出でたものだからである。
集合的無意識とは何か。それは神の見る夢である。人の無意識と神話・伝承は、神の夢を通して繋がっている。夢には良い夢も悪夢もある。神の悪夢ともなれば、それはただの夢に留まらず、悲劇として現実に表出してしまう。
現実にあふれ出た悪夢の泡は、神話・伝承のかたちをとって現れる。神の悪夢の破片は、まるで伝承を母体にした物語「グリム童話」をなぞるかのように悲劇を広げていく。
主人公の白野蒼衣(しらのあおい)は、あふれ出してしまった神の悪夢によって起る被害を、最小限に食い止めようと活動する団体、ロッジに所属しています。
次の被害者が出る前に、物語を読み解き、誰が悪夢の中心なのかを探し出すことができるのか。悪夢の恐ろしさと、悪夢に触れてしまった人間の悲劇。次の惨劇が起ってしまうのか、蒼衣たちの推理が間に合うのか、時間との戦いが見所です。
この、「最小限に食い止めよう」というところも、読んでいくうちに絶望感で追い詰められる神の悪夢の無慈悲さをよく現しています。神の悪夢は、根底から解決したり、完全に抑止できるものではないのです。
なんとか悪夢を沈静化できても、被害者たちの心には「断章」と言う形で悪夢の傷跡が残ってしまいます。断章はいつ悪性化するとも分からない腫瘍のようなもので、新たな悪夢として活性化してしまう危険性を秘めています。
大きな悲劇が終わっても、残された人々は爆弾を抱えながら暮らしていかなくてはなりません。ロッジとは、断章を持った人々の自助組織ですが、その根底には次なる惨劇の元となりかねない断章の監視があります。
事件の真相をといていく推理パートが、民俗学や神話を絡めていてこれまた面白いです。特に3巻4巻の「断章のグリム -人魚姫-」における、人魚姫と八尾比丘尼の比較は、民俗学色が濃いエピソードです。
そのうちオルフェウスとイザナギをやったりしないか楽しみです。
*ちょっとだけグロい
スプーン一杯のグロテスク。ドロドロした描写が多いです。各巻に必ず含まれています。
ヒロインでありもう一人の主人公である時槻雪乃(ときつきゆきの)からして、断章の能力が「肉体的苦痛を炎に変える」というものなので、毎回悪夢を焼くたびに自分の体を傷つけるという。
グロテスク表現が苦手な方は、留意しておいたほうが良いかもしれません。
電撃で一番楽しみにしているシリーズ。このシリーズ感想を書くのは初めてだったかな?
イラストを担当しているのは(openCanvasコミュニティサイトがportalgraphics.comという名前だった時代のユーザーにはおなじみの)三日月かけるさん。
あらすじ(公式サイトより)
高校生の白野蒼衣は、普通が一番と考える温和な少年。
ある日、ゴスロリ姿の美少女・時槻雪乃と出会い、人間の狂気が生み出した “灰かぶり(シンデレラ)の悪夢” の存在を知る。
彼女曰く、この世界に存在する怪現象は、すべて<神の悪夢>の欠片だというが……。
このシリーズは導入が分析心理学なのですが、そこから「神の悪夢」を「グリム童話」へ持って行くのが面白いです。
神話・伝説とは、集合的無意識の表出である。あるES患者が見たと言う「太陽から棒が延びて空気をかき回し風が起こる」現象と、よく似た伝承がローマ帝国で一時期信仰されたミトラ神話に残されていた。この患者にミトラ神話の知識は無い。この奇妙な符号は、ミトラ神話も患者が見た光景も、集合的無意識より出でたものだからである。
集合的無意識とは何か。それは神の見る夢である。人の無意識と神話・伝承は、神の夢を通して繋がっている。夢には良い夢も悪夢もある。神の悪夢ともなれば、それはただの夢に留まらず、悲劇として現実に表出してしまう。
現実にあふれ出た悪夢の泡は、神話・伝承のかたちをとって現れる。神の悪夢の破片は、まるで伝承を母体にした物語「グリム童話」をなぞるかのように悲劇を広げていく。
主人公の白野蒼衣(しらのあおい)は、あふれ出してしまった神の悪夢によって起る被害を、最小限に食い止めようと活動する団体、ロッジに所属しています。
次の被害者が出る前に、物語を読み解き、誰が悪夢の中心なのかを探し出すことができるのか。悪夢の恐ろしさと、悪夢に触れてしまった人間の悲劇。次の惨劇が起ってしまうのか、蒼衣たちの推理が間に合うのか、時間との戦いが見所です。
この、「最小限に食い止めよう」というところも、読んでいくうちに絶望感で追い詰められる神の悪夢の無慈悲さをよく現しています。神の悪夢は、根底から解決したり、完全に抑止できるものではないのです。
なんとか悪夢を沈静化できても、被害者たちの心には「断章」と言う形で悪夢の傷跡が残ってしまいます。断章はいつ悪性化するとも分からない腫瘍のようなもので、新たな悪夢として活性化してしまう危険性を秘めています。
大きな悲劇が終わっても、残された人々は爆弾を抱えながら暮らしていかなくてはなりません。ロッジとは、断章を持った人々の自助組織ですが、その根底には次なる惨劇の元となりかねない断章の監視があります。
事件の真相をといていく推理パートが、民俗学や神話を絡めていてこれまた面白いです。特に3巻4巻の「断章のグリム -人魚姫-」における、人魚姫と八尾比丘尼の比較は、民俗学色が濃いエピソードです。
そのうちオルフェウスとイザナギをやったりしないか楽しみです。
*ちょっとだけグロい
スプーン一杯のグロテスク。ドロドロした描写が多いです。各巻に必ず含まれています。
ヒロインでありもう一人の主人公である時槻雪乃(ときつきゆきの)からして、断章の能力が「肉体的苦痛を炎に変える」というものなので、毎回悪夢を焼くたびに自分の体を傷つけるという。
グロテスク表現が苦手な方は、留意しておいたほうが良いかもしれません。
サーベイランスマニュアル (GA文庫)
2009年2月20日 読書
*スーパー読書感想文タイム
完結記念にレビュー。
あらすじ(公式サイトより)
街中で暴走する虎に出くわしてしまった亮輔の前に現れたのは、警官でも自衛隊でもなく、黒ずくめで横柄な大男・巴と、真っ白な服に身を包んだ小柄な少女・寧であった。
暴れる虎を捕獲した彼らに行きがかり上つき合うこととなった亮輔は、連れて行かれた研究機関で驚くべき事実を知ることとなる――。それは「レックス」と呼ばれる、脅威の新型ウイルスの存在であった。
そして感染経路も、治癒方法も不確かなこのウイルスは、知らぬ間に亮輔の身近へも迫っていたのである!
未知のウイルスと対峙することとなった亮輔の選んだ道とは――!? 衝撃のバイオハザードストーリー登場!!
とても面白いんですが、その面白さを説明してしまうと
「極上のロリババアとステキな下僕たち」
に集約されてしまうという……面白いんですよ!面白いですよすごく。でもこう書くと軍曹がロリババア好き故に面白いと言っているようにしか聞こえないという。面白いですよすごく。
1巻でメインとなる登場人物は、
気高く純白で神秘的なロリババア 寧(ねい)
優しいけれど流されるだけじゃなくて芯の通った青年 山崎亮輔(やまさきりょうすけ)
不器用で粗忽で乱暴だけどロリババアに頭が上がらないCV三宅健太が似合いそうなおっさん(下僕1) 英田巴(あいだともえ)
年の割りにロリく見える美脚元気系(下僕2) 弓槻宝(ゆづきたから)
年の割りにロリく見える姉 山崎朝緋(やまさき あさひ)
一見いい人そうに見える悪い奴に見えるいい青年(下僕3) 都羽皓一(とわこういち)
変態所長(下僕4) 橘美貴(たちばなよしたか)
ドM秘書(下僕4の下僕) 坂上昌悟(さかがみしょうご)
ステキな布陣だ……!
読みを書かないと読めない人が地味に多いけど突飛過ぎるというほどでもない印象です。(ヤマザキじゃなくてヤマサキとか)
読みにくさを利用して、橘美貴の愛称がミキだったりするので、こういう名前が好きな作家なのかなと想像。
「衝撃のバイオハザードストーリー」とあるように、ジャンルはSFです。といっても、バイオのようなサバイバルホラーやゾンビ映画のようなパニックものではなく、どちらかといえば、伝染病を扱った医療サスペンスに近いものです。
サスペンスの定義は「不安の続く環境に置かれた人物の心理描写に重きが置かれるもの」なので、これはサスペンスです。
シリーズのテーマは、「病気に罹ったことは罪なのか」
人が獣に変身してしまうSFな伝染病ですが、カドケのように医療メインではなく、罹患した患者たちがどう生きていくかの話です。
あとがきによると、SARS(重症急性呼吸器症候群)で家族と隔離されてしまった人たちをニュースで見たことが作品を書くの切っ掛けになったそうです。
硬派なテーマをライトノベルの表現で描き、それが読んで「面白い」作品になっているのはすごいと思います。
3巻まではSFな伝染病を扱ったサスペンス
4巻からロリババア好きのためのロリババアを愛する本(4巻は寧が主人公)
そんなサーベイランスマニュアル。
完結記念にレビュー。
あらすじ(公式サイトより)
街中で暴走する虎に出くわしてしまった亮輔の前に現れたのは、警官でも自衛隊でもなく、黒ずくめで横柄な大男・巴と、真っ白な服に身を包んだ小柄な少女・寧であった。
暴れる虎を捕獲した彼らに行きがかり上つき合うこととなった亮輔は、連れて行かれた研究機関で驚くべき事実を知ることとなる――。それは「レックス」と呼ばれる、脅威の新型ウイルスの存在であった。
そして感染経路も、治癒方法も不確かなこのウイルスは、知らぬ間に亮輔の身近へも迫っていたのである!
未知のウイルスと対峙することとなった亮輔の選んだ道とは――!? 衝撃のバイオハザードストーリー登場!!
とても面白いんですが、その面白さを説明してしまうと
「極上のロリババアとステキな下僕たち」
に集約されてしまうという……面白いんですよ!面白いですよすごく。でもこう書くと軍曹がロリババア好き故に面白いと言っているようにしか聞こえないという。面白いですよすごく。
1巻でメインとなる登場人物は、
気高く純白で神秘的なロリババア 寧(ねい)
優しいけれど流されるだけじゃなくて芯の通った青年 山崎亮輔(やまさきりょうすけ)
不器用で粗忽で乱暴だけどロリババアに頭が上がらないCV三宅健太が似合いそうなおっさん(下僕1) 英田巴(あいだともえ)
年の割りにロリく見える美脚元気系(下僕2) 弓槻宝(ゆづきたから)
年の割りにロリく見える姉 山崎朝緋(やまさき あさひ)
一見いい人そうに見える悪い奴に見えるいい青年(下僕3) 都羽皓一(とわこういち)
変態所長(下僕4) 橘美貴(たちばなよしたか)
ドM秘書(下僕4の下僕) 坂上昌悟(さかがみしょうご)
ステキな布陣だ……!
読みを書かないと読めない人が地味に多いけど突飛過ぎるというほどでもない印象です。(ヤマザキじゃなくてヤマサキとか)
読みにくさを利用して、橘美貴の愛称がミキだったりするので、こういう名前が好きな作家なのかなと想像。
「衝撃のバイオハザードストーリー」とあるように、ジャンルはSFです。といっても、バイオのようなサバイバルホラーやゾンビ映画のようなパニックものではなく、どちらかといえば、伝染病を扱った医療サスペンスに近いものです。
サスペンスの定義は「不安の続く環境に置かれた人物の心理描写に重きが置かれるもの」なので、これはサスペンスです。
シリーズのテーマは、「病気に罹ったことは罪なのか」
人が獣に変身してしまうSFな伝染病ですが、カドケのように医療メインではなく、罹患した患者たちがどう生きていくかの話です。
あとがきによると、SARS(重症急性呼吸器症候群)で家族と隔離されてしまった人たちをニュースで見たことが作品を書くの切っ掛けになったそうです。
硬派なテーマをライトノベルの表現で描き、それが読んで「面白い」作品になっているのはすごいと思います。
3巻まではSFな伝染病を扱ったサスペンス
4巻からロリババア好きのためのロリババアを愛する本(4巻は寧が主人公)
そんなサーベイランスマニュアル。
銀鉄とテクノライズは大好きです。あとハングリーハートのアニメ版とか恐竜惑星とジーンダイバーとナノセイバー。最近の作品が入ってこないあたり、最近はアニメを見ていないんだなあと実感しました。
ここ最近で一番楽しかったのは魍魎の箱。あんまり最近じゃない。でもよくアレを1クールに収めたなあ。
レビューを書く為に本探し。2008年は「面白いよこれ!これ面白いよ!」と取り憑かれるように読んだ本がけっこう多かったなあ。
買ったもの
・狼と香辛料10
・サーベイランスマニュアル4
・ダンタリアンの書架1、2
・時間商人 不老不死二度売ります
・リビングデッド・ファスナー・ロック
設定で面白そうだと思って買った時間商人が2巻だった件について。
どの巻から読んでもいいようにあえて2巻と明記しないとのことで、なるほどと思いましたが、この手の順番が気になってしまう性質なのでソワソワします。
そういえばガガガは「とある飛空士への追憶」は読んでないのに「レヴィアタンの恋人」は読んでいるという。レヴィアタン面白いですよ、飛空士より知名度低いですけど。
基本的にライトノベルは 評判→ジャンル→イラストの順で選んでいます。評判買いしたのは狼と香辛料。扉の外は設定買い(いい意味で裏切られましたが)。サーベイランスマニュアルも「SFっぽい」と思って設定買いで当たった例です。
断章のグリムとレヴィアタンの恋人はイラスト買いです。かけるさんも健さんもopenCanvas使いだから……
発作的に瀬名秀明のBRAIN VALLEYを読みたくなったのですが、デカルトの密室とパラサイトイヴ以外置いていないよコンボを3件連続で食らったので、4軒目に行くのをやめてamazonで注文しました。ついでに金子画集の2も注文してしまったのでそのうち日記に書くと思います。たぶんまたメタトロンの話題しか出てこない未来が見える。
そういえば昨日は久々にリアルタイムで虹テンスレに遭遇できました。キャッシュ見たら「M様は本当に良い天使長ですよね」で検索できた。
最近は M様出世したよね→それに比べてミカエル殿は…→即死大天使殿の価値ストップ安→ラスボスがミカエル殿なヒーローさんが必死になる の流れが多いなあ。あとサタン殿は東京封鎖7日間とか悠長な事言わずに初日でメギドアーク。
主人公にとっては毎回「知らない人からメールが来た」ですが、周回しているプレイヤーにとっては「またMさんからメールきたよ」なので、5周する頃にはメタトロンお兄ちゃんとメル友みたいな感覚になっているのは仕方ないよね。
ここ最近で一番楽しかったのは魍魎の箱。あんまり最近じゃない。でもよくアレを1クールに収めたなあ。
レビューを書く為に本探し。2008年は「面白いよこれ!これ面白いよ!」と取り憑かれるように読んだ本がけっこう多かったなあ。
買ったもの
・狼と香辛料10
・サーベイランスマニュアル4
・ダンタリアンの書架1、2
・時間商人 不老不死二度売ります
・リビングデッド・ファスナー・ロック
設定で面白そうだと思って買った時間商人が2巻だった件について。
どの巻から読んでもいいようにあえて2巻と明記しないとのことで、なるほどと思いましたが、この手の順番が気になってしまう性質なのでソワソワします。
そういえばガガガは「とある飛空士への追憶」は読んでないのに「レヴィアタンの恋人」は読んでいるという。レヴィアタン面白いですよ、飛空士より知名度低いですけど。
基本的にライトノベルは 評判→ジャンル→イラストの順で選んでいます。評判買いしたのは狼と香辛料。扉の外は設定買い(いい意味で裏切られましたが)。サーベイランスマニュアルも「SFっぽい」と思って設定買いで当たった例です。
断章のグリムとレヴィアタンの恋人はイラスト買いです。かけるさんも健さんもopenCanvas使いだから……
発作的に瀬名秀明のBRAIN VALLEYを読みたくなったのですが、デカルトの密室とパラサイトイヴ以外置いていないよコンボを3件連続で食らったので、4軒目に行くのをやめてamazonで注文しました。ついでに金子画集の2も注文してしまったのでそのうち日記に書くと思います。たぶんまたメタトロンの話題しか出てこない未来が見える。
そういえば昨日は久々にリアルタイムで虹テンスレに遭遇できました。キャッシュ見たら「M様は本当に良い天使長ですよね」で検索できた。
最近は M様出世したよね→それに比べてミカエル殿は…→即死大天使殿の価値ストップ安→ラスボスがミカエル殿なヒーローさんが必死になる の流れが多いなあ。あとサタン殿は東京封鎖7日間とか悠長な事言わずに初日でメギドアーク。
主人公にとっては毎回「知らない人からメールが来た」ですが、周回しているプレイヤーにとっては「またMさんからメールきたよ」なので、5周する頃にはメタトロンお兄ちゃんとメル友みたいな感覚になっているのは仕方ないよね。
黒い家 (角川ホラー文庫)
2009年2月19日 読書
引き続きレビューを書く練習。
たぶん感想を読みたい人は、ネタバレにならない程度のあらすじ&お薦めするところを書いて欲しいのかなと思うので、そのへんに留意して。
あらすじ
生命保険会社に勤める若槻(主人公)は、あるとき「自殺の場合も生命保険は支払われるのか」という電話を受ける。その電話に不審なものを感じ取った若槻は、小学生の頃兄が自殺した体験を話し、自殺をやめるように説得する。
そんな電話の一件を忘れかけた頃、若槻は菰田重徳という契約者に名指しで呼び出される。訪ねた先の重徳宅で、若槻は重徳の息子が首吊り自殺しているのを発見する。
若槻は不審な行動を取る重徳を疑う。これは自殺ではなく殺人なのではないか。
息子の保険金を支払うように、菰田重徳とその妻幸子は、連日若槻を訪ねる。繰り返される異常な催促に疑惑を抱いた若槻は、菰田重徳について独自の調査を開始するのだが……
主な登場人物は主人公の若槻、恋人の恵、菰田重徳、菰田幸子。このほかにも犯罪心理学者、刑事、保険会社の上司や潰し屋など。かなり沢山の登場人物が出てきますが、名前が出る文章では人物の特徴(役割)もセットで出てくるので「ここの会話に出てくる○○って誰?」とならずに読み進められます。
日本ホラー小説大賞授賞作だけあり、非常に怖いです。ヌルヌルした怖さです。
人物が多いにもかかわらず、誰が誰だすぐ分かる構成など、技術も高いです。
残虐描写もありますが、それ以上に「ここが怖い」と思ったのは、犯罪心理学者の金石がサイコパスについて説明するくだりです。
ダイオキシンや環境ホルモンのあたりはMMRを感じましたが、社会が弱者のための制度を整えるほど、それを悪用するサイコパスが社会を食い物にするという主張には、言い知れない恐怖を感じます。
恵が「この文章と同じものをどこかで見たことがある」といった伏線が判明した瞬間も、なかなか恐ろしい場面です。
怖さのインパクトではクライマックスに及びませんが、サイコパスが何故恐ろしいのか、そこに伏している重いものが、劇的シーンの後にずしりと追い討ちをかけてきます。
*報復戦略と裏切り戦略
サイコパスと福祉社会、ゲーム理論の協調-報復戦略と裏切り戦略の類似です。
多くの社会は、囚人ゲームで最も安定を示す協調-報復戦略に類する社会になります。
最初は協調し、相手が裏切ったら報復し、悔い改めたらまた協調する。近代法治国家はほぼこの協調-報復戦略です。
一方サイコパスは裏切り戦略です。もちろんこれは、協調-報復戦略ではすぐ報復されます。
しかし、社会が福祉社会になるということは、戦略で言えば博愛戦略、裏切られても報復しない戦略に近くなります。サイコパスが裏切り戦略をとっても、メリットが大きくデメリットが小さいのです。
サイコパスをゲームの駒とした場合、この駒は協調戦略を取りません。協調戦略を取らない駒が存在する盤面を、どう攻略するのか。「黒い家」が恐ろしいのは、物語が一旦終わっても、この難しい盤面のゲームは終わらないからなのかもしれません。
*「心がない」と言う表現
引っかかったのは、映画版のタイトルにも使われた「この人間には心がない」という部分です。
心の定義に関してですね。
心は善なる部分のみを指すのではありません。理性も感情もすべて内包するのですから、「この人間には心がない」というのにはどうしても引っかかるのです。犯人には、怒りや恨みといった感情と犯罪を隠蔽する判断力がありました。
あるいは、「黒い家」での「心」は、定義が違うのかもしれません。
ゲームの例えで言えば、協調戦略を取らない駒が「心がない」駒なのでしょう。そう考えると、「心」とは、協調と裏切りの選択肢二つで逡巡する「揺れ」そのものを指すのかもしれません。つねに裏切り一択ならばそこには「心」がないのです。
同様に、つねに博愛一択で、何の揺れもなければ、それはそれで「心」がないのでしょう。複数の選択があり、どれを選ぶか迷うものが「心」であり、「考える」ということならば、思考を「放棄」して、選択肢が最初から一つしかないのは「心」がない。そんな風にも見えてきます。
たぶん感想を読みたい人は、ネタバレにならない程度のあらすじ&お薦めするところを書いて欲しいのかなと思うので、そのへんに留意して。
あらすじ
生命保険会社に勤める若槻(主人公)は、あるとき「自殺の場合も生命保険は支払われるのか」という電話を受ける。その電話に不審なものを感じ取った若槻は、小学生の頃兄が自殺した体験を話し、自殺をやめるように説得する。
そんな電話の一件を忘れかけた頃、若槻は菰田重徳という契約者に名指しで呼び出される。訪ねた先の重徳宅で、若槻は重徳の息子が首吊り自殺しているのを発見する。
若槻は不審な行動を取る重徳を疑う。これは自殺ではなく殺人なのではないか。
息子の保険金を支払うように、菰田重徳とその妻幸子は、連日若槻を訪ねる。繰り返される異常な催促に疑惑を抱いた若槻は、菰田重徳について独自の調査を開始するのだが……
主な登場人物は主人公の若槻、恋人の恵、菰田重徳、菰田幸子。このほかにも犯罪心理学者、刑事、保険会社の上司や潰し屋など。かなり沢山の登場人物が出てきますが、名前が出る文章では人物の特徴(役割)もセットで出てくるので「ここの会話に出てくる○○って誰?」とならずに読み進められます。
日本ホラー小説大賞授賞作だけあり、非常に怖いです。ヌルヌルした怖さです。
人物が多いにもかかわらず、誰が誰だすぐ分かる構成など、技術も高いです。
残虐描写もありますが、それ以上に「ここが怖い」と思ったのは、犯罪心理学者の金石がサイコパスについて説明するくだりです。
ダイオキシンや環境ホルモンのあたりはMMRを感じましたが、社会が弱者のための制度を整えるほど、それを悪用するサイコパスが社会を食い物にするという主張には、言い知れない恐怖を感じます。
恵が「この文章と同じものをどこかで見たことがある」といった伏線が判明した瞬間も、なかなか恐ろしい場面です。
怖さのインパクトではクライマックスに及びませんが、サイコパスが何故恐ろしいのか、そこに伏している重いものが、劇的シーンの後にずしりと追い討ちをかけてきます。
*報復戦略と裏切り戦略
サイコパスと福祉社会、ゲーム理論の協調-報復戦略と裏切り戦略の類似です。
多くの社会は、囚人ゲームで最も安定を示す協調-報復戦略に類する社会になります。
最初は協調し、相手が裏切ったら報復し、悔い改めたらまた協調する。近代法治国家はほぼこの協調-報復戦略です。
一方サイコパスは裏切り戦略です。もちろんこれは、協調-報復戦略ではすぐ報復されます。
しかし、社会が福祉社会になるということは、戦略で言えば博愛戦略、裏切られても報復しない戦略に近くなります。サイコパスが裏切り戦略をとっても、メリットが大きくデメリットが小さいのです。
サイコパスをゲームの駒とした場合、この駒は協調戦略を取りません。協調戦略を取らない駒が存在する盤面を、どう攻略するのか。「黒い家」が恐ろしいのは、物語が一旦終わっても、この難しい盤面のゲームは終わらないからなのかもしれません。
*「心がない」と言う表現
引っかかったのは、映画版のタイトルにも使われた「この人間には心がない」という部分です。
心の定義に関してですね。
心は善なる部分のみを指すのではありません。理性も感情もすべて内包するのですから、「この人間には心がない」というのにはどうしても引っかかるのです。犯人には、怒りや恨みといった感情と犯罪を隠蔽する判断力がありました。
あるいは、「黒い家」での「心」は、定義が違うのかもしれません。
ゲームの例えで言えば、協調戦略を取らない駒が「心がない」駒なのでしょう。そう考えると、「心」とは、協調と裏切りの選択肢二つで逡巡する「揺れ」そのものを指すのかもしれません。つねに裏切り一択ならばそこには「心」がないのです。
同様に、つねに博愛一択で、何の揺れもなければ、それはそれで「心」がないのでしょう。複数の選択があり、どれを選ぶか迷うものが「心」であり、「考える」ということならば、思考を「放棄」して、選択肢が最初から一つしかないのは「心」がない。そんな風にも見えてきます。
注記
これはふたば★虹板@Wiki企画が閲覧できないことにより、手元にログがないとき(出先から携帯で書いている時など)用にログを保存するものであり、オリジナルテキストはすべて項目を書いた「」によるものです。
虹テン(にじてん)
発生時期
2006年3月?(『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』が発表、話題になりだした時期)
主な生息地
img
解説
「虹テン」とは、imgで主に深夜に繰り広げられる「虹裏的メガテン世界」の通称。「メガテン」とはアトラスより発売されているRPGシリーズ『女神転生』*1の略称であり、虹テンとはつまり虹裏的な解釈によって広がった本来のメガテンとはかなり違う世界観を指す。
元は『真・女神転生3』の主人公(以下「人修羅」)が『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』発売後、その人気に嫉妬し始めたのが始まりと言われており、ここから人修羅、ライドウに虹裏設定の付加がなされ始める。
その後、『P3 ペルソナ3』発売に伴ってライドウと人修羅がP3主人公(以下「P3」)に絡むという展開が起き、これが現在の虹テンを形作る「三馬鹿スレ」となる。
三馬鹿スレはimg「」達のスクリプトリレーによりどんどん話が膨らんでいき、『デジタルデビルサーガ・アバタールチューナー』の主人公・サーフを加え「三馬鹿+1」(『四馬鹿』とも)*2を形成。その後次々とメガテンシリーズのキャラクターがクロスオーバーを果たし、いつの間にか「虹テン」という呼称が使われる頃にはほぼメガテンキャラオールスターとも言える世界が生み出されていた。
現在でもキャラは増え続け、ついにはアトラス製の他ゲームまで巻き込みつつあり、そのキャラ数は膨大である。しかもそのほぼすべてのキャラが虹裏設定によるキャラ付けをされており、これらのキャラたちが織り成す無数のストーリーは予想も付かない展開を見せ、虹テンスレの内容はまさにカオスと言っても過言では無い。
本項ではその虹テン登場人物を一括して紹介する。
葛葉ライドウ(くずのはらいどう)
『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』より登場。ゲーム中では寡黙ゆえキャラ性はほぼ無いに等しかったが、プレイした「」がモーショボー、アリスと言ったロリ悪魔を連れる事が多いせいかライドウもそれに連動するかのようにロリコン化。さらには人修羅のエロゲーをプレイした事でエロゲーマニアと言う属性まで付き、生粋の変態と成り下がる。しかし巨大戦艦を刀一つで叩き斬るという離れ業をやってのけるなど戦闘能力は驚異的。ちなみに石馬戒厳という恋人がいる。本人は“管”と呼ばれる筒状の道具で悪魔を封印使役するが、その筒を収めるプロテクター状のベストがブラジャーに似ていた為、一時「白ブラ」と言われ落ち込んだライドウは引き篭もりになっていた時期があった。ちなみに悪魔絵師の寵愛を一身に受けているらしく最近発売した小説において、マザコン属性が追加されるなどその成長から目を離せないキャラクターでもある。
「Wiki一つ守れずして、何が14代目葛葉ライドウか!」
人修羅(ひとしゅら)
『真・女神転生3 ノクターン』に登場。本来デフォルトネームは存在しないが、ゲーム中「人修羅」と呼称される事があるため虹テンにおいては名前として人修羅と呼ばれる。前述したとおり、彼が『ライドウ対超力兵団』発売時の人気に嫉妬し、ライドウにケンカを吹っかけたのがすべての始まりであり、虹テンのきっかけを作った張本人とも言える。さらにはメガテンシリーズでは大抵の場合主人公には主人公に付き添う人間のヒロインが存在するのだが、人修羅にはそれが居ないため「致命的に(人間との)恋愛フラグが発生しない悪魔」として扱われ、結果他人の恋愛がらみのイベントにひたすら嫉妬しまくるキャラとなる。この二つの嫉妬によって「嫉妬修羅」と呼ばれることもある。しかし実際にフラグが立ってみるとそのフラグに気付けない鈍感でもあるため、最近では本人の言動とは裏腹に意外とフラグが多くなりつつある。ちなみに戦闘能力はライドウと同じく凄まじいものとされるため、怒ると手がつけられない。
「ギギギギギギギギ…フラグが発生しないとかデタラメ書いてるんじゃねーよ!」
P3(ぴーすりー)
『P3 ペルソナ3』に登場。人修羅同様本来デフォルトネームが存在しないため、ゲーム名をそのまま名前として扱う(愛称として「ぴーくん」等がある)。初期の性格はゲーム中に良く見られる「どうでもいい」と言う選択肢が表すようなクールな高校生(常識人故にツッコミ役でもあったが)だったが徐々に4馬鹿としての友情に目覚め始め、いつの間にか半ばその友情に依存気味の寂しがり屋へと変貌する。またゲーム中において女性キャラを口説き落としまくるというジゴロっぷりを発揮、今では逆に女性に振り回されることもしばしば。しかし最近ではその浮気性が祟ってか、女の子にないがしろにされることも増えた。4馬鹿のまとめ役でもあり、彼が居ないと他の3人はバランスが崩れ暴走しがちである。ちなみに彼が友情と家族愛のスパイラルへ墜ちた時の台詞は「俺、いつからどうでもいいって言えなくなっちまったんだよぉ」と中々の名台詞であった。
「Wikiかぁ…どうでもいい」
サーフ(さーふ)
『デジタルデビルサーガ・アバタールチューナー』に登場。ヴァルナという悪魔に変身する事が可能な特殊体質。4馬鹿の中では最後に入ったキャラクターのため、三馬鹿「+1」と呼ばれる事もある。初期はPS2メガテンキャラながらもあまりのキャラの薄さ+ゲームそのものの知名度が災いして出番が皆無に等しかったのだが、ある日ゲーム中で敵を見境無く喰らうという設定から「超大喰らいキャラ」としてブレイク。普通の食べ物は勿論、明らかに食べ物でも無いものまでおいしそうに平らげてしまうキャラとなる。また、その食への純粋さからか精神年齢が幼めの和み系の性格として描かれる事が多い。
「他キャラのページとかも美味しいね(モグモグ)」
ザ・ヒーロー(ざ・ひーろー)
『真・女神転生』に登場。デフォルトネームは存在しないが説明書には「ザ・ヒーロー」と表記されているためこう呼ばれる。ゲーム中での性格の描写が皆無に等しいため長らくキャラ付けがされていなかったが、ニュートラルルートを選んだ際、神、悪魔、そして友人を全て殺さなければならないと言う非情なストーリーのため、虹テンにおいてもニュートラルな人間以外には外道極まりないという性格で描かれる。またゲームにおけるバグ技も全て使いこなしているため、弾丸を足に挟み完全無敵*3、神経弾*4でどんな相手も黙らせる虹テンにおいても一、二を争う実力者。しかし最近、弟子の天田には異常なほど甘いという一面を見せる事が多い。
「わざわざこんな項目を作るなんてヒマ人もいいとこだね(笑)」
石馬 戒厳(いしま かいげん)
ニトロプラス作品『刃鳴散らす』にて登場。その後ファンディスクである『サバト鍋』にて主役格を獲得する事になったキャラクター。その見た目と反し、高齢且つ極めて冷酷な不死身の武人である。原典においては西洋文化を撲滅すべくクーデターを画策、独裁政権を握った。政権瓦解時に死亡したとされるが、不死となって復活を果たし、その後東京を核で焼き尽くし、全都民を不死化させ最強永遠の国家樹立を図った。彼女自体は『女神転生』シリーズにはなんら関係を持たないが、実はこの巨大なカオス・クロスオーバーの原点であり、葛葉ライドウと最初期から行動を共にしていた。元を辿れば、「服装が似ている」というコラから始まった関係であったが、彼女がライドウの高潔な人間性を見抜き、その後『ライドウ白ブラ事件』、『メカクダン襲来』と言った障害を乗り越え、順調に関係を発展させ今はパートナーとしての立場を確立している。二人の出会いは敵同士として殺し合いの場であったらしい。ちなみに「戒厳」は号で、本名は「雪緒」である。
「ライドウと共に在ることが出来るなら臣はWikiであろうとどこまでも…」
天田 乾(あまだ けん)
『P3 ペルソナ3』の登場キャラクターの一人。作中や虹テン初期ではいまいち目立たない少年だったが、ヒーローに彼が弟子入りするスクリプトが始まってからは虹テンの中心人物の一人となった。本来まったく接点のないヒーローとの関係以外にも、『デビルチルドレン』の主人公・刹那と親友同士だったり、『真if』の女主人公・if女と恋人関係(しかも、結婚を約束するほど親密)になっていたりと、おそらくもっとも虹裏設定が豊富なキャラの一人である。ちなみに彼の精神年齢は明らかに小学生とは思えない。
「ヒーローさんがご迷惑おかけしてすいません」
中島 朱実(なかじま あけみ)・白鷺 弓子(しらさぎ ゆみこ)
『デジタルデビルストーリー 女神転生』及び同名の小説の主人公、ヒロイン。初代メガテンの主人公、つまり全てのメガテンの始祖であり、彼らが居なければその後の作品は生まれなかった。その功績ゆえに「大先輩」と呼ばれる。小説内での「50億の人間より、僕は君一人を選ぶ!」等のセリフから虹テン屈指の鋼鉄の絆で結ばれたカップルであり、常に行動を共にして二人だけの世界を築き上げている。また、暗黙の了解のように虹テン最強と扱われてるため、ヒーローですら彼らには関わらないようにしている。
「はははWikiでも僕と君は一緒だね弓子」「うふふどこでだってずっと一緒よ中島君」
ダンテ(だんて)
『デビルメイクライ』シリーズの主人公にして、『真女神転生Ⅲマニアクス』にてメーカーを越え人修羅と共闘した半人半魔のデビルハンター。父は魔界軍を単騎で滅ぼす程強かった。ゲームの宣伝文句がスタイリッシュアクションだった事もあり、通称はスタイリッシュ。1作目ではクールガイ振りを発揮していたものの、過去編に当たる3作目において途轍もなくハイテンションな言動・人格を露呈。挙句、『真3』においての人修羅との追跡劇や、人修羅でもダメージを負うビルの60階から何なく飛び降りる等、規格外な動きを見せる。それらが拡大解釈され、虹テンにおいてのダンテは、「空気の読めないエセ日本文化好きの外人」になっており、ともすれば場所をかき乱して去っていくジョーカー的な立場となった。またゲームの設定そのままに人修羅の頭痛の種でもある。要約すれば、ともかく空気が読めない。P3の桐条美鶴とは色々あって親友的な立場となっている。なおnovの「議長スレ」*5にも登場しており、こちらでは1作目をベースにした「各勢力の間を気ままに渡り歩く自由人」という渋いキャラとなっている。
「yeah!デビルメイクライ、2007年スプリングにアニメ化だぜ!スプリングだけに飛び跳ねそうだな!それにPS3のDMC4も買ってくれよ!」
甲斐 刹那(かい せつな)
『真・女神転生デビルチルドレン』に登場。大魔王ルシファーと人間の女性との間に生まれた「デビルチルドレン」である。彼においてはボンボンにかつて連載されたマンガ版デビチルの影響が色濃く、熱血かつハードボイルドな小学生として描かれる。また同じ小学生の天田と仲がよく、「ケンちゃん・セッちゃん」と呼び合うほどの親友。しかし、先述したとおり悪魔と人間のハーフのため、悪魔嫌いのヒーローからは嫌われている。要未来をこれでもかというぐらい熱愛しており、行方不明である彼女を探すこととなると目の色が変わりその小学生(というか人間)とは思えない力を暴走させまくる。
「wikiにも未来は居なかったか…ちっくしょおおーーーー!!!」
if男(いふおとこ)
『真・女神転生if』に登場。デフォルトネームが存在しないためif男と呼ばれる。真シリーズのれっきとした主人公ではあるが、やはり長らくキャラ付けがされていなかった。が、他のキャラのようにあるきっかけでキャラ付けがされるのとは違い、自ら人気と存在感を出そうとして「キングフロスト装備一式」を付けて必死に目立ちたがるキャラになってしまった。しかもそれが高じて、人気や出番よりもキングフロスト装備が大事という本末転倒な性格に変化。さらに目立とうとすれば目立とうとするほどなぜか空回りしてしまい、そのたびに存在感が薄くなり、今ではまるで透明人間と言えるほどにヒーロー以外の他のキャラに認識されないという哀れな存在となる。
「何でwikiにはKフロストの項目が無いんだよ!Kフロストと俺に敬意を払え!」
if女(いふおんな)
『真・女神転生if』に登場。ifにおいては主人公を男性、女性と選ぶことが可能。つまりif男の女バージョンである。初期選択肢で「パンツははいていない」という選択肢が選べることや最強に近い防具セットがほぼ全裸であったりという事実からやたらエロス方面に突出した性格として描かれ、さらにはショタ属性を開放し天田少年の大人の会談を半ば強引に上らせる。が、その繰り返しが愛になったのかは分からないがいつの間にか殆ど恋人同士となり、ついには天田少年から本気のプロポーズを受けてしまいその上まんざらでもないというとんでもない展開を迎え、天田少年の嫁候補としてキャラを確立する。しかしスキあらば天田少年と性的行為に及ぼうとするため「ポルノ女」と呼ばれることもしばしば。
「wiki内でえっちしちゃうなんて革命的かも、ね?天田君♪」
桐条 美鶴(きりじょう みつる)
『P3 ペルソナ3』に登場。大富豪の娘であり、誇り高い精神を持つがやや世間知らずなところが多い。ゲーム中で既にP3に落とされたあとらしく、P3にゾッコン。が、半ばほっとかれ気味のためやきもきすることが多い。また、自分の会社の事業が大概虹テンキャラたちにことごとく潰されてしまう、人修羅に惚れられてしまいストーカー的な被害を受ける、ダンテにルシアという女性と勘違いされて付きまとわれるなど不幸がちな少女。しかし最近ではダンテとの長い付き合いからかもともと似てるのか空気の読めなさと英語交じりの日本語が悪化、さらにはダンテの兄・バージルまでを自ペルソナとし強キャラ化が進んでいる。ちなみに彼女のバイクはヒーロー唯一の弱点。
「wikiに項目…これほどまでに我々が愛されてるとは!ブリリアント!」
朝倉 タヱ(あさくら たえ)
『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』に登場。大正時代には珍しいやり手の女性新聞記者であり、女性の権利向上を胸に日々取材活動に明け暮れている。ペンネームは「葵鳥」(きちょう)。性格は「おっちょこちょいで前向きな頑張り屋さん」と、『女神転生』『ペルソナ』『デビルサマナー』シリーズを通してみても極めて希少な”普通の女性”でもある。その為か、濃いキャラクターばかりの虹テンにおいては一切ヒロイン扱いをされていない上、「年増」「ババア」(虹裏的でない意味で)と蔑まれる事すらある。だが、最近では『真女神転生Ⅰ』の「よしお」「わるお」と共にまったりと普通人としてのキャラを立てつつあるようだ。公式では小説版においておばあちゃんっ子であることが判明した。尚、鳴海が1000円しかくれないのに対し、彼女は5000円もの資金をぽんとライドウに渡してくれる点から見ても、結構太っ腹である。
「ライドウ君、ここwikiにおいてはどう見たって私がヒロインよね?」
よしお・わるお(よしお・わるお)
『真・女神転生』に登場。同作品内においてロウヒーロー、カオスヒーローという肩書きが付いているが長いためかよしお、わるおと呼ばれる。どちらも主人公であるヒーローと対立し、作中でヒーローによって殺されることとなる(ただし、ニュートラルルートでなかった場合はこの限りではない)。しかし虹テン世界で復活した後は「対立すると大抵死ぬ」という教訓を得てひたすら普通の生活を送ろうとするキャラに変化。大抵何かしらあるたびに騒動を起こす他キャラと違い、超一般的な行動を取り続ける。最近では前項目の朝倉タヱと普通トリオを結成し、毎日ファミレスでダベるというなんとも若者らしい普通っぽさを発揮している。その他キャラと一線を画した普通っぷりは見ていて不安になるほど。しかし、まがりなりにもヒーローなので本気を出した時はヒーローとほぼ同等の力を発揮する。
「wikiに僕らの項目が出来てますよ」「そりゃすげえな。へへ、俺らも有名になったな」
関連項目
カテゴリ:ゲームキャラ
関連リンク
ふたば倉庫(版権ネタ項目の女神シリーズに画像・ログ保管)
memo
訂正、追加情報等。
とりあえずキャラ別に作るのもなんか違う気がしたのでひとつの項目として作って見た
文章に自信は無いのでどんどん変更とかキャラ追加してくれ
--------------------------------------------------------------------------------
*1 敵悪魔を交渉によって仲魔にし使役したり合体させる事が出来る、プレイヤーが選んだ思想によるマルチエンディングシステム、金子一馬氏による独特のキャラクターデザイン等、特徴的な要素を持つシリーズで、このシリーズを好む人を「メガテニスト」と言う。
*2 同じimgの定番スクリプトである「良妻にゃおにゃお・深夜の部」で用いられる『五馬鹿』(「」(良妻スクリプト)、神崎黎人、楯祐一、玖我なつき、風花真白)との混同に注意されたい。
*3 PS版『真・女神転生』には武器や防具を適正位置以外にも装備できるというバグが存在する。このバグを使用して「魔力の弾」というアイテムを足に装備すると、あらゆる敵の攻撃を無効化し、まったくダメージを受けなくなる。ただしこちらの攻撃を敵に反射された場合と、エナジードレイン系の攻撃は防ぐことはできない。
*4 『真・女神転生』に登場するアイテムのひとつ。銃に装填して使用する弾丸アイテムのひとつだが、SFC版では設定ミスでどんな防御手段をもってしてもダメージを防げない[相性:-]を持つバランス崩壊アイテムとなっている。ちなみに同じ[相性:-]を持つ弾丸として「魔力の弾」「閃光弾」「ハッピーショット」などがあるが、恐ろしいことにこれら3つは設定ミスではなく仕様である。
*5 ギルバート・デュランダルの項参照。
これはふたば★虹板@Wiki企画が閲覧できないことにより、手元にログがないとき(出先から携帯で書いている時など)用にログを保存するものであり、オリジナルテキストはすべて項目を書いた「」によるものです。
虹テン(にじてん)
発生時期
2006年3月?(『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』が発表、話題になりだした時期)
主な生息地
img
解説
「虹テン」とは、imgで主に深夜に繰り広げられる「虹裏的メガテン世界」の通称。「メガテン」とはアトラスより発売されているRPGシリーズ『女神転生』*1の略称であり、虹テンとはつまり虹裏的な解釈によって広がった本来のメガテンとはかなり違う世界観を指す。
元は『真・女神転生3』の主人公(以下「人修羅」)が『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』発売後、その人気に嫉妬し始めたのが始まりと言われており、ここから人修羅、ライドウに虹裏設定の付加がなされ始める。
その後、『P3 ペルソナ3』発売に伴ってライドウと人修羅がP3主人公(以下「P3」)に絡むという展開が起き、これが現在の虹テンを形作る「三馬鹿スレ」となる。
三馬鹿スレはimg「」達のスクリプトリレーによりどんどん話が膨らんでいき、『デジタルデビルサーガ・アバタールチューナー』の主人公・サーフを加え「三馬鹿+1」(『四馬鹿』とも)*2を形成。その後次々とメガテンシリーズのキャラクターがクロスオーバーを果たし、いつの間にか「虹テン」という呼称が使われる頃にはほぼメガテンキャラオールスターとも言える世界が生み出されていた。
現在でもキャラは増え続け、ついにはアトラス製の他ゲームまで巻き込みつつあり、そのキャラ数は膨大である。しかもそのほぼすべてのキャラが虹裏設定によるキャラ付けをされており、これらのキャラたちが織り成す無数のストーリーは予想も付かない展開を見せ、虹テンスレの内容はまさにカオスと言っても過言では無い。
本項ではその虹テン登場人物を一括して紹介する。
葛葉ライドウ(くずのはらいどう)
『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』より登場。ゲーム中では寡黙ゆえキャラ性はほぼ無いに等しかったが、プレイした「」がモーショボー、アリスと言ったロリ悪魔を連れる事が多いせいかライドウもそれに連動するかのようにロリコン化。さらには人修羅のエロゲーをプレイした事でエロゲーマニアと言う属性まで付き、生粋の変態と成り下がる。しかし巨大戦艦を刀一つで叩き斬るという離れ業をやってのけるなど戦闘能力は驚異的。ちなみに石馬戒厳という恋人がいる。本人は“管”と呼ばれる筒状の道具で悪魔を封印使役するが、その筒を収めるプロテクター状のベストがブラジャーに似ていた為、一時「白ブラ」と言われ落ち込んだライドウは引き篭もりになっていた時期があった。ちなみに悪魔絵師の寵愛を一身に受けているらしく最近発売した小説において、マザコン属性が追加されるなどその成長から目を離せないキャラクターでもある。
「Wiki一つ守れずして、何が14代目葛葉ライドウか!」
人修羅(ひとしゅら)
『真・女神転生3 ノクターン』に登場。本来デフォルトネームは存在しないが、ゲーム中「人修羅」と呼称される事があるため虹テンにおいては名前として人修羅と呼ばれる。前述したとおり、彼が『ライドウ対超力兵団』発売時の人気に嫉妬し、ライドウにケンカを吹っかけたのがすべての始まりであり、虹テンのきっかけを作った張本人とも言える。さらにはメガテンシリーズでは大抵の場合主人公には主人公に付き添う人間のヒロインが存在するのだが、人修羅にはそれが居ないため「致命的に(人間との)恋愛フラグが発生しない悪魔」として扱われ、結果他人の恋愛がらみのイベントにひたすら嫉妬しまくるキャラとなる。この二つの嫉妬によって「嫉妬修羅」と呼ばれることもある。しかし実際にフラグが立ってみるとそのフラグに気付けない鈍感でもあるため、最近では本人の言動とは裏腹に意外とフラグが多くなりつつある。ちなみに戦闘能力はライドウと同じく凄まじいものとされるため、怒ると手がつけられない。
「ギギギギギギギギ…フラグが発生しないとかデタラメ書いてるんじゃねーよ!」
P3(ぴーすりー)
『P3 ペルソナ3』に登場。人修羅同様本来デフォルトネームが存在しないため、ゲーム名をそのまま名前として扱う(愛称として「ぴーくん」等がある)。初期の性格はゲーム中に良く見られる「どうでもいい」と言う選択肢が表すようなクールな高校生(常識人故にツッコミ役でもあったが)だったが徐々に4馬鹿としての友情に目覚め始め、いつの間にか半ばその友情に依存気味の寂しがり屋へと変貌する。またゲーム中において女性キャラを口説き落としまくるというジゴロっぷりを発揮、今では逆に女性に振り回されることもしばしば。しかし最近ではその浮気性が祟ってか、女の子にないがしろにされることも増えた。4馬鹿のまとめ役でもあり、彼が居ないと他の3人はバランスが崩れ暴走しがちである。ちなみに彼が友情と家族愛のスパイラルへ墜ちた時の台詞は「俺、いつからどうでもいいって言えなくなっちまったんだよぉ」と中々の名台詞であった。
「Wikiかぁ…どうでもいい」
サーフ(さーふ)
『デジタルデビルサーガ・アバタールチューナー』に登場。ヴァルナという悪魔に変身する事が可能な特殊体質。4馬鹿の中では最後に入ったキャラクターのため、三馬鹿「+1」と呼ばれる事もある。初期はPS2メガテンキャラながらもあまりのキャラの薄さ+ゲームそのものの知名度が災いして出番が皆無に等しかったのだが、ある日ゲーム中で敵を見境無く喰らうという設定から「超大喰らいキャラ」としてブレイク。普通の食べ物は勿論、明らかに食べ物でも無いものまでおいしそうに平らげてしまうキャラとなる。また、その食への純粋さからか精神年齢が幼めの和み系の性格として描かれる事が多い。
「他キャラのページとかも美味しいね(モグモグ)」
ザ・ヒーロー(ざ・ひーろー)
『真・女神転生』に登場。デフォルトネームは存在しないが説明書には「ザ・ヒーロー」と表記されているためこう呼ばれる。ゲーム中での性格の描写が皆無に等しいため長らくキャラ付けがされていなかったが、ニュートラルルートを選んだ際、神、悪魔、そして友人を全て殺さなければならないと言う非情なストーリーのため、虹テンにおいてもニュートラルな人間以外には外道極まりないという性格で描かれる。またゲームにおけるバグ技も全て使いこなしているため、弾丸を足に挟み完全無敵*3、神経弾*4でどんな相手も黙らせる虹テンにおいても一、二を争う実力者。しかし最近、弟子の天田には異常なほど甘いという一面を見せる事が多い。
「わざわざこんな項目を作るなんてヒマ人もいいとこだね(笑)」
石馬 戒厳(いしま かいげん)
ニトロプラス作品『刃鳴散らす』にて登場。その後ファンディスクである『サバト鍋』にて主役格を獲得する事になったキャラクター。その見た目と反し、高齢且つ極めて冷酷な不死身の武人である。原典においては西洋文化を撲滅すべくクーデターを画策、独裁政権を握った。政権瓦解時に死亡したとされるが、不死となって復活を果たし、その後東京を核で焼き尽くし、全都民を不死化させ最強永遠の国家樹立を図った。彼女自体は『女神転生』シリーズにはなんら関係を持たないが、実はこの巨大なカオス・クロスオーバーの原点であり、葛葉ライドウと最初期から行動を共にしていた。元を辿れば、「服装が似ている」というコラから始まった関係であったが、彼女がライドウの高潔な人間性を見抜き、その後『ライドウ白ブラ事件』、『メカクダン襲来』と言った障害を乗り越え、順調に関係を発展させ今はパートナーとしての立場を確立している。二人の出会いは敵同士として殺し合いの場であったらしい。ちなみに「戒厳」は号で、本名は「雪緒」である。
「ライドウと共に在ることが出来るなら臣はWikiであろうとどこまでも…」
天田 乾(あまだ けん)
『P3 ペルソナ3』の登場キャラクターの一人。作中や虹テン初期ではいまいち目立たない少年だったが、ヒーローに彼が弟子入りするスクリプトが始まってからは虹テンの中心人物の一人となった。本来まったく接点のないヒーローとの関係以外にも、『デビルチルドレン』の主人公・刹那と親友同士だったり、『真if』の女主人公・if女と恋人関係(しかも、結婚を約束するほど親密)になっていたりと、おそらくもっとも虹裏設定が豊富なキャラの一人である。ちなみに彼の精神年齢は明らかに小学生とは思えない。
「ヒーローさんがご迷惑おかけしてすいません」
中島 朱実(なかじま あけみ)・白鷺 弓子(しらさぎ ゆみこ)
『デジタルデビルストーリー 女神転生』及び同名の小説の主人公、ヒロイン。初代メガテンの主人公、つまり全てのメガテンの始祖であり、彼らが居なければその後の作品は生まれなかった。その功績ゆえに「大先輩」と呼ばれる。小説内での「50億の人間より、僕は君一人を選ぶ!」等のセリフから虹テン屈指の鋼鉄の絆で結ばれたカップルであり、常に行動を共にして二人だけの世界を築き上げている。また、暗黙の了解のように虹テン最強と扱われてるため、ヒーローですら彼らには関わらないようにしている。
「はははWikiでも僕と君は一緒だね弓子」「うふふどこでだってずっと一緒よ中島君」
ダンテ(だんて)
『デビルメイクライ』シリーズの主人公にして、『真女神転生Ⅲマニアクス』にてメーカーを越え人修羅と共闘した半人半魔のデビルハンター。父は魔界軍を単騎で滅ぼす程強かった。ゲームの宣伝文句がスタイリッシュアクションだった事もあり、通称はスタイリッシュ。1作目ではクールガイ振りを発揮していたものの、過去編に当たる3作目において途轍もなくハイテンションな言動・人格を露呈。挙句、『真3』においての人修羅との追跡劇や、人修羅でもダメージを負うビルの60階から何なく飛び降りる等、規格外な動きを見せる。それらが拡大解釈され、虹テンにおいてのダンテは、「空気の読めないエセ日本文化好きの外人」になっており、ともすれば場所をかき乱して去っていくジョーカー的な立場となった。またゲームの設定そのままに人修羅の頭痛の種でもある。要約すれば、ともかく空気が読めない。P3の桐条美鶴とは色々あって親友的な立場となっている。なおnovの「議長スレ」*5にも登場しており、こちらでは1作目をベースにした「各勢力の間を気ままに渡り歩く自由人」という渋いキャラとなっている。
「yeah!デビルメイクライ、2007年スプリングにアニメ化だぜ!スプリングだけに飛び跳ねそうだな!それにPS3のDMC4も買ってくれよ!」
甲斐 刹那(かい せつな)
『真・女神転生デビルチルドレン』に登場。大魔王ルシファーと人間の女性との間に生まれた「デビルチルドレン」である。彼においてはボンボンにかつて連載されたマンガ版デビチルの影響が色濃く、熱血かつハードボイルドな小学生として描かれる。また同じ小学生の天田と仲がよく、「ケンちゃん・セッちゃん」と呼び合うほどの親友。しかし、先述したとおり悪魔と人間のハーフのため、悪魔嫌いのヒーローからは嫌われている。要未来をこれでもかというぐらい熱愛しており、行方不明である彼女を探すこととなると目の色が変わりその小学生(というか人間)とは思えない力を暴走させまくる。
「wikiにも未来は居なかったか…ちっくしょおおーーーー!!!」
if男(いふおとこ)
『真・女神転生if』に登場。デフォルトネームが存在しないためif男と呼ばれる。真シリーズのれっきとした主人公ではあるが、やはり長らくキャラ付けがされていなかった。が、他のキャラのようにあるきっかけでキャラ付けがされるのとは違い、自ら人気と存在感を出そうとして「キングフロスト装備一式」を付けて必死に目立ちたがるキャラになってしまった。しかもそれが高じて、人気や出番よりもキングフロスト装備が大事という本末転倒な性格に変化。さらに目立とうとすれば目立とうとするほどなぜか空回りしてしまい、そのたびに存在感が薄くなり、今ではまるで透明人間と言えるほどにヒーロー以外の他のキャラに認識されないという哀れな存在となる。
「何でwikiにはKフロストの項目が無いんだよ!Kフロストと俺に敬意を払え!」
if女(いふおんな)
『真・女神転生if』に登場。ifにおいては主人公を男性、女性と選ぶことが可能。つまりif男の女バージョンである。初期選択肢で「パンツははいていない」という選択肢が選べることや最強に近い防具セットがほぼ全裸であったりという事実からやたらエロス方面に突出した性格として描かれ、さらにはショタ属性を開放し天田少年の大人の会談を半ば強引に上らせる。が、その繰り返しが愛になったのかは分からないがいつの間にか殆ど恋人同士となり、ついには天田少年から本気のプロポーズを受けてしまいその上まんざらでもないというとんでもない展開を迎え、天田少年の嫁候補としてキャラを確立する。しかしスキあらば天田少年と性的行為に及ぼうとするため「ポルノ女」と呼ばれることもしばしば。
「wiki内でえっちしちゃうなんて革命的かも、ね?天田君♪」
桐条 美鶴(きりじょう みつる)
『P3 ペルソナ3』に登場。大富豪の娘であり、誇り高い精神を持つがやや世間知らずなところが多い。ゲーム中で既にP3に落とされたあとらしく、P3にゾッコン。が、半ばほっとかれ気味のためやきもきすることが多い。また、自分の会社の事業が大概虹テンキャラたちにことごとく潰されてしまう、人修羅に惚れられてしまいストーカー的な被害を受ける、ダンテにルシアという女性と勘違いされて付きまとわれるなど不幸がちな少女。しかし最近ではダンテとの長い付き合いからかもともと似てるのか空気の読めなさと英語交じりの日本語が悪化、さらにはダンテの兄・バージルまでを自ペルソナとし強キャラ化が進んでいる。ちなみに彼女のバイクはヒーロー唯一の弱点。
「wikiに項目…これほどまでに我々が愛されてるとは!ブリリアント!」
朝倉 タヱ(あさくら たえ)
『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』に登場。大正時代には珍しいやり手の女性新聞記者であり、女性の権利向上を胸に日々取材活動に明け暮れている。ペンネームは「葵鳥」(きちょう)。性格は「おっちょこちょいで前向きな頑張り屋さん」と、『女神転生』『ペルソナ』『デビルサマナー』シリーズを通してみても極めて希少な”普通の女性”でもある。その為か、濃いキャラクターばかりの虹テンにおいては一切ヒロイン扱いをされていない上、「年増」「ババア」(虹裏的でない意味で)と蔑まれる事すらある。だが、最近では『真女神転生Ⅰ』の「よしお」「わるお」と共にまったりと普通人としてのキャラを立てつつあるようだ。公式では小説版においておばあちゃんっ子であることが判明した。尚、鳴海が1000円しかくれないのに対し、彼女は5000円もの資金をぽんとライドウに渡してくれる点から見ても、結構太っ腹である。
「ライドウ君、ここwikiにおいてはどう見たって私がヒロインよね?」
よしお・わるお(よしお・わるお)
『真・女神転生』に登場。同作品内においてロウヒーロー、カオスヒーローという肩書きが付いているが長いためかよしお、わるおと呼ばれる。どちらも主人公であるヒーローと対立し、作中でヒーローによって殺されることとなる(ただし、ニュートラルルートでなかった場合はこの限りではない)。しかし虹テン世界で復活した後は「対立すると大抵死ぬ」という教訓を得てひたすら普通の生活を送ろうとするキャラに変化。大抵何かしらあるたびに騒動を起こす他キャラと違い、超一般的な行動を取り続ける。最近では前項目の朝倉タヱと普通トリオを結成し、毎日ファミレスでダベるというなんとも若者らしい普通っぽさを発揮している。その他キャラと一線を画した普通っぷりは見ていて不安になるほど。しかし、まがりなりにもヒーローなので本気を出した時はヒーローとほぼ同等の力を発揮する。
「wikiに僕らの項目が出来てますよ」「そりゃすげえな。へへ、俺らも有名になったな」
関連項目
カテゴリ:ゲームキャラ
関連リンク
ふたば倉庫(版権ネタ項目の女神シリーズに画像・ログ保管)
memo
訂正、追加情報等。
とりあえずキャラ別に作るのもなんか違う気がしたのでひとつの項目として作って見た
文章に自信は無いのでどんどん変更とかキャラ追加してくれ
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*1 敵悪魔を交渉によって仲魔にし使役したり合体させる事が出来る、プレイヤーが選んだ思想によるマルチエンディングシステム、金子一馬氏による独特のキャラクターデザイン等、特徴的な要素を持つシリーズで、このシリーズを好む人を「メガテニスト」と言う。
*2 同じimgの定番スクリプトである「良妻にゃおにゃお・深夜の部」で用いられる『五馬鹿』(「」(良妻スクリプト)、神崎黎人、楯祐一、玖我なつき、風花真白)との混同に注意されたい。
*3 PS版『真・女神転生』には武器や防具を適正位置以外にも装備できるというバグが存在する。このバグを使用して「魔力の弾」というアイテムを足に装備すると、あらゆる敵の攻撃を無効化し、まったくダメージを受けなくなる。ただしこちらの攻撃を敵に反射された場合と、エナジードレイン系の攻撃は防ぐことはできない。
*4 『真・女神転生』に登場するアイテムのひとつ。銃に装填して使用する弾丸アイテムのひとつだが、SFC版では設定ミスでどんな防御手段をもってしてもダメージを防げない[相性:-]を持つバランス崩壊アイテムとなっている。ちなみに同じ[相性:-]を持つ弾丸として「魔力の弾」「閃光弾」「ハッピーショット」などがあるが、恐ろしいことにこれら3つは設定ミスではなく仕様である。
*5 ギルバート・デュランダルの項参照。
アトラスゲー一色に染まってたらDAISOUNANの体験版が出てた
2009年2月18日 ゲームデビサバのメタトロンお兄ちゃんがついにレベルカンストしてしまいました。育てる楽しみがなくなった!どうしよう。
*2009年3月27日発売予定
ずっとアトラスゲー関係ばかり書いてましたが、ソフトハウスキャラの新作情報が更新されてました。
DAISOUNAN……ゴクリ。サバイバルゲーが終わったと思ったらまたサバイバルゲー吹いた。
恒例の声優チェック。一条光発見。
主人公の第一印象がキョン。
南国のように缶詰の肉から生きた牛を練成するようなトンデモ展開はあるのだろうか。南国大好きです。お嬢が「私だと思って大事にしてね」とパパのパンツをくれるとかシュールすぎるだろ。
そういえばソフトハウスキャラによく出てくる原田友貴さんがアバドン王の声優で出てたんですが、何を担当してたんだろう。悪魔の掛け声とかかな。
*マニアクスのメタトロン戦見たらアバチュのお兄ちゃん戦が気になったので調べてみた
えーとアバチュのメタトロンは…イケメン?!なにこれ。
「イケメンがいると言われたので行ってみたらメタトロンが居た」って、一瞬ポルナレフのコピペかと思いました。ありのまま今起ったことを話すぜ。
アバチュの設定では人間が悪魔に変身するんで、人間のほうがイケメンなのかと思ったら、もしかしてお兄ちゃんがイケメンなのか。
イケメンと言われるとクーフーリンやカマエル山が定番じゃなかろうかと思うんですが、まさかの展開。メガテン世界の美意識は未来に生きてんな。
イケメンでググってもアバチュネタしか出てこないあたりに、世間のメタトロンに対する評価を感じます。
そういえば受胎前のモブ会話で氷川司令がカッコイイと言われてたことを思い出しました。ああ、カッコイイってそういう……
いや、お兄ちゃんはイケメンだとおもうよ。うん。真Ⅱに登場した頃から金子絵はイケメンだよね。ポリゴンモデルのお兄ちゃんが石原良純に似ていてもお兄ちゃんの味方だよ(目を逸らす)
*2009年3月27日発売予定
ずっとアトラスゲー関係ばかり書いてましたが、ソフトハウスキャラの新作情報が更新されてました。
DAISOUNAN……ゴクリ。サバイバルゲーが終わったと思ったらまたサバイバルゲー吹いた。
恒例の声優チェック。一条光発見。
主人公の第一印象がキョン。
南国のように缶詰の肉から生きた牛を練成するようなトンデモ展開はあるのだろうか。南国大好きです。お嬢が「私だと思って大事にしてね」とパパのパンツをくれるとかシュールすぎるだろ。
そういえばソフトハウスキャラによく出てくる原田友貴さんがアバドン王の声優で出てたんですが、何を担当してたんだろう。悪魔の掛け声とかかな。
*マニアクスのメタトロン戦見たらアバチュのお兄ちゃん戦が気になったので調べてみた
えーとアバチュのメタトロンは…イケメン?!なにこれ。
「イケメンがいると言われたので行ってみたらメタトロンが居た」って、一瞬ポルナレフのコピペかと思いました。ありのまま今起ったことを話すぜ。
アバチュの設定では人間が悪魔に変身するんで、人間のほうがイケメンなのかと思ったら、もしかしてお兄ちゃんがイケメンなのか。
イケメンと言われるとクーフーリンやカマエル山が定番じゃなかろうかと思うんですが、まさかの展開。メガテン世界の美意識は未来に生きてんな。
イケメンでググってもアバチュネタしか出てこないあたりに、世間のメタトロンに対する評価を感じます。
そういえば受胎前のモブ会話で氷川司令がカッコイイと言われてたことを思い出しました。ああ、カッコイイってそういう……
いや、お兄ちゃんはイケメンだとおもうよ。うん。真Ⅱに登場した頃から金子絵はイケメンだよね。ポリゴンモデルのお兄ちゃんが石原良純に似ていてもお兄ちゃんの味方だよ(目を逸らす)
ソースはアバドン王とニコニコで見たマニアクスのメタトロン戦。けっこう首動くよね。
下書きでは首のあたりに可動分割ラインを入れてたんですが、画集の表紙見たら継ぎ目が一切無かったので驚きました。
肩がどういう構造なのか知りたくて動画を見てみたところ、肩はボールジョイントそのままではなく、円盤パーツとの組み合わせのような気がします。
しかしカッコよかったなあマニアクスのお兄ちゃん。巨大!超合金!目からビーム! 素敵だ。
しばらくアバ王見ていなかったので、お兄ちゃんの攻撃モーションを忘れてしまいました。アバ王も突っ込みポーズ(手をビシッと伸ばすアレ)だっけ?
撃破演出がキラキラしてて吹きました。
*ジンルートでジャア君が仲魔になったとき、「おは天罰ジァア君だホ」とか思い浮かんだ
流行らねえよそれ。
ためしに「おはオーガ 勇ちゃんだホ」でググったら本当に流行ってませんでした。あったりまえジャンッッッ!!!!
本当に流行らなかったな…おはオーガ……
下書きでは首のあたりに可動分割ラインを入れてたんですが、画集の表紙見たら継ぎ目が一切無かったので驚きました。
肩がどういう構造なのか知りたくて動画を見てみたところ、肩はボールジョイントそのままではなく、円盤パーツとの組み合わせのような気がします。
しかしカッコよかったなあマニアクスのお兄ちゃん。巨大!超合金!目からビーム! 素敵だ。
しばらくアバ王見ていなかったので、お兄ちゃんの攻撃モーションを忘れてしまいました。アバ王も突っ込みポーズ(手をビシッと伸ばすアレ)だっけ?
撃破演出がキラキラしてて吹きました。
*ジンルートでジャア君が仲魔になったとき、「おは天罰ジァア君だホ」とか思い浮かんだ
流行らねえよそれ。
ためしに「おはオーガ 勇ちゃんだホ」でググったら本当に流行ってませんでした。あったりまえジャンッッッ!!!!
本当に流行らなかったな…おはオーガ……
金子画集Ⅱの表紙で見切れてるメタトロンお兄ちゃん
2009年2月16日 イラスト
塗り終わるのかこれ。
メカ天使兄弟はパーツが多すぎて描くたびに細部が適当に変わってしまう。
羽がどうなってるのか分からなくて、保管庫から金子画集Ⅱの表紙を探してきたら、細部がけっこう変わってる?!お兄ちゃんの羽がスッキリしててびっくり。メカ天使の羽はバシャーっと広がってるのでなくちゃ嫌だー。
関節もシンプルなジョイントになってました。球体関節じゃないけど……なんだろう、フィグマとかの関節に似てる。
布質の変更は絵としての技術上のものだとしても、服のラインがなくなったのはデザイン変更なのか。
あと、お兄ちゃんを最初に描いてから2年経った今になってやっと額の模様がセフィロトなんだと気がつきました。ケテルの守護天使だったねそういえば。
*弟との羽の違い
弟はやや弧を描いてまとまり気味なのに対して、お兄ちゃんは直線で放射状に広がっているという。ライドウ(超力含む)のモデリングじゃ弟もおにいちゃんと同じ羽になってましたけど。たぶん、マニアクスのお兄ちゃんのモデルが元なんだろうなあ。
メカ天使兄弟はパーツが多すぎて描くたびに細部が適当に変わってしまう。
羽がどうなってるのか分からなくて、保管庫から金子画集Ⅱの表紙を探してきたら、細部がけっこう変わってる?!お兄ちゃんの羽がスッキリしててびっくり。メカ天使の羽はバシャーっと広がってるのでなくちゃ嫌だー。
関節もシンプルなジョイントになってました。球体関節じゃないけど……なんだろう、フィグマとかの関節に似てる。
布質の変更は絵としての技術上のものだとしても、服のラインがなくなったのはデザイン変更なのか。
あと、お兄ちゃんを最初に描いてから2年経った今になってやっと額の模様がセフィロトなんだと気がつきました。ケテルの守護天使だったねそういえば。
*弟との羽の違い
弟はやや弧を描いてまとまり気味なのに対して、お兄ちゃんは直線で放射状に広がっているという。ライドウ(超力含む)のモデリングじゃ弟もおにいちゃんと同じ羽になってましたけど。たぶん、マニアクスのお兄ちゃんのモデルが元なんだろうなあ。
宝探しってこんなに便利だったのか
2009年2月15日 ゲーム*ピクシー殿が宝探しトラフーリ妖精といわれる理由がわかった
マニクロいまだにキーラ探し放置中。
素材でエンジェルさんが必要になったので探していたのですが、ギンザに出現しなくなってしまいました。
仕方なしにフィールドマップへ。
宝探しってヒロ衛門みたいなものだと思ってたんですが(合ってるんだけど)、いきなりソーマと宝玉輪拾ってびっくりしました。
なんでもっと早くにフィールドで戦闘しなかったんだ。
現在人修羅レベル35。ネコマタ育成ゲームになりつつあります。センリになるのはわかってるよ!でも育てるよ。
マニクロいまだにキーラ探し放置中。
素材でエンジェルさんが必要になったので探していたのですが、ギンザに出現しなくなってしまいました。
仕方なしにフィールドマップへ。
宝探しってヒロ衛門みたいなものだと思ってたんですが(合ってるんだけど)、いきなりソーマと宝玉輪拾ってびっくりしました。
なんでもっと早くにフィールドで戦闘しなかったんだ。
現在人修羅レベル35。ネコマタ育成ゲームになりつつあります。センリになるのはわかってるよ!でも育てるよ。
朝の特撮を見てなかったので1ヶ月間ぐらい仮面ライドウの意味がわからなかった
2009年2月14日 ゲームなんかやたらアタックライドゥだのカメンライドゥだの言われてて、「そういえばアバ王は特撮ネタだったなあ」ぐらいにしか思ってなかったんですが、今やってるライダーシリーズのセリフがライドウにしか聞こえないってネタだったんですねこれ。
それでフォームライドゥヤソマガツゥなのか。いや、やっぱり意味わからないよ。
見てないので伝聞ですが、シリーズ主人公たちの力を集める話なんですか?いや、ライドウさんが各葛葉の力を集めるディシディアライドウって言われてるんですが。うん、まったく内容が想像つかない。
どこで見たのか忘れましたが、葛葉四天王は紅蓮・疾風・雷電・銀氷のそれぞれの属性を表してるんだってのを見てそうだったのかーと思いました。ふぁんぶっくにでも載ってたのかな?
ライドウは雷堂でわかりやすいとして、ゲイリンは睨琳なのでそのままだとわからないけれど、これは疾風を意味するゲイルだからゲイリンだと。
鳴海→雷神(ナルカミ、電撃無効のアレ)、凪→風が止まるの意味 とあってうっかり納得してしまったのですが、ソースは不明です。
そうなると葛葉四家をまとめている総本家って一体何属性なんでしょうか。万能?こうなったら残りの葛葉も全員登場する戦隊モノでもやればいいのに。
個人的には「宇宙要塞ノアの箱舟から量産型の宇宙戦艦メタトロンがたくさんでてくる話」とか本当にやってしまえばいいのにと思います(シナイの神火が科学兵装っぽいというスレを読み返しながら)。
秩序のための秩序、法のための法、なんて思想が突き詰めればロボに行き着くというのは本当にワクワクします。なんという黒歴史ノート臭。だからメカ天使兄弟が一番好きな仲魔になってしまうわけですが、デビサバのメタトロンお兄ちゃんは優しかったね。人の自主性を重視したいっていってたし。
20XXとか、お兄ちゃんとご立派様がラスボスと聞いて随分前から気にはなってるんですが、携帯アプリとか手が出ません。
*このミカエル殿はもう駄目だ
最近は、落ち目っぷりがはなはだしいセラフ四人組とお兄ちゃんではどっちが上なの?というスレが多い気がするんですが、個人的には「階級が上なのはミカエル殿だけど、かみさま直属で文字通りかみさまの道具として働いているのがお兄ちゃん」だと思ってます。
肩書きは四大天使のほうが上だけどお兄ちゃんはミカエル殿を無視しそう。
お兄ちゃんは見た目どおりのロボで、四大天使たちはもっと自主性に溢れてる。社長しか使えない専用PCと役員みたいなものか。PCと役員ならそりゃ役員のほうが立場は上だろうけど、パスワードを知ってる社長しか使えませんよ、的な。
サタン殿は、社屋の警備システムみたいな感じ。禁煙区域でかくれてタバコを吸えば、それがアルバイトだろうが社長だろうが等しく警報を鳴らすし通報もする。
それでも、単純に規則で動いているのではなくて「秩序を理想とするならば、上の立場であるかみさまほど、その責任に比例して不正は裁かれなければならない」という思想に基づいて、自立して動いてる感じがありますよね。
サタン殿には会ったことないですが、こういうキャラは嫌いじゃない。つか会うにしても今でてる中で手に入りやすい真Ⅱってどれだ……ドミ版?
最近のお兄ちゃんが色々活躍しているのは、かみさまの道具として忠実だからかもしれません。四大天使はトップに無断でプロジェクトを進行させてしかも失敗したから、事業から干されてる。
ロウ陣営のことを考えていたら、ジーンダイバーを思い出しました。
ジーンダイバーは、非常に深遠なテーマを持った創生の物語です(ジーンダイバーは聖書の要素を含む)。
スネーカー同様、かみさまも「大いなる意思」なる、先知性的存在(有機生命体かどうかはわかりませんが)によって創造されたものだとすると、ロウ陣営ってかなりジーンダイバーと近い見方ができるんじゃないかな、と。カオス陣営にはあんまり当てはまらないんですが。
カオスは「俺のしたいことをする!」なので、敵になっても味方になってもとても理解しやすいじゃないですか。だから閣下とか大人気なんだきっと。ロウは「いい世界を作る」なのでわかりにくいんですよね。「いい世界を作る」ために敵になるわけで、いい世界の「いい」って何が基準なんだとなる。
カオスなら、いい世界というのはそうしたいと望む行動の主体にとって都合のいい世界ってことで、また簡単に理解できるんですが、ロウは「優れた人間のための楽園」とか言うのでややこしい。だからその優れた人間って誰だ。
いっそ天使の楽園とか言ってくれるとわかりやすいんですが、彼らは本気で優れた人間のための楽園とか考えてるので、そういう話にはなりません。
一言で言うと、結果(利益)が誰に行くのかが見えにくいのがロウ。「優れた人間のための楽園」が完成したとして、ロウ陣営はそれでどんな利益を得るの?という部分ですよね。
このロウのわかりにくさがジーンダイバーのスネーカーに通じる部分です。スネーカーの行動は、「有機生命体はすぐ死んでしまうから、完全データ化して永遠に保存しよう」なんですよね。
これは、すべての有機生命が、「生きている状態」ではなく「データ化して保存される状態」になると言うことなので、善悪の基準を「生命活動単位の生死」に置くと、スネーカーは「命を脅かす侵略者(敵)」なわけです。
スネーカーは上から見て「保存してあげよう」なのではなく、「生命は死という状態に備えて子孫を残す(保存する)のだから、データ化は合理的なのではないか」という……まあ、上から見ているといえなくもないのかなあ。スネーカーには「優越」の概念はなさそうなんですけどね。
スネーカーに不気味さを感じるのは、それでスネーカーがどういう「利益」を得るのか、直感でわからないからです。
あと、もうひとつ似てるのがセーフガード。もう見るからに「システムのためのシステム」ですよね。主体となるはずの人間はとうにネットスフィアから断絶されているあたりがまた。
やっぱりロウはロボいな。
それでフォームライドゥヤソマガツゥなのか。いや、やっぱり意味わからないよ。
見てないので伝聞ですが、シリーズ主人公たちの力を集める話なんですか?いや、ライドウさんが各葛葉の力を集めるディシディアライドウって言われてるんですが。うん、まったく内容が想像つかない。
どこで見たのか忘れましたが、葛葉四天王は紅蓮・疾風・雷電・銀氷のそれぞれの属性を表してるんだってのを見てそうだったのかーと思いました。ふぁんぶっくにでも載ってたのかな?
ライドウは雷堂でわかりやすいとして、ゲイリンは睨琳なのでそのままだとわからないけれど、これは疾風を意味するゲイルだからゲイリンだと。
鳴海→雷神(ナルカミ、電撃無効のアレ)、凪→風が止まるの意味 とあってうっかり納得してしまったのですが、ソースは不明です。
そうなると葛葉四家をまとめている総本家って一体何属性なんでしょうか。万能?こうなったら残りの葛葉も全員登場する戦隊モノでもやればいいのに。
個人的には「宇宙要塞ノアの箱舟から量産型の宇宙戦艦メタトロンがたくさんでてくる話」とか本当にやってしまえばいいのにと思います(シナイの神火が科学兵装っぽいというスレを読み返しながら)。
秩序のための秩序、法のための法、なんて思想が突き詰めればロボに行き着くというのは本当にワクワクします。なんという黒歴史ノート臭。だからメカ天使兄弟が一番好きな仲魔になってしまうわけですが、デビサバのメタトロンお兄ちゃんは優しかったね。人の自主性を重視したいっていってたし。
20XXとか、お兄ちゃんとご立派様がラスボスと聞いて随分前から気にはなってるんですが、携帯アプリとか手が出ません。
*このミカエル殿はもう駄目だ
最近は、落ち目っぷりがはなはだしいセラフ四人組とお兄ちゃんではどっちが上なの?というスレが多い気がするんですが、個人的には「階級が上なのはミカエル殿だけど、かみさま直属で文字通りかみさまの道具として働いているのがお兄ちゃん」だと思ってます。
肩書きは四大天使のほうが上だけどお兄ちゃんはミカエル殿を無視しそう。
お兄ちゃんは見た目どおりのロボで、四大天使たちはもっと自主性に溢れてる。社長しか使えない専用PCと役員みたいなものか。PCと役員ならそりゃ役員のほうが立場は上だろうけど、パスワードを知ってる社長しか使えませんよ、的な。
サタン殿は、社屋の警備システムみたいな感じ。禁煙区域でかくれてタバコを吸えば、それがアルバイトだろうが社長だろうが等しく警報を鳴らすし通報もする。
それでも、単純に規則で動いているのではなくて「秩序を理想とするならば、上の立場であるかみさまほど、その責任に比例して不正は裁かれなければならない」という思想に基づいて、自立して動いてる感じがありますよね。
サタン殿には会ったことないですが、こういうキャラは嫌いじゃない。つか会うにしても今でてる中で手に入りやすい真Ⅱってどれだ……ドミ版?
最近のお兄ちゃんが色々活躍しているのは、かみさまの道具として忠実だからかもしれません。四大天使はトップに無断でプロジェクトを進行させてしかも失敗したから、事業から干されてる。
ロウ陣営のことを考えていたら、ジーンダイバーを思い出しました。
ジーンダイバーは、非常に深遠なテーマを持った創生の物語です(ジーンダイバーは聖書の要素を含む)。
スネーカー同様、かみさまも「大いなる意思」なる、先知性的存在(有機生命体かどうかはわかりませんが)によって創造されたものだとすると、ロウ陣営ってかなりジーンダイバーと近い見方ができるんじゃないかな、と。カオス陣営にはあんまり当てはまらないんですが。
カオスは「俺のしたいことをする!」なので、敵になっても味方になってもとても理解しやすいじゃないですか。だから閣下とか大人気なんだきっと。ロウは「いい世界を作る」なのでわかりにくいんですよね。「いい世界を作る」ために敵になるわけで、いい世界の「いい」って何が基準なんだとなる。
カオスなら、いい世界というのはそうしたいと望む行動の主体にとって都合のいい世界ってことで、また簡単に理解できるんですが、ロウは「優れた人間のための楽園」とか言うのでややこしい。だからその優れた人間って誰だ。
いっそ天使の楽園とか言ってくれるとわかりやすいんですが、彼らは本気で優れた人間のための楽園とか考えてるので、そういう話にはなりません。
一言で言うと、結果(利益)が誰に行くのかが見えにくいのがロウ。「優れた人間のための楽園」が完成したとして、ロウ陣営はそれでどんな利益を得るの?という部分ですよね。
このロウのわかりにくさがジーンダイバーのスネーカーに通じる部分です。スネーカーの行動は、「有機生命体はすぐ死んでしまうから、完全データ化して永遠に保存しよう」なんですよね。
これは、すべての有機生命が、「生きている状態」ではなく「データ化して保存される状態」になると言うことなので、善悪の基準を「生命活動単位の生死」に置くと、スネーカーは「命を脅かす侵略者(敵)」なわけです。
スネーカーは上から見て「保存してあげよう」なのではなく、「生命は死という状態に備えて子孫を残す(保存する)のだから、データ化は合理的なのではないか」という……まあ、上から見ているといえなくもないのかなあ。スネーカーには「優越」の概念はなさそうなんですけどね。
スネーカーに不気味さを感じるのは、それでスネーカーがどういう「利益」を得るのか、直感でわからないからです。
あと、もうひとつ似てるのがセーフガード。もう見るからに「システムのためのシステム」ですよね。主体となるはずの人間はとうにネットスフィアから断絶されているあたりがまた。
やっぱりロウはロボいな。
レミエル(全裸)とアスタさん(全裸)を連れて歩いてると変態だこれ
2009年2月13日 ゲーム*魔王ルートはステキな魔王たちとキャッキャウフフできるハーレムルート
ヒロイン
Kフロ:カリスマ。アイドル。心の癒し。
ヘカーテ様:ケモ。おっぱい。ふともも。ヘカーテ様踏んでくれ!
アスタさん:今作もやっぱり閣下大好き。セリフが気さくで吹く。
ロキ山:YASPONエンドでのすごいツンデレ。
と思うことにした。
ガチホモすぎて育ててなかったロキ山ですが、いざ育て始めたらすっかりお気に入りになってしまいました。「揉め事かい?いいなあボクも混ぜてほしいな」とか好きだ。でも真全門は使わなかったよ(ヘカ様とランダを量産しながら)。しかしこんなにガチホモで男性人気は出るのだろうか?閣下戦の戦力として大人気ですけど。
「君は私の代行者として君臨するだろう」……なんかアスタさん明るくね?こんなにフレンドリーなキャラだっけ?反射をつけてあげないと物理でよく死ぬ子なのは全裸だからか。
全門・貫通のSOZAIとして何度もお世話になるヘカーテ様はもうステキすぎる。「フフフ嫌いじゃないよ」とかヘカーテ様踏んでくれ!悪魔絵師のセンスは未来に生きてるなー巨乳ケモとか今ならもっと評価されていいんじゃないか。
Kフロストは俺の太陽なんだ!KフロかわいいよKフロ。
ヒロイン
Kフロ:カリスマ。アイドル。心の癒し。
ヘカーテ様:ケモ。おっぱい。ふともも。ヘカーテ様踏んでくれ!
アスタさん:今作もやっぱり閣下大好き。セリフが気さくで吹く。
ロキ山:YASPONエンドでのすごいツンデレ。
と思うことにした。
ガチホモすぎて育ててなかったロキ山ですが、いざ育て始めたらすっかりお気に入りになってしまいました。「揉め事かい?いいなあボクも混ぜてほしいな」とか好きだ。でも真全門は使わなかったよ(ヘカ様とランダを量産しながら)。しかしこんなにガチホモで男性人気は出るのだろうか?閣下戦の戦力として大人気ですけど。
「君は私の代行者として君臨するだろう」……なんかアスタさん明るくね?こんなにフレンドリーなキャラだっけ?反射をつけてあげないと物理でよく死ぬ子なのは全裸だからか。
全門・貫通のSOZAIとして何度もお世話になるヘカーテ様はもうステキすぎる。「フフフ嫌いじゃないよ」とかヘカーテ様踏んでくれ!悪魔絵師のセンスは未来に生きてるなー巨乳ケモとか今ならもっと評価されていいんじゃないか。
Kフロストは俺の太陽なんだ!KフロかわいいよKフロ。
ベル王争奪戦に千晶様が興味を持たれたようです
2009年2月12日 ゲーム*バールと聞いて葛城さんがアップを始めました
見える……パワー二匹をつれて女子社員サマナー並に殺す気満々のグラフィックで襲ってくる千晶様が見える。
ところで最初にネット上でMって見たときは、まさかメタトロンお兄ちゃんからメールがもらえるとは思ってなかったので、ガイア教団の氷川のことかと思いました。
退魔生徒会ですらMと呼ばれていた氷川に公式Mハゲ設定を感じる。
ベルそのものが王という意味なので、ベルの王という言葉に「チゲ鍋」や「車の乗車券」的な何かを感じます。
それともキングオブキングスということなんでしょうか。アトラス的な意味で。
バールのようなもの関連は、「ようなもの」の種類が多いのでややこしいところではあります。まさか赤おじさんまで出てくるとは思ってなかったよ。
ベリトのグラフィックにベルフェゴールとバエル(バアル?)がいるのまでは確認しましたが、この二人と比べるとベリトって相当マイナーなんじゃ……
あと、古い作品によく出てくるという「カエル」のネタがやっと理解できました。バエルの頭にいるカエルと、バエルとカエルで名前自体が似てることをかけてたんですねアレ。もしかしたらエル(ヤハウェ)も掛かってるのかな?
*YASPONエンドの流れを書いてなかったので思い出しながらメモ
・(あからさまににバッドルート臭漂うゆずゆずのメール)
・ゆずゆずに話しかける→考えさせて→もう一度話しかける→デートしたい
・ゆずゆずはいい子だなあ
・どう見てもバッドルートだけど
・やたら協力的なナオヤニーサン
・協力してくれるけどなんか渋ってる感じがするケイスケとドリー
・ノリノリのカイドーさん
・ボロクソに言うロキ山
・ゆずゆずでロキ山を攻撃→「ボクが愛してるのは主人公君だけ」
・(それを聴いた瞬間例の表情になるゆずゆず)
・おまえ……3日目にゆずっぱいのこと可愛いとか頂戴とか言ってたのに……
・合体でロキ開放
・ナオヤニーサンの相手だけで大変なのにさらにガチホモ増えられても困るからロキは作らないでおこう……
・アマネ様とイズナ一尉登場
・アマネ様からS魔道結界陽取れねえ!
・YASPON
・YASPON……
・どうみてもYASPONエンドだこれ
*アマネルートの流れを書いてなかったので思い出しながらメモ
・コンビニエンスに出たり入ったりするレミエル
・(アマネ覚醒のポーズ)
・「ビシャモンテンは我ら四天王の中でも一番の強者。そのビシャモンテンを倒した相手に1対1など挑まんわ!」には毎回吹く
・きょろきょろするアマネ様のマップキャラかわいい
・浮いてるナオヤニーサン(笑いを取りにくる敵その1)
・遊びに来るロキ山(笑いを取りにくる敵その2)
・なんでデビサバさんはガチホモに狙われるん?
・MPなくなると逃げ始めるナオヤニーサンで3回目の腹筋崩壊
・「こっちは野菜作ってんのにあの黄色ハゲが血をよこせとか言いやがる」と突然キレるナオヤニーサン
・これかみさまのほうが悪いよね
・全然関係ないけど小麦は経済の血液ってなんだっけ。カタン?
・アベルは沢山居るけどカインは一人しかいない、ということは続編は12人の個性的な弟を育成するゲームですね
・「俺を憎んでるだろ憎んでるに決まってる」→「いや別に憎んでないよ」→「これで終わったと思うなよ」人の話し聞けよ!
・(ナオヤニーサンが笑いに走りすぎて空気と化すアマネ様)
・またもや巨大な金子顔
・だから誰なんだよこの顔
・アツロウさんチームに1ターンキルされるイザベルとハエ
・エンディング一枚絵がギョウザスーツだったら笑い死ぬところだった
見える……パワー二匹をつれて女子社員サマナー並に殺す気満々のグラフィックで襲ってくる千晶様が見える。
ところで最初にネット上でMって見たときは、まさかメタトロンお兄ちゃんからメールがもらえるとは思ってなかったので、ガイア教団の氷川のことかと思いました。
退魔生徒会ですらMと呼ばれていた氷川に公式Mハゲ設定を感じる。
ベルそのものが王という意味なので、ベルの王という言葉に「チゲ鍋」や「車の乗車券」的な何かを感じます。
それともキングオブキングスということなんでしょうか。アトラス的な意味で。
バールのようなもの関連は、「ようなもの」の種類が多いのでややこしいところではあります。まさか赤おじさんまで出てくるとは思ってなかったよ。
ベリトのグラフィックにベルフェゴールとバエル(バアル?)がいるのまでは確認しましたが、この二人と比べるとベリトって相当マイナーなんじゃ……
あと、古い作品によく出てくるという「カエル」のネタがやっと理解できました。バエルの頭にいるカエルと、バエルとカエルで名前自体が似てることをかけてたんですねアレ。もしかしたらエル(ヤハウェ)も掛かってるのかな?
*YASPONエンドの流れを書いてなかったので思い出しながらメモ
・(あからさまににバッドルート臭漂うゆずゆずのメール)
・ゆずゆずに話しかける→考えさせて→もう一度話しかける→デートしたい
・ゆずゆずはいい子だなあ
・どう見てもバッドルートだけど
・やたら協力的なナオヤニーサン
・協力してくれるけどなんか渋ってる感じがするケイスケとドリー
・ノリノリのカイドーさん
・ボロクソに言うロキ山
・ゆずゆずでロキ山を攻撃→「ボクが愛してるのは主人公君だけ」
・(それを聴いた瞬間例の表情になるゆずゆず)
・おまえ……3日目にゆずっぱいのこと可愛いとか頂戴とか言ってたのに……
・合体でロキ開放
・ナオヤニーサンの相手だけで大変なのにさらにガチホモ増えられても困るからロキは作らないでおこう……
・アマネ様とイズナ一尉登場
・アマネ様からS魔道結界陽取れねえ!
・YASPON
・YASPON……
・どうみてもYASPONエンドだこれ
*アマネルートの流れを書いてなかったので思い出しながらメモ
・コンビニエンスに出たり入ったりするレミエル
・(アマネ覚醒のポーズ)
・「ビシャモンテンは我ら四天王の中でも一番の強者。そのビシャモンテンを倒した相手に1対1など挑まんわ!」には毎回吹く
・きょろきょろするアマネ様のマップキャラかわいい
・浮いてるナオヤニーサン(笑いを取りにくる敵その1)
・遊びに来るロキ山(笑いを取りにくる敵その2)
・なんでデビサバさんはガチホモに狙われるん?
・MPなくなると逃げ始めるナオヤニーサンで3回目の腹筋崩壊
・「こっちは野菜作ってんのにあの黄色ハゲが血をよこせとか言いやがる」と突然キレるナオヤニーサン
・これかみさまのほうが悪いよね
・全然関係ないけど小麦は経済の血液ってなんだっけ。カタン?
・アベルは沢山居るけどカインは一人しかいない、ということは続編は12人の個性的な弟を育成するゲームですね
・「俺を憎んでるだろ憎んでるに決まってる」→「いや別に憎んでないよ」→「これで終わったと思うなよ」人の話し聞けよ!
・(ナオヤニーサンが笑いに走りすぎて空気と化すアマネ様)
・またもや巨大な金子顔
・だから誰なんだよこの顔
・アツロウさんチームに1ターンキルされるイザベルとハエ
・エンディング一枚絵がギョウザスーツだったら笑い死ぬところだった
ところでムスビがみつからないんだけど
2009年2月11日 ゲーム*新しい相関図(右上で見切れてる月森先生)
キャラは多いながらスッキリまとめてありました。職人さん乙です
新しい相関図はデビサバ勢がすごく大きいですね。ドリーとデビサバさんぐらいしか入らないかと思ったらマリてんてーまで入ってた。
このへんは「ネタを広げるポイントがあるか」が鍵ですね。侮れないなデビサバ勢。
たしかに、一つ一つを洗い出してみると、クロスオーバーネタに使いやすい要素を持ってるんですよ。デビサバさんに関しては、ハエキングと赤おじさんを吸収したってネタだけでしばらくは出番に困らない気がする。ゲームやってても吹いたもんなあ。
そして主人公の兄たちの驚くべきブラコン率。
諒兄ちゃんとものすごく距離をとってるフィギュア職人神郷慎に泣いた。
もっとP4ネタとか入ってくるかと思ったら思ったより大人しい印象。目立った矢印はP4さんとライドウさんの幼女をめぐる対立構造ぐらいか。これ一方的にライドウさんが変質者だよね。
デビサバ勢が意外と出番の切っ掛けを持っているのに対して、P4勢は出番に結びつくような切り口が無いのかな?
プレイヤーの数ではP4のほうが多いと思うので、ネタにしやすいかが影響してますね。
予想では大先輩とオオカミさんのネタが入るかと思ったんですが、絡めるどころかすごい潔い排除にやられました。
*検索で来る人に割りと不親切に書いてます
虹テン関連の検索ワード多いなあ。基本的に、うちの日記を見に来てくれてる二人ぐらいの「」に向けて書いてる呟きのようなものなので、まったく虹テン知らない人がこれから詳しく知りたい、というニーズにはあまり合致していません。
相関図が出回ったことで、もっと知りたいと思う人が出てきてもおかしくないとは思ってたんですが、自分でも検索してみましたが、虹テンで検索しただけでは本体にたどり着けないですね。
ログ置き場が検索よけしてるしなあ。
これでは知りたいと思う人がたどり着けなくても仕方ないな。
2chしか匿名掲示板を知らない人も多いだろうし、そういう人には2時間もすれば大抵404になってしまうimgは、非常に流れを追いづらいというのは良くわかります。2chなら祭でもない限り、足の早いスレでも24時間ぐらいは残っててくれるものですからね。
自分も、ほとんどリアルタイムのスレに遭遇できないから、ここでネタに対する感想を言ってる様な状態です。その場に居ることができたら直接スレ立ててくれた職人さんに感想伝えたいさ。
昔はリアルタイムで参加してたけど流石に眠い。酒場(ゴルロアスレ)も見ずに寝ちゃうしなー。
場所
ふたばちゃんねる 二次元裏img
時間帯
AM1:30~3:00ぐらいが住人の活動時間
まずimgがふたばちゃんねるのトップから入れない時点で敷居が高い気がする。(ふたばちゃんねるトップにアクセスして、二次元裏ってリンクが3種類あると思いますがその中にimgへのリンクが入ってません)
そして肝心のスレ自体はすぐ消えてしまいます。1時に立ったスレが2時には404なので、遭遇できるチャンスが1時間しかない上に、カタログ表示から消えていたりして見つけることも困難だったり……まあこれは虹覧使えばクリアできるんですが。
詳しく知りたい人も「imgまではたどり着けたけどその先が進まない」ってことになるような気がします。
今だったら「蕎麦二つ、それとあそこのヘッドホンと帽子少年に公園の水」とかでググれば、蕎麦屋スレのキャッシュが残ってるかな?虹テンはいつもこんな感じです。
まずは気になって検索する→キャッシュやログを読む→わからない略称や人名が気になってまた調べる→ネタがわかるようになるとさらに面白くなる の流れで自分はすっかりとはまってしまいました。
何でダイレクトに保管庫のURL貼らないかと言うと、ここは「」に考慮して知りたい人は自力でたどり着いてね(半年ROMれ)ってことで。
キャラは多いながらスッキリまとめてありました。職人さん乙です
新しい相関図はデビサバ勢がすごく大きいですね。ドリーとデビサバさんぐらいしか入らないかと思ったらマリてんてーまで入ってた。
このへんは「ネタを広げるポイントがあるか」が鍵ですね。侮れないなデビサバ勢。
たしかに、一つ一つを洗い出してみると、クロスオーバーネタに使いやすい要素を持ってるんですよ。デビサバさんに関しては、ハエキングと赤おじさんを吸収したってネタだけでしばらくは出番に困らない気がする。ゲームやってても吹いたもんなあ。
そして主人公の兄たちの驚くべきブラコン率。
諒兄ちゃんとものすごく距離をとってるフィギュア職人神郷慎に泣いた。
もっとP4ネタとか入ってくるかと思ったら思ったより大人しい印象。目立った矢印はP4さんとライドウさんの幼女をめぐる対立構造ぐらいか。これ一方的にライドウさんが変質者だよね。
デビサバ勢が意外と出番の切っ掛けを持っているのに対して、P4勢は出番に結びつくような切り口が無いのかな?
プレイヤーの数ではP4のほうが多いと思うので、ネタにしやすいかが影響してますね。
予想では大先輩とオオカミさんのネタが入るかと思ったんですが、絡めるどころかすごい潔い排除にやられました。
*検索で来る人に割りと不親切に書いてます
虹テン関連の検索ワード多いなあ。基本的に、うちの日記を見に来てくれてる二人ぐらいの「」に向けて書いてる呟きのようなものなので、まったく虹テン知らない人がこれから詳しく知りたい、というニーズにはあまり合致していません。
相関図が出回ったことで、もっと知りたいと思う人が出てきてもおかしくないとは思ってたんですが、自分でも検索してみましたが、虹テンで検索しただけでは本体にたどり着けないですね。
ログ置き場が検索よけしてるしなあ。
これでは知りたいと思う人がたどり着けなくても仕方ないな。
2chしか匿名掲示板を知らない人も多いだろうし、そういう人には2時間もすれば大抵404になってしまうimgは、非常に流れを追いづらいというのは良くわかります。2chなら祭でもない限り、足の早いスレでも24時間ぐらいは残っててくれるものですからね。
自分も、ほとんどリアルタイムのスレに遭遇できないから、ここでネタに対する感想を言ってる様な状態です。その場に居ることができたら直接スレ立ててくれた職人さんに感想伝えたいさ。
昔はリアルタイムで参加してたけど流石に眠い。酒場(ゴルロアスレ)も見ずに寝ちゃうしなー。
場所
ふたばちゃんねる 二次元裏img
時間帯
AM1:30~3:00ぐらいが住人の活動時間
まずimgがふたばちゃんねるのトップから入れない時点で敷居が高い気がする。(ふたばちゃんねるトップにアクセスして、二次元裏ってリンクが3種類あると思いますがその中にimgへのリンクが入ってません)
そして肝心のスレ自体はすぐ消えてしまいます。1時に立ったスレが2時には404なので、遭遇できるチャンスが1時間しかない上に、カタログ表示から消えていたりして見つけることも困難だったり……まあこれは虹覧使えばクリアできるんですが。
詳しく知りたい人も「imgまではたどり着けたけどその先が進まない」ってことになるような気がします。
今だったら「蕎麦二つ、それとあそこのヘッドホンと帽子少年に公園の水」とかでググれば、蕎麦屋スレのキャッシュが残ってるかな?虹テンはいつもこんな感じです。
まずは気になって検索する→キャッシュやログを読む→わからない略称や人名が気になってまた調べる→ネタがわかるようになるとさらに面白くなる の流れで自分はすっかりとはまってしまいました。
何でダイレクトに保管庫のURL貼らないかと言うと、ここは「」に考慮して知りたい人は自力でたどり着いてね(半年ROMれ)ってことで。
引き続きデビサバのステータスボーナス実験
2009年2月11日 ゲーム*ステ減少の法則
昨日の記録で
妖獣ワイラ+ニギミタマ2回アラミタマ1回 Lv.7
力9
魔11
体4
速5
と書いてましたが、メモを見たら
妖獣ワイラ+ニギミタマ2回サキミタマ1回 Lv.7
力6
魔10
体8
速5
でした。
違うじゃないか!全然違うじゃないか!
どうやらデフォルト能力値(青い部分)は削れないようです。実験してみました。
1、平均能力のガルムを買う
2、セットを購入してひたすら同じ御霊を作る
3、限界までステを伸ばしてガルムのボーナス値を測定する
4、別の御霊で能力を削ってみる
セットは能力値が平均のピクシーセットとオーガセットを使用しました(セットの中では質の安定率が高い)。
妖獣ガルム 基礎レベル11
11
3
6
7
ニギミタマを3回使用した結果、ガルムのボーナス上限は7でした。
妖獣ガルム+ニギミタマ3回 レベル11
11
10
6
7
上限に到達したのを確認してクシミタマでボーナスを変更してみました。
妖獣ガルム+ニギミタマ3回クシミタマ1回 レベル11
11
7
6
10
何度やり直しても魔しか削れない。
恐らくですが、御霊で削られるのは
・御霊増加分
・素材のボーナス
のみのようです。
普通に育てた場合のレベルアップ分は削られないっぽいですね。
レベルアップ分と、合体素材のボーナス&御霊は別カウントされてるようです。
ただし、最終的な能力合計にどう影響するかはまだわかりません。それこそ、一定以上のレベル上げをした場合はボーナス合計が+1されるような計算式があるかもしれません。+1されるというよりも、小数点以下端数が繰り上がったりするかもしれない、と考えてます。
それと、精霊の成長ボーナスが反映される数値にも法則があるのかな。速にボーナスが5ついた御霊をカバに使っても2しか伸びないとか。
*アトラス伝統理不尽な強さの隠しボス枠
見覚えで精霊育てて御霊作って合体してステータスボーナスがどう変動するかの検証ばかりやってたら
……ゆずゆずまでレベルカンストしてしまいました。(アツロウさんが96、マリてんてーが91)
これはきっと閣下に会いに行けと言うメッセージだと思い、遊びにいったんですよ永田町。
え、なにこの……負けないと進めない系のイベント?
スレで閣下第二形態とか第三形態とか言ってた意味が分かりました。
たしかに普段、吸魔祭りで理不尽なフルボッコとかやるけどさ!閣下に同じ事やられて改めて吸魔の怖さがわかったよ!
どうすればいいんだこれ……メタトロンお兄ちゃんの種族スキル使うん?
マップ攻撃のメギドラダインより、メギドラオン吸魔コンボが怖いんだけど。
仲魔のレベルもスキルも揃ってると思うんで(その時点で一番レベルが低かったのがアスタさんの69)手順と作戦によっては勝てそうですが、再戦する気が起こりませんでした。
どうせアトラスの隠しボスだから、ただ攻撃するんじゃなくて、一番HP高い仲魔をずっとガードにしてターンエンドに回復代わりにサマリカームとか、なんか作戦使えってことなんだろうな。
あと雑魚で吹いた。アスタさんは相変わらず閣下大好きっ子だな。
*ナオヤニーサンが2時間でやってくれました
ナオヤニーサンはお笑い担当。確信した。
閣下を見て目が覚めたので、アツロウルートをクリアしました。
ベリトは相変わらず弱いです。メタトロンお兄ちゃん(レベル94)に肉片にされる程度。
以下アツロウルートを駆け足でお伝えします
・ゆずゆずマリてんてーアツロウさんは強くなりすぎたので、ケイスケドリーイズナ一尉とチェンジ
・ずっとベンチ入りなのに、見覚えの成長だけでレベル70越えしてるケイスケとドリー
・脳筋過ぎて見覚えすらできないイズナさんレベル51
・襲い来る雑魚を肉片にするイズナさん
・(イズナさんの戦いを見守ってるほかの3人)
・(肉団子から肉団子へと変形するベリト)
・ちなみにイズナさんはS狂戦士もちなのですべて通常攻撃
・終わった頃に登場するナオヤニーサン
・(下駄でヒルズを登りきるナオヤニーサン)
・(実はみんながベリト戦してる間に休憩してたナオヤニーサン)
・アツロウさんはデビサバさんとナオヤニーサンが好きすぎる
・やっとパイプオルガンを使うときがきた
・アツロウさんの反応が犬だコレ
・コンソールに単身つっこんで敵に囲まれるナオヤニーサン
・アツロウさんの反応が犬だコレ
・誰この金子顔…フツヌシおじいちゃん!フツヌシおじいちゃんじゃないか!
・物理耐性持ちのバベル相手に1500叩き出すメタトロンお兄ちゃんの貫通デスバウンド
・攻撃に回れって言われて動く前にバベルが倒されるアツロウさん
・何その入力コマンド。ふざけてるの?
・マップドットでもアサルトライフル二丁持ちの伏見隊長
・ゆずゆずの服はこういう構造になってたのか
ラストはいつも通りM様モードなお兄ちゃんからのメールで〆ですが……
なんか怖い。お兄ちゃんのメール怖いよコレ。
YASPONエンドや魔王エンドでも、なんだかんだで人間を見捨ててない大天使様でしたが、このメールはちょっと怖かったです。
あと救世主エンドのメールも怖かったです。「これからはロウサイド期待の新人として働いてもらうんだからね、覚悟してね」的な意味で。
それにしても毎度毎度お兄ちゃんがぽちぽちメール打ってるところ想像すると和む。まさか大天使とメル友になれるゲームだとは思わなかったよ。
一応、次にジンルートの予定です。セブンスドラゴンより前に終わりそう。
あとログ読み返してみるとメタトロンとサンダルフォンについて書きすぎだこれ。つくづく自分はメカ天使が好きすぎる。お兄ちゃんに会いたいがためにマニクロで泣く泣く魔人と戦う未来が見えるようだ。
次の作品では弟も出てきてくれるといいなあ。
アバ王の会話を見る限り、サンダルフォンとの仲は悪く無いけどブラコンでもない、と思う。きっとそうだ。頼むそうであってくれ。あ、アビヒコとナガスネヒコは仲よさそう。
というか主人公の兄連中がブラコンすぎるだけで兄キャラが皆ブラコンだなんてそんな……ロンドの飛鳥弥勒ってどうなの?ブラコン?